現代の世界各国

分岐点にきたイラン

分岐点にきたイラン2026年3月5日   田中 宇3月3日、英サウジ系のイラン向けメディア「イラン・インターナショナル」が、殺されたハメネイの後継の最高指導者としてハメネイの息子(次男)のモジタバ・ハメネイが選出されたと報道した。イランの軍部(革命防衛隊)が、後継者を決める専門家会議に圧力をかけてモジタバに決めさせたのだという。モジタバは父ハメネイと一緒に殺害されたと思われたが、そうでなかった。(Khamenei's son Mojtaba elected his successor, sources say)(From shadow to power: who is Mojtaba Khamenei?)当初、モジタバ選出の報道は世界的にあまり転電されず、ガセネタに見えた。イスラエルのワイネットニュースは一時トップニュースに掲げて速報したが、数時間以内にトップページからのリンクすら外された。(Assembly of Experts' selection of Mojtaba Khamenei reportedly made under pressure from the Islamic...
現代の世界各国

トランプの優勢

トランプの優勢2026年3月3日   田中 宇トランプ米大統領は、イスラエルの傀儡すぎて米国で人気を失いつつある。イランは政権転覆されず、イランと傘下のヒズボラやフーシ派が米イスラエルに反撃し、トランプはイラン系との戦争の泥沼にはまって大失敗していく。今秋の中間選挙で共和党が惨敗し、2028年の大統領選でトランプの後継者(バンス?)が負けて民主党が返り咲く。イスラエルは巨大な人道犯罪を繰り返して世界から孤立し、トランプを巻き込んで潰れていく。ざまあみろ。そんな予測が出回っている。(Trump bit off more than he can chew with Iran - ex-Pentagon analyst)(Iran Names Interim Successor To Khamenei Under 2nd Day Of Massive Bombs, Trump Demands Regime Change)私から見ると、それらの予測はかなりの噴飯物だ。イランは、ベネズエラ型のソフト転覆になる可能性が高い。最高指導者ハメネイ死亡後、イランの上層部は憲法の規定に沿って、国権の最高機...
現代の日本

医療の真実21 分別したごみは、すべて一緒に燃やされている!? ごみ分別に隠された真実とは?

医療の真実21 分別したごみは、すべて一緒に燃やされている!? ごみ分別に隠された真実とは?ダイオキシンの脅威? ダイオキシンと呼ばれる毒物があります。 これは古くは、ベトナム戦争のときに、米軍がゲリラが潜むベトナムのジャングルを一掃するために撒いた枯葉剤の中に含まれていた毒物であるとされます。 この毒物が、わが国において問題となったのは、1970年代前半のことです。 50~60年代にかけて、わが国は、高度経済成長を迎え、大量のごみが発生するようになりました。 当時はこれらのごみは、東京湾などの埋め立て地に投棄されており、市町村での焼却や各家庭で野焼きも行われていました。 この時ごみの埋め立てによってできた土地は「夢の島」と呼ばれ、現在はお台場と呼ばれる地域となっています。 70年代に入ると、この夢の島もそろそろごみの受け入れ能力の限界を迎えており、集配したごみを各市町村の焼却場で焼却しなければならなくなりました。 このとき、問題となったのが、償却に伴って発生するダイオキシンです。 ごみを800℃以下の熱で焼却すると、このダイオキシンが発生し、近隣の住民に影響を与えるとされたのです。 ...
現代の世界各国

【中東緊迫の裏事情】イラン戦争で暴露された「リベラル派3つの偽善」を暴く

【中東緊迫の裏事情】イラン戦争で暴露された「リベラル派3つの偽善」を暴く国際法など「クソくらえ」2月28日にはじまった米国・イスラエルによるイランへの大規模攻撃は、欧州諸国や日本にとって知られたくない偽善を暴いている。しかも、その偽善は大きく分けると、三つもある。第一の偽善は、今回の攻撃を国際法違反と非難しない偽善である。第二の偽善は、2022年2月24日からはじまったロシアによるウクライナへの全面侵攻を国際法違反と責めつづけている欺瞞(ぎまん)である。ドナルド・トランプ大統領はこの侵攻を国際法違反などと非難していない。今回の大規模攻撃が国際法違反でないのならば、ロシアによる侵攻もまた国際法違反ではないことになるのではないか。第三の偽善は、2014年2月20~23日にかけてウクライナで起きたクーデターを「マイダン革命」と呼び、正当化しつづけている偽善である。クーデターでありながら、それを合法であると承認したことで、自ら国際法違反をしてしまったことをリベラル派は隠そうとしてきた。リベラル派の欺瞞の大元はここにある。このときの偽善がリベラル派の特徴であったはずの高い道徳観や倫理観を毀損(き...
現代の世界各国

