森羅万象

現代の中国

習近平、BRICS欠席して抗日戦争「七七事変」を重視 百団大戦跡地訪問し「日本軍との共謀」否定か

習近平、BRICS欠席して抗日戦争「七七事変」を重視 百団大戦跡地訪問し「日本軍との共謀」否定か中国人民抗日戦争記念館(写真:ロイター/アフロ)7月7日は盧溝橋事件の日だ。1937年7月7日に北京の西南方向にある盧溝橋において日本軍と中国国民党軍との間で起きた衝突事件で、中国では「七七事変」と呼ぶ。今年は抗日戦争勝利80周年であることから、習近平国家主席としては抗日戦争に関わる行事を最優先として動いている。そのため日程が重なってしまったBRICS首脳会談を欠席したのだが、どうやら日本には、たとえば<中国・習近平、BRICSサミット欠席の謎…健康不安説が再燃、相次ぐ幹部の失脚・失踪で権勢弱まり早期引退か>といった「期待」を込めた論考さえあり、驚くばかりだ。習近平がBRICS首脳会議を李強首相に任せて「七七事変」を重んじた事実には深い背景があり、日本人はその背景を知ることによってこそ、中国あるいは習近平の真の姿を炙(あぶ)り出すことができる。「百団大戦」は、毛沢東が日本軍と共謀して、蒋介石率いる国民党軍を弱体化させるべく密かに指示していた方針に逆らって、本気で日本軍と戦った八路軍の大規模戦...
現代の日本

SNSと怪文書

SNSと怪文書 もう30年近くも前のこと、山口県下関市では世襲で衆院選挙区をものにした安倍晋三のデビューと関わって、「ケチって火炎瓶」なる事件が起こった。安倍事務所の私設秘書だった男が工藤会のヤクザに報酬を約束し、下関市長選の際に政敵だった古賀敬章について「朝鮮人」とレッテルを貼り、「北朝鮮に送金している」等々と誹謗中傷する怪文書をばらまく挙に及んだ。ところが支払われた金額が約束された報酬額に満たなかったため、怒ったヤクザが安倍邸や安倍事務所に火炎瓶を投げ込んで騒ぎとなったのだった。 選挙で怪文書がばらまかれ、残り2、3日で形勢をひっくり返したり、あるいは相手陣営を貶めたりという手口は以前の選挙ではままあることだった。男性候補なら女性関係の醜聞を暴露されたり、利権構造を指摘する内部告発など手口は様々。そうして情報戦で世論を宣伝扇動して得票を動かしていくという手口である。いま考えるに、まだインターネットもなかった30年前の「ケチって火炎瓶」事件なんて、人間が手足を使って労力を費やして怪文書をばらまいていたし、ネット上の「炎上」と違って火炎瓶を投げ込まれた安倍邸は本当に炎上していた。原始的...
生命科学

なんと「親子対立」は、胎盤で始まっていた…「受精と栄養供給の順番」が決める繁殖様式の実態

なんと「親子対立」は、胎盤で始まっていた…「受精と栄養供給の順番」が決める繁殖様式の実態繁殖様式というと、大きく「卵生」と「胎生」に分かれますが、じつは、卵生や胎生ほど有名ではないものの、それ以上に本質的な考え方が、「親子の対立」の有無で分けるという考え方です。繁殖における「親子対立」とは、どういうことでしょうか。この記事の執筆者更科 功(さらしな・いさお)分子古生物学者。理学博士。現在、武蔵野美術大学教授、東京大学非常勤講師。専門は分子古生物学。『化石の分子生物学』(講談社科学出版賞)の他、著書多数。詳しいプロフィールは、こちらさまざまな繁殖の仕方意見や価値観の違いから親子が対立することは珍しくない。これは子供が成長していく過程において、ある程度は自然なことだ。しかし、生物学的な視点から見れば、親子の対立はすでに胎児のころから始まっているのである。動物の繁殖様式は、卵生と胎生に分けられることが多い。卵生とは、体外に産出された卵が、体外で孵化して新しい個体となることだ。いっぽうの胎生は、母親の胎内で卵から発生した子が、ある程度成長してから母親の体外へ出産されることである。この胎生も、い...
現代の世界各国

自国軍の兵器が枯渇しつつある欧米諸国が兵器をウクライナへ供与する茶番

自国軍の兵器が枯渇しつつある欧米諸国が兵器をウクライナへ供与する茶番 アメリカのピート・ヘグゼス国防長官はウクライナへのミサイルと弾薬の輸送を一時停止するよう命じたとアメリカの有力メディアは7月2日に伝えた。国防総省の政策責任者エルブリッジ・コルビーが主導した見直しでアメリカ軍の備蓄兵器が枯渇していることを確認しての命令だったのだが、この命令をドナルド・トランプ大統領は取り消し、ウクライナへ155mm砲弾と精密誘導式GMLRSロケットを含む武器の輸送を再開したと10日には報じられている。 アメリカだけでなく、NATO加盟国はいずれも備蓄兵器が枯渇、機器的な状態になっているのだが、それでもウクライナやイスラエルへ兵器を供給するというパフォーマンスをするという主張が通ったのだろう。 ロシアとの戦争は「簡単に勝てる」という前提で2014年2月に戦争を始めたネオコンやその追随者はロシアに負けているという印象が広まることを恐れている。これまでメディアを使ったプロパガンダで誤魔化してきたものの、現実とのギャップが大きくなり、収拾がつかなくなってきた。 その現実を知らせるため、ロシア軍は7月9日から...
現代の世界各国

