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いつまでも戦争止めないゼレンスキー…それは止めたら自分が追放されるから

いつまでも戦争止めないゼレンスキー…それは止めたら自分が追放されるからウクライナの大統領であるウォロディミル・ゼレンスキーなる人物を支援する欧米や日本の国民は、大きな誤解をしている。それは、彼が戦争をつづけようと躍起になっている好戦派であるという事実を知らないところに起因している。しかも、戦争をつづけたがっているゼレンスキーを、一部の欧州諸国の指導者が支援しようとしている。ウクライナでも、欧州諸国でも、世論調査の結果は、過半数が戦争終結と和平を求めている。それにもかかわらず、そうしないというのがいまの現状なのだ。こんな状況に民主主義はあるのか。しかも、日本の伝統メディアはこうした奇妙な現状をまったく報道しない。戦争終結を求める国民ロシアの大規模侵攻がはじまって以来初めて、ウクライナ国民の52%が戦争終結に向けた交渉をできるだけ早く開始することに賛成していることが、米ギャラップ社の世論調査でわたった。今年8月と10月に実施したウクライナに関する最新の調査では、ウクライナ人の平均52%が、自国が一刻も早く戦争終結に向けて交渉することを望んでいることがわかったというのである。他方で、 ウクラ...
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シリアの死後:テロ、占領、そしてパレスチナ

シリアの死後:テロ、占領、そしてパレスチナダマスカス陥落を喜ぶNATOとイスラエルの陰謀団は、予想以上の事態に見舞われることになるだろう。それぞれが利益を狙う地域や外国のさまざまな勢力に支援されている過激派民兵と市民社会の間での権力闘争と内紛だ。写真提供: ザ・クレードルシリアの突然の急速な終焉を予測した短い見出しは、私たちが予想していた通り、「エルサレム、新オスマン主義と遭遇」。副題は?西側諸国にとってはウィンウィン、そして抵抗枢軸にとっては致命的な打撃。しかし、いまだに浸透しているアメリカのポップカルチャーを引用すると、フクロウは見た目通りではないのかもしれません。まずはシリアのバッシャール・アル・アサド前大統領の降伏から始めよう。カタールの外交官は非公式に、アサド大統領は数日前にアレッポから大規模な軍事攻勢を開始し、その後急速に南下してハマ、ホムス、そしてダマスカスを目指していた武装反政府勢力と権力移譲の交渉を試みたと主張している。これは先週末、ロシア、イラン、トルコの間でドーハで密室で詳細に話し合われた内容で、シリア非武装化に向けた停滞した「アスタナ・プロセス」の最後の一息のと...
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シリアのアサド政権崩壊でトルコはロシアを裏切ったのか、両国は連携したのか

シリアのアサド政権崩壊でトルコはロシアを裏切ったのか、両国は連携したのか バシャール・アル・アサド一家はロシアへ到着したと伝えられている。ロイターは12月8日、アサド大統領を乗せた航空機が墜落したと伝えていたが、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はそれを誤報だと主張し、撤回を求めていた。 2021年8月にアフガニスタンの首都カブールが陥落した際にはアメリカ軍を含めて大混乱だったが、今回のアサド政権崩壊は穏やかに推移しているように見える。ダマスカスを制圧したハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)だけでなくシリア政府側も落ち着いているようだ。HTSが攻め込んだ際、シリア軍は戦わなかったとも伝えられている。政権が「崩壊するスピードの速さ」を生み出した原因はそこにあるのだろう。 アメリカ軍は油田地帯を含むシリア東部をクルドと共同で支配しているが、ロシア軍も地中海沿岸にタルトゥス海軍基地とフメイミム空軍基地を置いている。HTSはこうしたロシアの基地を攻撃する動きは見せていないだけでなく、防衛態勢に入っている。 HTSはアル・カイダ系のアル・ヌスラ戦線を改名した組織だとされ、そのアル・ヌスラ...
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シリア・アサド政権は崩壊間近…ウクライナの泥沼にハマったプーチンが迫られる「究極の選択」と、その後に襲う「深刻な打撃」