実は大きな矛盾が…?3月6日開幕の「パラリンピック参加国」をめぐるリベラル派の偽善を暴く

実は大きな矛盾が…?3月6日開幕の「パラリンピック参加国」をめぐるリベラル派の偽善を暴くで「スキャンダルまみれのリベラル派」の偽善について紹介した。ところが、この偽善は、テレビや新聞などのオールドメディアが、リベラル派にとって不都合な情報を隠蔽(いんぺい)することによって、そう簡単に明るみに出ない。そこで、今回はパラリンピックをめぐるウクライナやそれを支えるリベラル派の偽善を暴露し、「いい加減にしろ!」と論じたい。この記事の全ての写真を見る(全4枚)(出所)ロシアとベラルーシ選手のパラ出場まず、国際パラリンピック委員会(IPC)が2月17日の声明で、来月開催のミラノ・コルティナパラリンピックに、ロシアとベラルーシから計10人のパラアスリートが参加すると発表した、とロイター通信が報じた話からはじめよう。この話は、昨年9月27日、IPCがIPC加盟組織によるベラルーシおよびロシアの国内パラリンピック委員会に対する一部資格停止措置の継続を否決したところからスタートしている。この決定は、2カ国の選手の出場停止を解除したことを意味している。両国は2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、パラリン...
現代の中国

習近平の思惑_その3 「高市発言」を見せしめとして日本叩きを徹底し、台湾問題への介入を阻止する

習近平の思惑_その3 「高市発言」を見せしめとして日本叩きを徹底し、台湾問題への介入を阻止する習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)2月10日の論考<高市圧勝、中国の反応とトランプの絶賛に潜む危機>に書いたように、2月8日の高市圧勝を受けて、中国外交部は再び「高市発言」の撤回を求めている。高市早苗首相が撤回などするはずがないので、「高市政権が続く限り日本叩きをやめない」と宣言したようなものだ。事実中国商務部は2月24日にも、新たな対日制裁リストを発表している。一方、王毅外相兼中共中央政治局委員は2月14日、ミュンヘン安全保障会議で激しい対日批判を行った。このことは2月19日の論考<習近平の思惑_その1 「対高市エール投稿」により対中ディールで失点し、習近平に譲歩するトランプ>で「別途詳細に考察する」とお約束したので、本稿でその約束を果たしたい。G7に対する徹底した「日本外し」からも、「高市発言」に対する習近平の戦略の本気度を読み取ることができる。◆王毅の対日批判から見える「中国の言い分」王毅はミュンヘンにおける「中国特集」での講演後に「日中関係に関する質問」を受け、激しい対...
日本の文化

啓蟄とは?2026年はいつからいつまで?時候の挨拶について – 二十四節気

啓蟄とは?2026年はいつからいつまで?時候の挨拶について - 二十四節気3月になると暖かくなったり、寒くなったりする日が交互に訪れて、やがて春を迎えていきます。その3月5日前後に二十四節気「啓蟄」があります。ニュースなどで名前は知っているけど、意味が分からないという方も多いかと思います。なかなか使わない言葉ですね。今回は啓蟄の意味や2026年はいつからいつまでをさすのか?、手紙の挨拶で使われる時候の挨拶「啓蟄の候」についてご紹介します。啓蟄とは?啓蟄とは、雪がとけ始めて、大地が暖かくなり始めるころにあたります。読み方は「けいちつ」。元々は「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」から来た言葉。啓:ひらく蟄:土中で冬眠している虫冬眠していた生き物が、長い眠りから覚めて、活動を開始する時期をさしています。実際に虫が目覚めるのは気温が10度前後と言われているので、丁度この時期から3月下旬にかけて活動を開始します。2026年の啓蟄はいつからいつまで?2026年啓蟄はいつから?2026年3月5日(木)から2026年啓蟄はいつまで?2026年3月19日(木)まで(春分の前日まで)啓蟄の太陽黄経34...
日本の文化

