血糖値を下げる食材選びと食べ方

健康

飽食の時代と呼ばれている現代、その弊害の代表の「糖尿病」。

血糖値が高い人は、アルツハイマー病やガンにかかりやすく、また心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい…最近こうした調査結果が相次いで発表され、話題となっています。
ガンは実は、糖血病、高血糖病なのです。

血糖値を正常化すればガン、糖尿病が治り、瀕死の病人が生き返ります。

血糖値を下げると、様々な病気が改善していきます。

その為の食の知恵を紹介します。

血糖値を下げる食材選びと食べ方 – 強健ラボ

血糖値を下げる食材選びと食べ方

血糖値とは?

血液中に含まれるブドウ糖の濃度をさします。

実は、この血糖値が上がることによって体が酸化され、糖尿病だけでなく、ガンや痴呆症などの病気を発症しています。

今まで、体を酸化させずアルカリ化させましょうと言ってきましたが、酸化とアルカリ化の綱引き合戦において、酸化側の強烈な力となっているのが、血液中の糖だったのです。

ブドウ糖の元は、炭水化物です。

ご飯や、麺類、パンなど、食べると最初は唾液と混じり麦芽糖になり、腸内で消化酵素によってブドウ糖に成ります。

健康な人の血糖値は、吸収されたブドウ糖の量に比例して上がるということはありません。

膵臓がインスリンを出し、ブドウ糖を随時、細胞中に取り込んでくれるからです。

ブドウ糖を取り込むのは主に、筋肉細胞、肝細胞、脳細胞で、筋肉と肝細胞は、インスリンでブドウ糖をグリコーゲンに変えて保存します。

さらに筋肉細胞、肝細胞、脳細胞が保存できる量には限りがあるため、余ったブドウ糖はインスリンによって中性脂肪に変えられ、脂肪細胞として保存されます。

健康な人の血糖値は、常に70mg/d~140mg/dという、ちょうどいいところで保たれています。

しかし糖尿病の方の場合は、インスリンがちゃんと分泌されなかったり、インスリンが正常に機能しないため、摂取した炭水化物の多くはエネルギーとして代謝されずに、ブドウ糖のまま、血糖値の上昇に貢献し続けてしまっています。

血液中の糖分も、ぽっこりお腹にたまった中性脂肪も、原材料はブドウ糖、つまり炭水化物のパン、ご飯、麺類などです。

食事以外では、経口避妊薬(ピル)や副腎皮質ホルモン(ステロイド)といった薬品にも血糖値を上昇させる副作用が存在します。

また、風邪、疲労、睡眠不足、過度のストレス、生理前などの体調不良時にも血糖値は上昇する傾向にあります。

そのほか、糖分の多いビールや日本酒などのアルコール飲料や、カフェインの摂取後、喫煙後などにも血糖値は上昇しますので、注意が必要です。

血糖値を下げるとあらゆる病気が改善します

血糖値が高い人は、アルツハイマー病やガンにかかりやすく、また心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい…最近こうした調査結果が相次いで発表され、話題となっています。

ガンは実は、糖血病、高血糖病なのです。

血糖値を正常化すればガン、糖尿病が治り、瀕死の病人が生き返ります。

血糖値を下げると、様々な病気が改善していきます。

これまで紹介してきましたMMS、卵醤、野菜スープ、ファイアーサイダー、梅干し、味噌、クエン酸、重曹、スギナ茶、パウダルコ茶、ヨモギ茶、タンポポ茶・・・などなど、酸化体質をアルカリ体質に変えていくものですが、つまり、全て血糖値を下げる働きがあったのです。