シリア・アサド政権は崩壊間近…ウクライナの泥沼にハマったプーチンが迫られる「究極の選択」と、その後に襲う「深刻な打撃」シリア・アサド大統領の「モスクワ逃亡」?シリアの反政府勢力がここ数年で最大の攻撃を開始し、シリア内戦が大きな転換点を迎えた。シリア主要都市であるアレッポがあっという間に陥落した。シリアは南部のダマスカスが首都だが、北部のアレッポは南部にある首都ダマスカスに次ぐ第二の都市で、日本でイメージすれば、大阪があっという間に制圧されたという感じだ。そんな重要都市を取られようとしているのに、アサド政権の政府軍はほとんど抵抗らしい抵抗を行わずに逃げ出した。日本のメディアでは、シリア北部だけでなく、シリア中部においても反政府勢力が攻勢を強めていると報じられているが、現実には反政府勢力の攻勢はもっと進んでいる。政府軍の最重要拠点であるシリア南部の首都ダマスカスにおいてでさえ、すでに激しい銃撃戦が繰り広げられているのだ。主流派メディアは報じていないが、すでにアサド大統領がモスクワに脱出したという情報が出ている。私はこれは確実だと見ていいのではないかと考えている。というのは、ロシア大統領府の...
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シリア政権転覆の意味

2024年12月9日   田中 宇12月8日、シリアのアサド政権があっさり転覆された。アルカイダ系の反政府組織HTSは、イスラエルがヒズボラを制圧してレバノンが停戦した翌日の11日28日に今回の決起を開始し、わずか11日で強かったはずのアサド政権を倒し、アサド大統領をモスクワ亡命に追いやった。この間の戦闘での死者は兵士772人、市民138人にすぎない。激戦でなく、ダマスカスもホムスもほとんど無血開城だった。アサド政権は徹底抗戦して負けたのでなく、あまり戦わずして負けを認めた。(What's next for Turkey in Syria)(War monitor says 910 killed, including 138 civilians, since Syrian rebel offensive)独裁者のアサドが亡命していなくなる代わりに、その下のジャラリ首相以下、軍や治安組織を含む政府は丸ごと残り、今後の新政権ができるまでの暫定政府として機能することになった。HTS指導者のジャウラニは、1年半の政権移行期を設け、その間は暫定政府を機能させると言っている。アサドは、負けが見えた...
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ATOがシリアでアサド体制を倒し、多元社会は窮地

ATOがシリアでアサド体制を倒し、多元社会は窮地 イドリブに立てこもっていたイスラム教スンニ派の武装集団ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)がダマスカスを制圧、バシャール・アル・アサド政権は倒されたようだ。崩壊するスピードの速さに驚いている人が少なくないが、現地からの情報によると、シリア軍が負けたのではなく戦わなかったと見られている。 HTSは11月27日、レバノンでの停戦開始に合わせてシリア軍を奇襲攻撃した。HTSはカタールからの支援で購入した最新の兵器とウクライナのオペレーターが操作する多数のドローンを保有、アレッポを制圧した後、支配地域を広げていると伝えられている。ウクライナ本国ではアメリカ/NATOに支援されたネオ・ナチ政権が風前の灯だが、シリアではロシアにダメージを与えることに成功したと言えるかもしれない。 こうした攻撃の際、シリア軍の一部は戦わずに逃亡したと伝えられているが、2011年からバラク・オバマ政権が始めた侵略戦争の際にもシリア軍は兵士の3分の2は逃げたとされている。シリア軍の大半がスンニ派だということも影響しているのだろう。 HTSが攻撃を始める前、イスラエ...
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西側メディアの偽報道が押し付けるイメージが世界を破滅へ向かわせる