ひな祭りの由来や食事、ひな人形の飾り方・片付けについて

ひな祭りの由来や食事、ひな人形の飾り方・片付けについて3月3日はひな祭り(雛祭り)です。雛人形(ひな人形)を飾り、女の子の幸せと健やかな成長を願うお祝いの日です。我が家も3月に近づくと雛人形を飾っています。その時に気になるのがいつ飾れば良いのか?、またいつ片付ければ良いのか?についてです。雛祭りの由来や飾りつけ、祝いの食べ物など、お祝いに関することをまとめてご紹介します。ひな祭りの由来ひな祭り(雛祭り)は「桃の節句」と言いますが、元々は「上巳(じょうし)の節句」と言い、五節句(季節の節目の日)の一つです。春を喜び、無病息災を祈る日でした。3月上旬の己の日に災いを払うために人形に厄を移し、川に流していたのです。昔から奇数が重なる日は縁起の良い日とされています。めでたい反面、凶に転じやすいとされていました。それが室町時代以降に、雛人形を飾り女の子の成長を祝う行事に変化していきます。ひな祭りは水と関係があるため、二十四節気「雨水」の日にひな人形を飾るのが良い日とされています。今でも鳥取の千代川で行う「もちがせの流しびな」など、各地に風習が残っています。厄除けの人形(流し雛):川に流す紙の人形...
現代の中国

習近平の思惑_その2 台湾への武器販売を躊躇するトランプ、相互関税違法判決で譲歩加速か

習近平の思惑_その2 台湾への武器販売を躊躇するトランプ、相互関税違法判決で譲歩加速かトランプ大統領と習近平国家主席(2025年10月、韓国で)(写真:ロイター/アフロ)2月6日の論考<トランプ「習近平との春節電話会談で蜜月演出」し、高市政権誕生にはエール 日本を対中ディールの材料に?>で書いたように、2月4日の春節電話会談で習近平は「アメリカは台湾への武器販売を慎重に扱わなければならない」とクギを刺している。これに関してトランプが譲歩し始めているというアメリカ発の情報が2月18日頃から出始めていた。そこに加えて2月20日、米連邦最高裁がトランプの相互関税は違法であるという判決を出した。習近平の立場は、ますます有利になっていきそうだ。◆トランプ「訪中前の台湾への武器販売は習近平とのディールに不利」と判断か?2月18日、ウォールストリート・ジャーナルは<中国からの圧力キャンペーンの中で、台湾への米国の武器販売が宙ぶらりんの状態にある>(有料)という見出しで、「一部の米国当局者は、(台湾との)武器取引の承認がトランプ大統領の北京訪問を頓挫させるのではないかと懸念している」と報じている。ここ...
現代の世界各国

習近平の思惑_その1 「対高市エール投稿」により対中ディールで失点し、習近平に譲歩するトランプ

習近平の思惑_その1 「対高市エール投稿」により対中ディールで失点し、習近平に譲歩するトランプ習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)2月10日の論考<高市圧勝、中国の反応とトランプの絶賛に潜む危機>の末尾に書いたように、習近平はトランプが「高市圧勝」への祝賀メッセージを2月9日にTruthに投稿したあと、反応を見せていない。むしろ沈黙を続けることによって、トランプに無言の圧力を掛けているように見える。トランプは、習近平が今もっとも敵対している高市早苗に、選挙中にエールを送り、かつ圧勝後には絶賛の祝辞を送ったのだから、習近平とのディールに関しては大きな失点を稼いでいることは十分に理解しているはずだ。事実、トランプはその後、さまざまな形で「習近平の神経を逆なでしたことへの回復」を試み、譲歩をし始めた。習近平が待っていたのは、この「譲歩の姿勢」だ。トランプがどこまで譲歩するのか?習近平がそれによって手にしたトランプに対する「新たなカード」をどのように切るのか?この暗黙のせめぎ合いが、今後の世界の方向性を決めていく。本論考では「習近平の思惑_その1」、「習近平の思惑_その2」・・・...
現代の日本