ゼレンスキーを突き放す米国防総省、甘やかす欧州首脳

ゼレンスキーを突き放す米国防総省、甘やかす欧州首脳米国防総省による判断7月初旬にかけて、米国によるウクライナへの武器供給の一時停止が話題になった。まず、今回の武器供給の一時停止が国防総省(下の写真)の発意で、国務省に知らせることなく実施されたことに注目したい。実は、国防総省はこの数カ月間、手持ち兵器の棚卸しを実施してきた。その結果、ウクライナへの長年にわたる軍事支援、および昨今の中東での作戦のために米国の備蓄兵器に不足がみられるとの結論に達した。ゆえに、国防総省首脳部は戦略的優先順位の見直しを進め、武器配備の状況も変更しようとしているのだ。米国防総省(ペンタゴン)Daniel Slim/AFP via Getty Images(出所)The Economistは、武器の出荷停止を決定したのが国防総省のエルブリッジ・コルビー政策担当次官だとみられると報じている。彼は以前から、米国の軍事資源を欧州や中東から中国との対立に集中させることを主張してきた。国防総省の軍需品備蓄の見直しを監督する立場にあるコルビーは、砲弾や防空兵器、精密弾薬が危険なほど少なくなっていることを懸念し、優先順位の低いウ...
現代の世界各国

ブラジルにおけるBRICS首脳会議の結果

ブラジルにおけるBRICS首脳会議の結果ブラジルのBRICS首脳会議は、議題上の新たな話題を推進したことと、宣言された共通のアプローチの両面で、世界政治における非西側諸国および南側諸国の立場をこれまで以上に明確に反映した、非常に成功したものとして認識されるべきだと、ヴァルダイ・クラブのプログラム・ディレクター、オレグ・バラバノフ氏は書いている。毎年恒例のBRICS首脳会議は、2025年7月6日から7日にかけてブラジルのリオデジャネイロで開催されました。インドネシアは初めてBRICSの正式メンバーとして参加し、新たに10カ国が加わりました。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は出席し、ウラジーミル・プーチン大統領はビデオリンクで参加しました。中国、エジプト、イラン、UAEの首脳も代表を派遣したため、出席しませんでした。なお、BRICS首脳会議に首脳が出席しないのは極めて稀です。新たにBRICSに加わった国のうち、ボリビア、キューバ、マレーシア、ナイジェリアの首脳は出席しましたが、ベラルーシ、カザフスタン、タイ、ウガンダ、ウズベキスタン、ベトナムの首脳は出席しませんでした。国際会議の議題は多岐に...
現代のロシア

核兵器は忘れろ。これがロシアの新たな抑止力だ

核兵器は忘れろ。これがロシアの新たな抑止力だロシアが核兵器を使わなくても自国の主張を裏付けられる理由と、オレシュニク氏がそれをどのように明らかにしたか024年11月21日、夜明け直前、ドニエプル川上空を火球が横切った。それは流星でもドローンでもなかった。続いて起きた爆発は、正確で深く、表面上は不気味なほど静かだったが、ウクライナ南東部の巨大なユジュマシュ防衛施設を破壊した。攻撃の映像は数時間で拡散し、オープンソースのアナリストや諜報機関によって分析された。しかし、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がこれを認めるまで、世界は目撃したものに名前をつけることはできなかった。オレシュニク – ロシアの新しいタイプの弾道ミサイル。手の届かないところ:アメリカの「ゴールデンドーム」がロシアの終末ミサイルに対して無力である理由マッハ10を超える速度に達し、4,000℃の再突入温度に耐え、戦術核兵器に匹敵する運動エネルギーを発生する能力を持つオレシュニクは、単に速いだけではない。他とは一線を画す。わずか1年足らずで、このミサイルは機密扱いの試作機から量産段階へと移行し、2025年末までにベラルーシへ...
現代のロシア