西側メディアの偽報道が押し付けるイメージが世界を破滅へ向かわせる シリアの戦乱は2011年3月から始まった。​その翌年の6月、メルキト・ギリシャ典礼カトリック教会のフィリップ・トゥルニョル・クロス大主教は現地を調査、ローマ教皇庁のフィデス通信に対し、「誰もが真実を語れば、シリアの平和は守られる。紛争の1年後、現地の現実は、西側メディアの偽情報が押し付けるイメージとはかけ離れている」と報告している​。西側有力メディアの情報操作を批判したのだ。 クロス大主教も反シリア政府軍の戦闘員はサラフ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)とムスリム同胞団であり、出身国はリビア、レバノン、ペルシャ湾岸諸国、アフガニスタン、トルコなどだと指摘、イスラム教徒とキリスト教徒の間に伝統的に存在した友愛関係を破壊しようとしているとも語っている。 こうした戦闘集団は事実上の傭兵で、雇い主はアメリカ、サイクス・ピコ協定コンビのイギリスやフランス、トルコやカタールといったムスリム同胞団と関係の深い国など。こうした構図は現在のシリアでも基本的に変化していない。 現地の住民を含め、現実を知っている人びとは西側の有力メデ...
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中国メディア、韓国非常戒厳「ソウルの冬」の背景に「傾国の美女」ー愛する女のためなら

中国メディア、韓国非常戒厳「ソウルの冬」の背景に「傾国の美女」ー愛する女のためなら韓国大統領、非常戒厳を宣言し解除(写真:ロイター/アフロ) 中国の官製メディアは6時間で終わった韓国非常戒厳を「茶番劇」と片付けたが、中国政府の通信社「新華網」の第一報の見出しを「ソウルの冬」と銘打ったために、中国のネットでは韓国映画『ソウルの春』を連想し、監視に対する警戒がすっかり緩くなってリラックスムードとなり、韓国版「傾国の美女」に関心を示す「本音」の情報が飛び交っている。 中国のネットでは、この非常戒厳は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、愛妻・金建希(キム・ゴンヒ)夫人(以下、キム夫人)が数々の疑惑により検挙されようとしているので、それを阻止するために起こしたものだという結論で賑わっているのだ。 さすが、玄宗皇帝を破滅に追いやった「傾国の美女」楊貴妃物語がある国らしい考察ではないか。◆新華網: 「ソウルの冬:尹錫悦の6時間非常戒厳茶番劇」 12月3日夜10時過ぎ、筆者のスマホの着信音が鳴った。何かと見れば韓国で非常戒厳が布かれたという中国の中央テレビ局CCTVのニュース速報。日本の報道よりも速い...
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ウクライナも中東も戦乱の原因を作っている勢力は同じ 

ウクライナも中東も戦乱の原因を作っている勢力は同じ シリアで軍事作戦を開始、アレッポやハマを攻撃しているハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)はかつてアル・ヌスラ戦線と呼ばれていた武装組織。シリアで活動を始める前にはAQI(イラクのアル・カイダ)」と呼ばれていた。​故ロビン・クック元英外相は2005年7月、アル・カイダはCIAの訓練を受けた「ムジャヒディン」の登録リストだと説明している​が、これは事実である。 アメリカはベトナム戦争で自国軍を投入して敗北、1973年1月に調印されたパリ和平協定で停戦になるが、アメリカは大きな痛手を被った。それを反省したのか、アフガニスタンでは傭兵を使う。 パキスタンのベナジル・ブット首相の特別補佐官を務めていたナシルラー・ババールが1989年に語ったところによると、アメリカは73年からアフガニスタンの反体制派へ資金援助しはじめている。その時に目をつけられたのがクルブディン・ヘクマチアルだが、その選定はパキスタンの情報機関ISIのアドバイスに基づくとされている。ヘクマチアルはカブール大学で学んだ後、ムスリム青年団のリーダーになったが、この組織はCIA...
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韓国戒厳令の裏読み

韓国戒厳令の裏読み2024年12月5日   田中 宇韓国の尹錫悦大統領は、12月3日夜に戒厳令(非常戒厳)を発布したが、6時間後の4日未明には議会に覆され、撤回に追い込まれた。韓国の政界は、野党の「共に民主党」が議会(国会)の過半数を握り、尹は以前から何度も弾劾決議案を出され、ぎりぎりの政局運営を続けてきた(野党の議席が、弾劾可決に必要な3分の2に達しておらず否決)。最近は、尹が出した政府予算案を野党が大幅に減額した。しだいに追い込まれている尹は、一発逆転を狙って戒厳令を打ち出したが、惨敗した。(South Korea’s Unsuccessful Self-Coup Could Complicate America’s “Pivot (Back) To Asia”)今回の戒厳令に対しては、与党の「国民の力」の内部からも批判の声が強まっている。韓国が服従する米国も、アジア安保の重鎮であるカート・キャンベル国務副長官が4日、尹の行動を非難する発言をしている。尹は、米政府に(正式ルートで)相談・通告せずに戒厳令を発し、失敗した。尹の信頼は大幅に落ちた。与党内で尹の弾劾に賛成する議員が増え、...
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米国政府に操られてきた韓国大統領が戒厳令を宣言したが、議会の決議で撤回