JOG(1460) しっかりした親子関係を築く道 ~ それが不登校問題でも解決の鍵

JOG(1460) しっかりした親子関係を築く道 ~ それが不登校問題でも解決の鍵親の愛情と承認が子供の自信と自尊感情を育て、ストレスを乗り越える力を与える。■1.1クラスに1人は不登校の子供花子: 最近、私のクラスの子が一人、不登校になってしまいました。冬休み明けから全く学校に来ないんです。心配しているんですけど、、、伊勢: 近年、不登校の子供が増えて、大きな問題になってるね。文科省のデータでは、2024年度では小学生13万8千人、中学生21万6千人、合計35万人ほどもいる。10年前は10万人ほどだったので、急速に増えているんだよ。比率で言えば、児童全体の3.9%、35人のクラスなら、各クラスに1人はいる計算だ。花子: このまま不登校が続くと、どうなるのでしょうか?伊勢: 不登校のままだと、進学や就職にも差し支えるし、そのまま成人しても引きこもりになってしまう恐れもある。本来なら夢や志を持って、活き活き伸び伸びと成長する子供たちが、学校に行けなくなってしまう、というのは、なんとも気の毒な事態だね。 この問題は、我が国の国是にも関わる。近代日本の号砲となった五箇条の御誓文では、明治天皇...
日本の文化

弥生

弥生弥生(やよい)は和風月名の一つです。弥生は何月?、その由来について4つの説を紹介します。何月?弥生(やよい)は旧暦(太陰太陽暦)の3月のことを言います。現在の新暦に置き換えると、3月下旬〜5月上旬ごろ。旧暦と新暦では1ヶ月ほどのずれがありますが、現在では「3月の別名」としても使われています。スポンサーリンク由来弥生(やよい)の由来は諸説あります。「弥生」の言葉は「日本書紀」「古今和歌集」「今鏡」の時代から使われています。木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)・弥や生い(いやおい)草木がいよいよ生い茂る月という意味の「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が縮まり、「弥や生い(いやおい)」となり、そして「弥生(やよい)」となった説があります。弥生の「弥(いや)」は「ますます」「いよいよ」という意味を持ち、「生(おい)」はくさきが芽生えることを意味しています。文献では「奥義抄」、「和爾雅(わじが)」「大言海」などに記載。漸々成長(ややおい)少しずつ(草木が)成長していくという意味の「漸々成長(ややおい)」が転じて、「弥生(やよい)」になったという説があります。文献では「嚶々筆語(おうおう...
現代の世界各国

毒素という名を着せられたままの「ニコチン」という存在の真実

毒素という名を着せられたままの「ニコチン」という存在の真実ニコチアナ属のニコチアナ・アラタの花。portlandnursery.com最近、『ニコチンの秘密:毒素の世界に隠された治癒力』という英語の書籍の存在を知りまして、ずっと以前から思っていたことや、あるいは学習してきたことなども含めて、少し書きたくなりました。書き方によっては、反社会的なものになってしまうかもしれないですが、そうならないように書こうとは思います。ともかく、これは、喫煙やタバコへの賞賛とは関係のない話であり、喫煙が身体に悪いことは、今さら言うまでもないことです。少し古い論文ですが、2004年の「歴史におけるタバコの医療用途」という論文の冒頭の以下の通りだと思います。2004年の論文よりタバコ(Nicotiana)は、おそらく他のどのハーブよりも多くの死因となっている。現在、世界中で喫煙による死亡者数は年間 300万人を超えており、現在の喫煙傾向が続けば、2030年頃には年間死亡者数は 1,000万人を超えると予測されている。これに経口摂取によるがんによる死亡率を加えると、死亡者数はさらに増加する。タバコは、世界で最も...
現代の世界各国

