自民総裁選と子ども食堂

日本財政最大の問題は何か。
財政赤字でも社会保障支出の拡大でもない。
財政資金の使い方の問題。
財政資金が補助金や利権の支出に回されて、国民の生活を支えるために使われていないこと。
これが問題だ。
子ども食堂とは何か。
子どもたちが十分な食事にありつけない。
そこで民間の善意で子どもたちに食事を提供する施設。
食事を提供する人々が特段裕福というわけではない。
善意で支えている。
「自助・共助・公助」
という言葉があった。
これは「公は前に出ない」という意味。
「自分たちで何とかしろ」
を別表現にしたのが
「自助・共助・公助」。
災害が起きるとすぐに出てくる言葉が
「はあ?」
となる。
ボランティアは「自発的に」善意が提供されるもの。
「公」が強要するものでない。
子どもたちが必要十分な食料にありつけること。
災害が生じて生活環境を復旧すること。
それは「公」の責任・役割だ。
これをやらずに「公」の存在意義などない。
ところが、日本の現実はまったく違う。
おなかをすかせた子どもたちを放置して、生活環境が破壊された地域住民を放置して、補助金と利権に財政資金を優先的に回している。
ロケットを上げたい事業者は自分の資金でロケット事業を手がけるべきだ。
なぜ、税金で事業者のロケット事業に補助金を出す必要があるのか。
自動車会社がリチウムイオン電池を開発したいなら、自前で投資をすればよい。
なぜ、税金で自動車会社のリチウムイオン電池開発に補助金を出す必要があるのか。
民間事業者が半導体工場を建設するのに、なぜ税金で補助金を出す必要があるのか。
事業者は自己責任で資金を調達すべきだろう。
子どもたちが十分な食料にありつけることに対しては財政資金を投じないのに利権補助金には気の遠くなる金額を注ぐ。
全国各地の観光地ターミナル駅に行くと何があるか。
巨大な観光案内所があり、ありとあらゆる観光パンフレットが山積みになっている。
これらの観光パンフレットはすべて無料。
空から降ってくるわけではない。
誰がお金を出しているのか。
ほぼすべてが税金だ。
そのパンフレットを誰が作っているか。
地方公共団体の天下り先が作っている。
一体どれだけのお金が注がれているのか。
こんなところに巨大な税金を投入する余裕があるなら、全国の小中学校の学校給食無償化を直ちに実現すべきだ。
子ども食堂に財政資金を投下して国営の子ども食堂を全国に整備すべきだ。
災害復旧に参加するボランティアの人々に正当な日当を財政資金で支払うべきだ。
子ども食堂に行って2週間も早いお誕生日ケーキをご馳走になってはしゃぐ党首選候補者がいる。
そんな党首選をしている政党が政治のど真ん中に居座り続けることを日本の主権者がどう判断するか。
これが自民党党首選のポイントだ。
UIチャンネル第600回記念放送
「混迷する日本政治と活路その活路
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