米国政府に操られてきた韓国大統領が戒厳令を宣言したが、議会の決議で撤回 ​韓国の尹錫悦大統領は12月3日にソウルの大統領室庁舎で緊急談話を発表、朝鮮に追従する「従北勢力を撲滅し、自由憲政秩序を守るため非常戒厳を宣布する」と宣言​、朴安洙陸軍参謀総長を戒厳司令官に任命。その戒厳司令官は国会、地方議会、政党の活動、そして政治的結社、集会、デモなど一切の政治活動を禁じ、すべてのメディアと出版は戒厳司令部によって統制されると発表している。 しかし、この戒厳令宣言に反対する人びとが抗議活動を開始、宣言から数時間後に議会は議員300人のうち190名が出席して戒厳令を撤回させる動議を全会一致で可決した。その際、体当たりで議場へ入ろうとした兵士を阻止した人もいたという。 その議決を受けて議会の禹元植議長は戒厳令宣言の無効を宣言、与党「国民の力」の韓東勲代表も「戒厳令に基づき軍と警察が公権力を行使することは違法」と発言している。禹議長が撤退を要請した後、軍と警察のメンバーが議会の敷地から立ち去る様子が見られた。 尹錫悦大統領は検事時代の2016年、大統領だった朴槿恵を巻き込む崔順実スキャンダルの捜査を指...
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韓国のクーデター未遂事件:一体何だったのか?

韓国のクーデター未遂事件:一体何だったのか?短期間続いた戒厳令は複雑な内部権力闘争の結果であり、大統領の失脚につながる可能性が高い。2024年12月4日、韓国ソウルで韓国軍が国会議事堂への侵入を試みる。©  Chung Sung-Jun/Getty Images尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国大統領が短期間で戒厳令を発令し、宣言からわずか5時間半で解除されたことで頂点に達した政治危機は、突如として起こったわけではない。野党は自らの主張を素早く広めているが、状況はより複雑であり、より綿密な分析が必要であることは間違いない。状況の文脈この問題は2022年の韓国大統領選挙に遡る。当時、当時の韓国大統領文在寅との対立後、保守派に鞍替えした元検察総長の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏は(それ以前に保守派大統領2人を起訴していたにもかかわらず)、韓国史上前例のない僅差の0.73%で大統領選挙に勝利した。野党の民主党が国会の議席の半分強だが3分の2に満たない特別多数派を握っていたため、尹氏は当初から困難に直面していた。この力関係により、韓国の民主党は大統領の提案を阻止しながら自らの政策を推進することができ、そ...
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グルジアでマイダン2が勃発!!  グルジア、第二のウクライナとなるか

【RusNews】グルジアでマイダン2が勃発‼️ グルジアで遂にマイダンVer.2が勃発…どのようにして起きたのか、どう対処すべきかなどお伝えします!グルジア、第二のウクライナとなるか旧ソ連のグルジア(ジョージア)では親欧米派の若者らが「平和な」抗議活動を行い、EU加盟交渉の開始を要求している。与党「グルジアの夢」のコバヒゼ党首はウクライナで起きたクーデターの再発を防ぐとしているが、「平和に」抗議活動を行うグループは議事堂に火を放つなどして、混乱を引き起こしている。治安維持部隊は放水車などでデモ隊の侵入を防ごうとしている。その後、機動隊が出動し、議会制圧を目指す過激派を拘束している。ただし、過激派は火炎瓶などを投げつけるなどして、事態はエスカレートしている。ズラビシビリ大統領は親欧米派を支持しており、国内の分断は限界に達している。コバヒゼ首相はグルジアのEU加盟交渉開始を2028年末まで議題にしないとしたほか、EUからの補助金受け取りも拒否すると表明し、親欧米派の間で激しい反発を集めている。また、11月に実施された議会選では与党が過半数を占めたが、野党は不正があったとして選挙のやり直し...
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シリコンバレーは大変動期

