参院選後に連立組み換えの予定

参院選では125議席が争われる。
参議院定数の2分の1である124が改選議席だが、東京都で非改選議席の欠員1の補充が行われ、選挙で新たに選出される議席は125。
比例代表で50、選挙区で75が選出される。
選挙区定数は以下の通り。
7 東京(欠員含む)
4 埼玉 神奈川 愛知 大阪
3 北海道 千葉 兵庫 福岡
2 茨城 静岡 京都 広島
1 残りの32選挙区
選挙区および比例代表の政党別議席獲得情勢は以下の通り。
まず、焦点となる32の1人区における議席獲得情勢。
自民 14
立民 8
国民 1
野党系無所属 3
自立接戦 3
自無接戦 2
自国接戦 1
2人区(4)
3人区(4)
自民 4
立民 3
公明 2
参政 1
4人区(4)
自民 4
立民 3
公明 3
維新 2
参政 2
共産 1
7人区(1)
自民 1
公明 1
立民 1
共産 1
国民 1
参政 1
他方、比例代表の議席獲得情勢は
自民 13
立民 9
公明 5
維新 3
共産 3
国民 5
れいわ 3
参政 5
社民 1
その他 3
政党別獲得議席数予想値は
自民 38~44
公明 10~12
立民 26~29
維新 6~7
共産 4~5
国民 8~10
れいわ 3~5
参政 9~10
社民 1~2
保守 0~2
NHK 0~1
再生 0~1
自公が50議席を確保すると参院過半数に達する。
石破内閣与党は参院過半数を獲得できるかどうかのギリギリのライン。
衆議院で自公は過半数を割っている。
この情勢では安定した政権運営は不可能である。
参院選後に補正予算を審議するために臨時国会の召集が予想される。
政権運営には衆参での過半数確保が必要不可欠になる。
したがって、野党の一部を連立政権に組み込むことになると予想される。
国民民主を政権に取り込む可能性が高い。
国民民主が自民党を一体の存在であることを踏まえて参院選に臨むことが必要だ。
現時点での選挙情勢の特徴は〈ゆ党〉勢力の拡大。
〈ゆ党〉とは〈見かけは野党・中身は与党〉という存在だ。



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