また、岩盤浴・陶板浴・炭酸泉は、血糖値を下げるのでガンをはじめ、あらゆる病気を改善させていきます。

しかし、病院で行なうインスリン注射は、見せ掛けの数値を下げているだけですので、これは問題外です。

とにかく、現代人は、糖質を食べ過ぎています。

様々な健康法を行なってるけど、効果が無い人は、多分、何気に糖質をガンガン食べているはずです。

GI値の低い食べ物を選びましょう

下記のGI値を参考に断糖生活を心がけましょう。

ただし、この数値は、汚染、農薬、加工劣化、化学添加物、防腐剤などの別の酸化要素は無視された数値ですので、これを鵜呑みにした判断は禁物です。

例えば下記の通り、マヨネーズ=GI値15 と低いですが、市販品のマヨの油は化学抽出油に防腐剤などで作られていますが、GI値とは関係ありません。

また、葉物野菜はほとんどGI値が低く優秀ですが、農薬まみれの葉物野菜ではちょっとね~

やはり素材のクオリティーが根本的に大事であることは、言うまでもありません。

◆食べ物のGI値◆

食べ物のGI値とは、血糖値の度合いを示す指標です。

GI値が60以内の食べ物を選んで食べることが肝要です。

食べ物の種類、肉や野菜、穀類何でもどんなものでも分類に関係なく、GI値が60 以内の食べ物を選びましょう。

穀物・パン・麺類

【GI値が高いもの】

  • 食パン・・・95
  • フランスパン・・・95
  • 白米・・・88 (下記参照)
  • ビーフン・・・88
  • もち・・・85
  • うどん・・・85
  • ロールパン・・・83
  • そうめん・・・80
  • 赤飯・・・77
  • インスタントラーメン・・・73
  • ベーグル・・・75
  • コーンフレーク・・・75
  • パスタ・・・65

お米の品種の中でもGI値の低い高アミロース米を選びましょう。
代表的な品種は「さち未来」「ホシユタカ」「越のかおり」「夢十色」などで、インド、タイ米などもよいです。いわゆるあっさりしたお米ですね。
一方、美味しいお米はだいたい低アミロースでGI値が高いです。

【GI値が低いもの】

  • おかゆ(精白米)・・・57
  • 玄米・・・55
  • ライ麦パン・・・55
  • オートミール・・・55
  • そば・・・54
  • 中華麺・・・50
  • 麦・・・50
  • 全粒粉パン・・・50
  • パスタ(全粒粉)・・・50
  • おかゆ(玄米)・・・47
  • 春雨・・・32

野菜類

【GI値が高いもの】

  • ジャガイモ・・・90
  • ニンジン・・・80 (下記参照)
  • 山芋・・・75
  • とうもろこし・・・75
  • 長いも・・・65
  • かぼちゃ・・・65
  • 里芋・・・64

ニンジンはGI値が高いですが、実は80年代にジュースにして高濃度で計測されたいい加減な数値が、現在にも何故か使われているそうで、実際はもっと低いようです。

シドニー大学のジェニー・ブランド・ミラー博士によると人参は血糖値と脳にとても良い食品で血糖値を急上昇させたりしないとそうです

【GI値が低いもの】

  • 栗・・・60
  • さつまいも・・・55
  • レンコン・・・38
  • 松茸・・・29
  • えのき・・・29
  • エリンギ・・・28
  • しいたけ・・・28
  • 長ネギ・・・28
  • しめじ・・・27
  • なめこ・・・26
  • くらげ・・・26
  • キャベツ・・・26
  • ピーマン・・・26
  • サヤインゲン・・・26
  • 大根・・・26
  • 竹の子・・・26
  • グリーンアスパラ・・・25
  • ブロッコリー・・・25
  • 春菊・・・25
  • かぶ・・・25
  • ナス・・・25
  • セロリ・・・24
  • かいわれ大根・・・24
  • マッシュルーム・・・24
  • モロヘイヤ・・・24
  • こんにゃく・・・24
  • にがうり・・・24
  • クレソン・・・23
  • 小松菜・・・23
  • チンゲンサイ・・・23
  • キュウリ・・・23
  • しらたき・・・23
  • レタス・・・23
  • みょうが・・・23
  • サラダ菜・・・22
  • もやし・・・22
  • ほうれん草・・・15