シリコンバレーは大変動期~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」      令和六年(2024年)12月2日(月曜日)         通巻第8532号  <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ トランプは金正恩と四回目の首脳会談を行うだろう  イラン指導者との首脳会談の可能性はないのか?*********************************** 『何をしでかるか分からない』『予測不能の大統領』 カナダのトルードー首相は高関税をトランプは本気でかけるのではないかと懼れてフロリダへ飛んだ。トランプの別荘は、レイムダックのホワイトハウスではなく、事実上アメリカ政治を動かす策源地になった。 メディアもバイデンより大統領就任前のトランプの動向を大きく報道している。 トランプはイランとの核合意を白紙に戻すだろうが、金正恩と四回目の首脳会談と同様に、そのことは「想定内」である。英誌『エコノミスト』は、それよりトランプは敵対するテヘランの指導者と直接面談する蓋然性があると予測している...
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イスラエルの安全確保

イスラエルの安全確保2024年11月29日   田中 宇11月27日、イスラエルがヒズボラとの停戦に同意した。イスラエルは9月からの戦闘で、ヒズボラの軍幹部のほとんどを攻撃で殺し、兵器庫など軍事拠点の多くも潰したと考えられるので、米国やロシアに仲裁させて停戦した。(Report: Lebanon Ceasefire To Be Announced, To Begin Wednesday at 3:00 AM EST)ヒズボラは、イスラエル国境からリタニ川北岸まで撤兵し、その地域に代わりにレバノン政府軍が入って治安維持する。この交代の過程を監視するためにイスラエル軍がレバノンに入る。交代過程は2か月で終わり、トランプ就任の前後には停戦態勢が確立し、イスラエル軍がレバノンから撤退する。これはネタニヤフからトランプへの「贈り物」の一つ(トランプが戦争を終わらせたという功績の付与)であり、そのため今の時期に駆け込みで停戦過程に入った。(Significant efforts to end fighting in Lebanon underway with both Trump and Bide...
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西側諸国がウクライナを「占領」しようと企んでいる – ロシア情報機関

西側諸国がウクライナを「占領」しようと企んでいる - ロシア情報機関SVRによると、10万人の外国軍を同国に派遣して紛争を凍結させる計画が立てられている。ファイル写真 ©  AP / エフゲニー・マロレトカロシア対外情報局(SVR)は、西側諸国は秘密裏にウクライナを占領し、同国に数万人の平和維持軍を派遣してロシアとの紛争を凍結する計画を立てていると述べた。諜報機関は金曜日の声明で、NATOは米国主導の軍事同盟とウクライナがロシアに「戦略的敗北」を与えることができていないことに気づき、現在の前線での敵対行為の停止にますます賛成している、と諜報筋の話として述べた。紛争を凍結すれば、西側諸国は壊滅したウクライナ軍を立て直し、「復讐に備える」ことができるとSVRは述べた。さらに、NATOはすでに少なくとも100万人のウクライナ人徴兵を処理するための訓練センターを設置していると主張した。SVRは、もし一時休戦が実現すれば、ロシアのミサイルやドローンによる攻撃でたびたび打撃を受けているキエフの軍事産業を西側が復興させる助けにもなるだろうと付け加えた。「これらの課題を解決するには、西側諸国は実質的に...
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日本だけ危機感ゼロ。第三次世界大戦に備える欧米とロシア…2025年1月20日までに最悪の事態を想定すべき理由=高島康司

日本だけ危機感ゼロ。第三次世界大戦に備える欧米とロシア…2025年1月20日までに最悪の事態を想定すべき理由=高島康司ウクライナの状況が緊張しており、第三次世界大戦の危険性さえもささやかれている。しかし、日本ではその深刻さがほとんど報じられていない。欧米で高まる危機感、ロシア・NATOの緊張、そしてバイデン政権の動向についてお伝えする。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司)【関連】今ここが人工知能「人間超え」の出発点。米国覇権の失墜、金融危機、大量辞職…2025年には劇変した世界が待っている=高島康司※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2024年11月29日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。日本では危機感が薄い第三次世界大戦の予感ウクライナ戦争の状況が悪化し、第三次世界大戦の危機がささやかれるようになった。この状況を詳しく紹介したい。なぜか日本ではほとんど報道されていないので危機感は非常に薄いが、欧米の専門家の間ではトランプが大統領に就任する来年の1月20日までに...
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241128 ビジネス知識源無料版:無料版特別号:既得権益層への無党派層の反乱

