玄米の欠点とその解決策

健康

玄米菜食は様々な病気に大きな改善が見られる事が多々ありますが、健康な人が継続的に玄米食を続けると、不具合が生じることがあります。

玄米の欠点とその解決策 – 強健ラボ

玄米の欠点とその解決策

穀類は自分を守るため毒物を武装しています

玄米は白米に比べ、ビタミン・ミネラル・食物繊維など、栄養価が豊富で、人間が健康上必要とされる栄養素がしっかり補える為、完全栄養食とも言われます。

玄米を、常食している方も多いと思います。


しかし注意点があります。

玄米の胚芽(生命の宿る種の元)や表皮には、フィチン酸という強力な排毒作用の高い物質を多く含んでいます。

毒素を出して体内環境をきれいにしたり、病気の改善などにも効果的ですが、同時に大切なカルシウムやリンなどのミネラルも一緒に解毒してしまいます。

つまり、身体にとって、フィチン酸は、リーキーガット症候群を起こす怖い毒物です。

玄米菜食はがんなどの病気にも大きな改善が見られる事も多々ありますが、健康な人が継続的に玄米食を続けると、不具合が生じてしまいます。

多くの植物には、自然界の中で生き残る為に、鳥や害虫(人間の視点から見れば)から身を守る為にそう言った環境毒素が作られているようです。

玄米を発芽させるとフィターゼが無毒化してくれます

そんな玄米ですが、実は発芽させた玄米は、フィチン酸を分解してくれるフィターゼがもともと玄米が持っている消化酵素が活性化され、除去してくれます。

そして他の栄養素もさらに高まり、文字通り完全栄養食となります。

しかし完全にフィチン酸を除去できるわけではありませんので、お味噌汁やお漬物などの発酵食品を取る事で、ミネラルを補充する事が大切です。

実績のある自然療法の本などを読んでいると、必ずと言ってよいほど味噌やお漬物を推薦しています。<スポンサ-ドリンク>

糠漬けは素晴らしい食べ物です

なるほど、味噌、糠どこは、発酵により、有害なフィチン酸を分解した理想の栄養食になるからですね。

旬の野菜を漬け込んだお漬物は、究極の食べ物だったのです。

糠どこのお漬物は、発酵で有害なフィチン酸が分解され玄米の良さが100%になったミネラルたっぷりの栄養分を、たっぷり野菜が吸い込んでいます。

玄米愛好家の方は、玄米より、お漬物ですね。

日本の伝統食は、本当に知れば知るほど、神秘的に素晴らしいことがわかります。

しかし、最近は、本物のお漬物は、無くなりましたね~

化学調整されたものばかりです。

唯一信用できるのは、自分でお漬物を作る!それしかありません。

今日の変な病気の増加は、本物のお漬物が消えたから、というのも原因の一つだと思います。

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