世界の貿易構造を変えるトランプ

世界の貿易構造を変えるトランプ2026年2月24日   田中 宇トランプ米大統領は、世界から米国への輸出品に対して各種のいちゃもんをつけて制裁的な高関税を課してきた。米国は、英国からの独立が「ボストン茶会事件」(英国による輸入茶への高関税に反対する運動)に始まったことに象徴されるように、これまで「自由貿易」が国是だった。戦後、覇権国になってからは、世界から米国への輸入品の関税撤廃に努力し続け、旺盛な輸入と消費によって世界経済(日独韓中ASEANなど)を富ませた。米国は、世界のために消費する代わりに覇権国であり続けた。自由貿易からの逸脱は、米政界のタブーだった。だがトランプは、史上初めて堂々とタブーを犯し、自由貿易を破壊する高関税策を大っぴらにやっている。トランプは、昨年初めに米大統領に返り咲いたころから、関税が好きだとか、辞書に載っている言葉の中で一番好きなのは「関税」だと何度も言っている。今回も、ひとつのやり方が最高裁に禁じられると、すぐに別の方法を使って高関税策を維持し、しかも反抗的に税率を引き上げている。ふてぶてしい。トランプは世界体制をぶち壊す。エリートたちが激怒驚愕震撼絶望し...
現代のロシア

トランプに切り捨てられるという不安妄想。欧州各国が「プーチンと直接話さなくてはならない」と言い出した理由

トランプに切り捨てられるという不安妄想。欧州各国が「プーチンと直接話さなくてはならない」と言い出した理由ロシアを孤立させることにより、国際秩序を守ろうとしてきたはずの欧州。しかしここに来て、各国首脳の間に「プーチン大統領と直接話さなくてはならない」という声が広がり始めています。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、この突然の「方向転換」の背景を解説。さらにウクライナと欧州が直面しかねない「最悪のシナリオ」を提示しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:ロシアの復権?!‐ロシアの支持を取り付けようとする国際社会のジレンマ透けて見える各国の本音。ロシアの支持を取り付けようとする国際社会のジレンマ「プーチン大統領と直接話さなくてはならない」先週、ミュンヘンで開催されたミュンヘン安全保障会議(Munich Security Conference)において、かなりの頻度で欧州のリーダーたちが口にした内容です。またその“認識”は、非欧州のリーダーたちにも共通しており、...
現代の世界各国

エプスタイン文書がぶち壊してしまった「スキャンダルまみれのリベラル派」の偽善

エプスタイン文書がぶち壊してしまった「スキャンダルまみれのリベラル派」の偽善揺らぐ「ウクライナ戦争」ロシアによるウクライナへの全面侵攻開始から、2月24日で丸4年が経過する。2022年2月24日にはじまった戦争を、同年3月24日付の主要7カ国(G7)首脳による声明では、「ウクライナの独立および主権に対する、ロシアの不当な、いわれのない、不法な侵略およびプーチン大統領の選択により始められた戦争」と位置づけている。だが、ドナルド・トランプ大統領が昨年1月に登場したことで、ウクライナ戦争に対する見方が揺らいでいる。その証拠に、昨年6月にカナダで開催されたG7(主要先進国)首脳会議では、ウクライナ支援に関する共同声明が見送られたほどだ。この記事の全ての写真を見る(全9枚)大雑把に言うと、トランプはこれまでリベラル派が主導してきた国際秩序に対する見方を一変させて、リアリストとしてまったく別の「力による平和」という観点から、ウクライナ戦争を停止・和平へと導こうとしている。こんなトランプに対して、リベラル派はトランプを厳しく批判しているが、いま、リベラル派の「偽善」(hypocrisy)が暴かれつつ...
現代の日本