241128 ビジネス知識源無料版:無料版特別号:既得権益層への無党派層の反乱本号は、有料版正刊として11月20日に送ったものです。約10日遅れですが無料版の読者の方々にも、内容を少し修正して送ろうと思い立ちました。              ***G7では、あいついで政治体制の転換が起こっています。世界では2010年ころからの新しいメディアであるSNS(Social NetworkingSystem:いわば社会情報システム)が隅々までWiFiで張られ、情報は世界同時化しています。旧メディアにはある、・新聞の編集(記者が書いた記事の重み付けと、情報の方向の編集)、・テレビの編成(番組の重み付け、時間配分、内容の筋書き)がSNSにはありません。個人がプロデューサーと出演者を兼ねます。情報の根拠のなさ、根拠の部分性、個人の感情的な好悪が含まれます。フェイクと真正なものが渾然一体としています。しかし、めぼしいSNSの情報をひろって読んでいると作成者の作った内容から自然に価値判断ができるようになります。個人の作文や、メールの判定とおなじです。個人が書く小説はフィクションですが、架空性のリアリテ...
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ウクライナで敗北しつつある米国は東アジアで日本を巻き込み、対中国戦の準備

クライナで敗北しつつある米国は東アジアで日本を巻き込み、対中国戦の準備 ​アメリカ軍は南西諸島とフィリピンに臨時基地を設置し、ミサイル部隊を配備すると伝えられている​。すでに​アメリカ軍の戦略に基づいて自衛隊は2016年に与那国島でミサイル発射施設を建設、19年には奄美大島と宮古島、そして23年には石垣島でも施設を完成させている。その間、韓国へも2017年4月にTHAAD(終末高高度地域防衛)ミサイル・システムの機器が強引に持ち込まれた。​ 当時は日本の立場をアメリカ側は配慮している。専守防衛の建前と憲法第9条の制約があるため、ASCM(地上配備の対艦巡航ミサイル)の開発や配備で日本に協力することにし、ASCMを南西諸島に建設しつつある自衛隊の施設に配備する計画が作成されたのだ。が、その後、そうした日本の憲法に対する配慮はなくなった。 与那国島にミサイル発射施設を建設する前年、​2015年の6月、総理大臣だった故安倍晋三は赤坂の「赤坂飯店」で開かれた官邸記者クラブのキャップによる懇親会で、「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの」と口にしたと報道されている​。安倍首相は南シナ海における中...
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G20がG7の議題を打ち破る

G20がG7の議題を打ち破るリオでの今回のG20は、貧困撲滅と真の経済発展を、戦争、利益、圧力という旧来のG7の議題に打ち勝ち、南半球の力を強調するものだった。今週初めにリオで開催されたG20サミットでは、地政学的にも地経学的にも深く分断された世界が、勇敢に「太陽の下での休暇」の顔を装おうとする、実に興味深い光景が見られた。熱心な観客を楽しませるおふざけはたくさんあった。真夜中近くにコパカバーナビーチを散歩する屈強な警備員に囲まれたフランスのエマニュエル・マクロン大統領、打ち寄せる波に驚いて裸足で砂浜に立つ欧州委員会委員長のウルズラ・フォン・デア・ライエン、任期が2カ月足らずのホワイトハウス下宿人、ジョー・バイデン米大統領はヤシの木に話しかけていたためG20の家族写真を見逃した。サミットの直前、バイデン氏は熱帯雨林のサウンドステージで、巨大なテレプロンプター2台を完備してポーズを取り、ワシントンの取り巻きたちがウクライナにATACMSでロシア連邦内の標的を攻撃する「許可」を漏らしたちょうどその時、アマゾンを救うことを誓った。これは第三次世界大戦の可能性への前置きともいえるものだ。リオが...