果物

【GI値が高いもの】

  • 苺ジャム・・・82
  • パイナップル・・・65
  • 黄桃缶詰・・・63

【GI値が低いもの】

  • レーズン・・・57
  • みかん缶詰・・・57
  • バナナ・・・55
  • ぶどう・・・50
  • マンゴー・・・49
  • メロン・・・41
  • 桃・・・41
  • 柿・・・37
  • さくらんぼ・・・37
  • りんご・・・36
  • 洋梨・・・36
  • キウイ・・・35
  • ブルーベリー・・・34
  • プルーン・・・34
  • レモン・・・34
  • 梨・・・32
  • オレンジ・・・31
  • グレープフルーツ・・・31
  • パパイヤ・・・30
  • あんず・・・29
  • イチゴ・・・29
  • アボカド・・・27

肉類・魚介類

GI値が高いもの】

⇒特になし

【GI値が低いもの】

  • ちくわ・・・55
  • かまぼこ・・・51
  • 焼き豚・・・51
  • ツナ缶・・・50
  • ベーコン・・・49
  • サラミ・・・48
  • つみれ・・・47
  • ハム・・・46
  • 牛肉・・・46
  • 豚肉・・・46
  • ソーセージ・・・46
  • 鶏肉・・・45
  • 鴨・・・45
  • 鯨・・・45
  • ラム・・・45
  • 牡蠣・・・45
  • ウニ・・・44
  • シジミ・・・44
  • あわび・・・44
  • うなぎ蒲焼・・・43
  • ハマグリ・・・43
  • ほたて・・・42
  • まぐろ・・・40
  • アジ・・・40
  • 穴子・・・40
  • えび・・・40
  • イカ・・・40
  • たらこ・・・40
  • ししゃも・・・40
  • しらす・・・40
  • イクラ・・・40
  • アサリ・・・40

乳・乳製品・卵

【GI値が高いもの】

  • 練乳(加糖)・・・82
  • アイスクリーム・・・65

【GI値が低いもの】

  • クリームチーズ・・・39
  • ドリンクヨーグルト・・・33
  • マーガリン・・・33
  • スキムミルク・・・31
  • バター・・・30
  • 卵・・・30
  • 低脂肪乳・・・30
  • 牛乳・・・25
  • プレーンヨーグルト・・・25

豆類・海藻類

【GI値が高いもの】

  • こしあん・・・80
  • つぶあん・・・78

【GI値が低いもの】

  • 厚揚げ・・・46
  • 小豆・・・45
  • グリーンピース・・・45
  • 油揚げ・・・43
  • 豆腐・・・42
  • おから・・・35
  • 納豆・・・33
  • 大豆・・・30
  • 枝豆・・・30
  • カシューナッツ・・・29
  • アーモンド・・・25
  • 豆乳・・・23
  • ピスタチオ・・・23
  • ピーナッツ・・・20
  • ひじき・・・19
  • 昆布・・・17
  • 青海苔・・・16
  • 寒天・・・12
  • もずく・・・12
  • ところてん・・・11

菓子・飲料水・お酒

【GI値が高いもの】

  • キャンディー・・・108
  • どら焼き・・・95
  • チョコレート・・・91
  • 大福餅・・・88
  • ドーナツ・・・86
  • キャラメル・・・86
  • フライドポテト・・・85
  • ショートケーキ・・・82
  • ホットケーキ・・・80
  • みたらし団子・・・79
  • クッキー・・・77
  • クラッカー・・・70
  • カステラ・・・69
  • アイスクリーム・・・65

【GI値が低いもの】

  • ポテトチップス・・・60
  • プリン・・・52
  • ココア・・・47
  • ゼリー・・・46
  • 100%果汁ジュース・・・42
  • ワイン・・・40
  • カフェオレ・・・39
  • サワー・・・38
  • 日本酒・・・35
  • コーヒー(ミルク入り)・・・35
  • ビール・・・34
  • ヨーグルトドリンク・・・33
  • ブラックコーヒー・・・16
  • ストレートティー・・・10
  • 緑茶・・・10