「数の力」で政策を進めることは民主主義の大原則ではないのか、なぜケチをつけるのか

「数の力」で政策を進めることは民主主義の大原則ではないのか、なぜケチをつけるのか 今回の衆議院選の自民党の大勝の原因はまず、高市総理の毅然とした政策への期待以外に、岸田、石破の前政権が暗くじめじめしてひどかったこと、が挙げられる。 さらにその上、立憲民主党と公明党の血迷った新党が設立され、自滅したことが大きな原因である。中国のねちねちしたケチくさい嫌がらせも、それに輪をかけた。 首相周辺は「よかった。最高の勝ち方だ」と安堵した。 ところが早速、自民党のなかから「さすがに勝ちすぎだと思う」とか、「ここまで大勝すると反動が怖い」などと話す中堅議員が出現した。 なかには「高市さんに反対しにくい空気ができてしまう」という声も出ているという(またこんな反高市の否定的意見を必死で探し回る記者が多いのだ)。 世の中には、前向きな話をすると、かならずマイナスなことをいっては腐し、水を差したがる人間がいるものである。 こんな連中は、前向きで積極的な考えが自分にあるわけではなく、ただただ相手を腐したいだけなのだ。 自分もその組織の一員のくせに、「もし失敗したら、負けたら、売れなかったら、どうするんだ」とい...
現代の世界各国

触れたらテレビやYouTubeからも追放。米エプスタイン事件が暴く「権力・金・沈黙」の恐るべき構造

触れたらテレビやYouTubeからも追放。米エプスタイン事件が暴く「権力・金・沈黙」の恐るべき構造テレビで触れれば追い出され、YouTubeで語ればBANされる──それが「エプスタイン事件」です。アメリカの富豪投資家が築いた未成年少女の性的人身売買ネットワークには、政界・財界・王侯貴族の名前が連なっていました。なぜ彼は長年守られてきたのでしょうか。2026年1月、ついに数百万ページに及ぶ「エプスタイン文書」が公開されました。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では、著者で施術家の吉田正幸さんが、権力・金・沈黙が生み出す巨大な闇の構造に迫ります。巨大な闇。ジェフリー・エプスタイン事件この問題に触れるとテレビからは追い出され、YouTubeはBANされてきた。それが「エプスタイン事件」。今回はその闇に迫ってみたいと思う。これはさすがにブログでは書けない。人は、あまりにも巨大な闇を前にすると、どこかで思考を止めてしまう。「まさかそんなことがあるはずがない」「自分には関係ない」「遠い世界の話だ」と、無意識に距離を取ることで、心の平常心を守ろうとするからである。だが、もしこ...
日本の歴史

JOG(1459) 小泉八雲 ~ 仕合わせの共同体を求めて

JOG(1459) 小泉八雲 ~ 仕合わせの共同体を求めて精霊信仰を求めて、はるばる日本にまでやってきた小泉八雲は、そこで人々が仕合わせに暮らす叡知を発見した。■1.ギリシャ、アイルランド、ニューオリンズ、そして日本花子: 先生、NHKの朝ドラ『ばけばけ』を見ているんですけど、小泉八雲って、どうして日本に来たんですか? ドラマではあまり詳しく描かれていないような気がして。伊勢: いい質問だね。八雲が日本に来るまでの足跡を辿ってみると、彼が何を求めて日本にやって来たのかもよく分かるんだ。 八雲は1850年、ギリシアの地に赴任したアイルランド人の父が現地の女性と結婚して生まれた。その後、両親と共に、父の故郷アイルランドに引っ越すが、母親はアイルランドの気候に馴染めずに、八雲を置いてギリシアに帰ってしまう。 その後、19歳でアメリカに渡り、ニューオリンズなどで新聞記者生活を経験する。そこで開催された万博で日本に興味を持ち、39歳で来日。その後は54歳で亡くなるまで、日本を離れることはなかった。花子: 随分、いろんな国を転々としたんですね。でも、ギリシャ、アイルランド、アメリカ、そして日本って...
現代の日本

高市自民が沖縄でも全議席を獲得。「オール沖縄」を殺した“大戦犯”は誰なのか?

高市自民が沖縄でも全議席を獲得。「オール沖縄」を殺した“大戦犯”は誰なのか?「鉄の暴風」と呼ばれた沖縄戦から80年あまり。そんな沖縄が、再び「大暴風」に見舞われる事態となっています。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、先日の衆院選で「オール沖縄」が自民党に全選挙区を奪われた原因を解説。その上で、今後の沖縄政界の行く末を考察しています。※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:安住淳の一言で「オール沖縄」が死に玉城デニー知事3選にも暗雲が垂れ込めた/「中道」は権力が野党を絡め取るための罠であることの好事例プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら...