
「可哀そうな経営陣」演出で完全崩壊を踏みとどまったフジテレビ

【ある意味大成功】フジテレビ幹部の記者会見、(史上最長?)10時間超えに!記者から激しい怒号や追及が繰り広げられるも、最も重要な核心部分は固くダンマリ!ネット「おじさんたち可哀そう」「経営陣をいじめるゲスなフリー記者ども」
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どんなにゅーす?
・2025年1月27日、フジテレビ幹部による記者会見が16時から行なわれ、極めて異例の10時間超えの長丁場となった。
・記者から激しい怒号や追及する質問が多数出たものの、フジの幹部は事件の「核心部分」については揃ってダンマリ。
ネット上では、フジテレビの幹部に同情する声や、声を荒らげたり厳しい質問をぶつけた記者に対する怒りの声も多く上がっている。

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原因は、突発的に起きたトラブルだったという。
以降、渡邊はその幻影に苦しみ続けることになる。
「当日は雨の日でした。
その時の気候や最寄り駅、匂い、食べ物を想起するとパニック発作が起こり、『過覚醒』というPTSDの症状で些細(ささい)な物音にも恐怖を感じるようになっていった。
トラウマとなった食材を避けるためスーパーに行くこともできないし、食事もまともに喉(のど)を通らず、1ヵ月で5㎏体重が落ちました。
ですが、私をPTSDにした人たちのせいで人生を奪われることが悔しくて……。
なんとか立ち直ってやろう、とその場所に足を運んだり、もがき続けました」
アナウンサーの仕事は大好きで、天職だとすら考えていた。
大きな仕事も決まり、公私共に順調。
そんな最中(さなか)に起きた出来事だったのだ。
渡邊は歩くこともままならず、医師からは入院を勧められ、長期休養をやむなくされた。
「最初は早く現場に戻りたかったんです。
でも、仕事中に身体が震えてまっすぐ立てず、原稿も歪(ゆが)んで見えてしまって。
昨年7月に入院してからも『過覚醒』や『光線過敏症』の症状が治まらず、もう再スタートを切ることは難しいと自覚しました。
会社にも関係するトラウマなので、仮に復帰できてもいつ再発するかわからなかった。
警察に被害届を出すことも考えましたが、踏みとどまりました。
私は頻繁にメモを残すようにしており、当時の日記には、『自分に正直に生きれば良かった』と書き記しています。
そんな経緯もあり、事件から数ヵ月後の昨年秋には会社を辞めることを覚悟していました。
自分の大切にしていたことが、一瞬で手の平からこぼれ落ちていった。
PTSDにならなければ、おそらくアナウンサーの仕事はずっと続けていたと思います」
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ある意味で「成功」したフジテレビ2度目の記者会見!「記者からの激しい追及に必死に耐える可哀そうな幹部たち」の画を延々と見せたことで、まんまと騙されてフジ幹部に同情する意見が大量発生!
まったく「ちょろい」というかなんというか…。
フジテレビが2度目の「やり直し会見」を行なったけど、ネット上の論調をみる限り、これはある意味「成功」だったといえそうね。
75社以上ものスポンサーが撤退して補償を請求する動きも広がっている中、ようやく強い危機感を持ったらしく、今回の会見においてはプロの「演出家」(危機管理プロモーター)が大々的に関わり、細かく指示を出したみたいだね。
その甲斐あって、ネット上では、「さすが経営陣はみんな頭がいい」「これでは完全にいじめじゃないか」「おじさんたち可哀そう」みたいな声がたくさんあがっているし、こんなシンプルな演出に簡単に騙されているようではまず過ぎるだろう。

相変わらず、港社長は「中嶋Pは関わっていない」と言い張っている上に、「なぜ渡邊元アナから聞き取りを行なわずに関わっていないと断言できるのか?」との質問には、一貫してだんまりですし、都合悪い核心部分については「個人のプライバシーに関わることなので」の一点張りで頑なに隠ぺい。
そして、決して口を割ろうとしない経営陣から記者たちがどうにか言質を引き出そうとした結果、ここまで(過去最長?)の時間だけが無駄に長い空っぽ会見になったというわけね。
でも、無駄に長い時間をかけてだんまりを貫き通したことで、「厳しい追及に必死に耐える可哀そうな経営陣」の絵面をみせることに成功したし、フジテレビの完全崩壊は今回の会見で一旦踏みとどまったといえそうだ。
やっぱり、視聴者を欺き洗脳することには(長年にわたって培われたノウハウを得ているだけあって)長けているし、やはり、もう少し一般市民が賢くなり、多面的な側面を冷静に見渡せる思考を持つ必要がありそうだね。
渡邊元アナの言葉(上のFRIDAYの記事)を改めて振り返っても、今回の事件は中居くんによる完全なる凶悪犯罪であることが分かるし、彼女からの必死の訴えを無下にネグり、彼女に寄り添うどころか中居くんに寄り添って事件を隠ぺいしたフジテレビに対して、改めて問題の本質を理解したうえで、徹底的かつ厳しく批判し続けていく必要があるのではないかしら。
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