調味料

【GI値が高いもの】

  • グラニュー糖・・・110
  • 上白糖・・・109
  • 氷砂糖・・・100
  • 黒砂糖・・・99
  • 水飴・・・93
  • はちみつ・・・75
  • メープルシロップ・・・73
  • こしょう・・・73

【GI値が低いもの】

  • カレールー・・・49
  • 練りわさび・・・44
  • みそ・・・34
  • オイスターソース・・・30
  • ケチャップ・・・30
  • ウスターソース・・・29
  • 和風だしの素・・・21
  • めんつゆ・・・20
  • 豆板醤・・・19
  • みりん・・・15
  • コンソメ・・・15
  • マヨネーズ・・・15
  • マスタード・・・14
  • 醤油・・・10
  • 塩・・・10
  • トマトソース・・・9
  • 米酢・・・8
  • ワインビネガー・・・2

<スポンサ-ドリンク>

血糖値を上げない食べ方

ポイント1

低GI値食品を基本にする

GI値とは血糖値の上がりやすさを示す数値です。

絶対に低GI値のものだけ食べないといけないわけではないですが
なるべく低いものを選んでください。

ポイント2

食べる順番を徹底する

これはポイント1かそれ以上に重要な項目になります。

空腹時に糖分が高いものを摂取してしまうと、血糖値が急激に上昇してしまいますが、食物繊維を先に摂取しておくと、糖の吸収が穏やかになります。

よって下記の食べる順番を徹底してください。

①野菜類や豆類などの食物繊維が含まれたもの

②肉や魚などのタンパク質主体のもの

③ご飯や麺などの炭水化物(糖質)

ポイント3

食べ合わせを意識する

同じ食品でも食物繊維やタンパク質が多いものと、一緒に摂取すると血糖値を緩やかにすることができます。

例えばご飯だけを食べたときと納豆と一緒に食べたときのGI値を比べると3割も違ってきます。

他にも酢の物や味噌汁でも同じくらい減少しますのでおにぎりや弁当の具などは工夫しましょう。

ポイント4

糖化食品の過食を抑える

糖化は体内部だけでなく外部でも起こる反応です。

熱を加えるスイーツ類はAGEsを特に多く含みます。

AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、すなわち「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のことです。

強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされています。

ホットケーキを挙げてみましょう。
小麦粉(糖)と卵や牛乳(タンパク質)をミックスして加熱すると、ホットケーキが焼けます。
そして、ホットケーキ表面のこんがりキツネ色になっている部分こそが糖化した部分。ここにAGEが発生しているのです。

家庭内で作る料理はあまり気にしなくても大丈夫ですが市販の菓子類はほどほどにしましょう。

ポイント5

食後の運動

食後に軽い運動をすると血糖値の上昇が緩やかになります。

運動をすることにより筋肉や肝臓へ取り込まれる糖が増える、つまりすぐ使われることになり血糖値が安定するのです。

運動と言っても散歩やウォーキングなどの軽いものですので誰でも無理なくできます。
(むしろ激しい運動は健康に悪いです)

時間にして20分か30分ほどが良いとされてます。

食後の運動は諸事情で難しい場合はできるときに行いましょう。

運動を習慣づけることが大事になります。

ポイント6

早食いするとカロリーの摂り過ぎや胃の負担を大きくすることにもなるのでよく噛むことを忘れないようにしましょう。

目安は一口あたり30回です。

そしてなるべく空腹を感じてから食べるようにします。

おすすめは朝食を抜いて2食にすることです。

更に強力に血糖値を下げるクエン酸

意外と知っている事が多いですが、なかなか出来ないものです。

血糖値を上げない日々の努力は、今後の健康に大きく影響しますので、是非チャレンジされてください・・・

もっと手っ取り早く簡単に血糖値を下げる方法は無いの?という方に、クエン酸は素晴らしく効果があります。

まさに、クエン酸は、救世主!

つまり、ガン、糖尿病の方にも非常に効果が期待できます。

どうにもならない方は、是非一度クエン酸水を飲まれみてください。

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