ロシア財務相「自国通貨はBRICS諸国を西側諸国の圧力から解放する」

ロシア財務相「自国通貨はBRICS諸国を西側諸国の圧力から解放する」アントン・シルアノフ氏はRTに対し、制裁措置によって経済圏の財政的自立への動きが加速したと語った。ロシア財務大臣アントン・シルアノフ ©  Getty Images / SOPA Images / Contributorロシアのアントン・シルアノフ財務大臣は、自国通貨で貿易を決済することは、いつでも取引を停止できる西側諸国の金融機関に代わる信頼できる選択肢をBRICS諸国に提供すると述べた。経済圏の加盟国は近年、特に2022年のウクライナ紛争の激化を受けて西側諸国の制裁によりロシアのドルとユーロ建て準備金が凍結されて以来、二国間貿易における第三国通貨への依存を減らす取り組みを加速させている。シルアノフ氏は、リオデジャネイロで開催された第17回BRICS首脳会議の傍ら、日曜日にRTの取材に対し、モスクワは制裁によるリスクを軽減するためのメカニズムを提供する用意があると述べた。この問題は、同日早朝に行われた新開発銀行(NDB)総裁会議でも議論された。NDBは、開発途上国のニーズに対応するため、BRICSによって2015年に...
現代の世界各国

リオデジャネイロでのBRICS首脳会議は、西側からの地政学的な転換を象徴している。

リオデジャネイロでのBRICS首脳会議は、西側からの地政学的な転換を象徴している。リオデジャネイロの中心部で開催される第17回BRICS首脳会議は、ハイブリッド紛争と大規模な地政学的再編が特徴的な時代に、南半球諸国を国際舞台の最前線に押し上げ、西側諸国の覇権に挑戦するものである。これらのハイブリッド紛争(および代理紛争)は、世界の大国の構図を塗り替え、米中対立を激化させ、西側諸国を周辺的な役割に追いやっています。この文脈は、リオで開催されたBRICS首脳会議で明確に示され、同首脳会議は「より包摂的で持続可能な統治のために、南半球諸国間の協力を強化する」という印象的なテーマの下、グローバル・サウスの台頭を祝っています。ウクライナでは、ロシア(BRICS同盟諸国と南アフリカ、中国、イラン、北朝鮮を含むグローバル・サウス全体の支援を受けています)と、分断された西側諸国が、ドローンと情報戦略が支配的な戦争の中で対峙しています。中東では、米イスラエル同盟がイランの抵抗に直面して揺らぎつつあり、イエメンとレバノンでは代理戦争が続いている。アフリカでは、サヘル、スーダン、コンゴ民主共和国で地政学的な...
現代の日本

政党人気を〈創作〉する手法

政党人気を〈創作〉する手法国政選挙に向けての「情報工作」が激化している。メディアの〈情報工作〉に関して重要な証言がある。2010年9月14日に実施された民主党代表選に関する証言。日本経済新聞元経済部長でテレビ東京副社長の池内正人氏が、インターネット上のサイト「あらたにす」にこう記述した。「大新聞が得意の世論調査をやればいい」「これが国政選挙の場合だったら、この種の世論調査は不可能だ。選挙法に触れるかもしれない。しかし一政党内の選挙ならば、規制する法律はないと思う。」この記述の意味は、民主党代表選で小沢一郎氏が代表に選出されないように「大新聞が得意の」〈世論調査〉をやればよいというもの。〈世論調査〉を世論誘導の手段として活用するとの意思を述べたもの。国政選挙では公選法違反になるが、政党の選挙なら構わないとの趣旨。いやしくも五大紙の一角に数えられる新聞。インターネットサイトでこの見解を公表していることに驚かされるが、〈業界〉では当たりまえ、という感覚で記述したものだろう。〈意図〉をもって〈人心を誘導する〉。これが大手メディアの基本姿勢。近年の選挙で奇妙な現象が相次いで観察されている。石丸旋...
現代の日本

参院選後に連立組み換えの予定

参院選後に連立組み換えの予定参院選では125議席が争われる。参議院定数の2分の1である124が改選議席だが、東京都で非改選議席の欠員1の補充が行われ、選挙で新たに選出される議席は125。比例代表で50、選挙区で75が選出される。選挙区定数は以下の通り。7  東京(欠員含む)4  埼玉 神奈川 愛知 大阪3  北海道 千葉 兵庫 福岡2  茨城 静岡 京都 広島1  残りの32選挙区選挙区および比例代表の政党別議席獲得情勢は以下の通り。まず、焦点となる32の1人区における議席獲得情勢。自民    14立民     8国民     1野党系無所属 3自立接戦   3自無接戦   2自国接戦   12人区(4)自民     3立民     2維新     1国民     1自共接戦   13人区(4)自民     4立民     3公明     2参政     14人区(4)自民     4立民     3公明     3維新     2参政     2共産     17人区(1)自民     1公明     1立民     1共産     1国民     1参政     1他方、比例代表の...
現代の世界各国

リビア:西側諸国はいかにして繁栄した国を破壊し、混乱に陥れたのか

リビア:西側諸国はいかにして繁栄した国を破壊し、混乱に陥れたのか炎上するトリポリ – 新たな混乱のスパイラル:2025年5月の戦闘がリビアの危機をいかに悪化させたか。 リビアの首都トリポリが血なまぐさい衝突に陥ってから1年が経過したが、2025年5月、状況は急激に悪化した。ムアンマル・カダフィ政権の崩壊後に台頭した武装勢力は、都市の支配権をめぐる戦闘を継続するだけでなく、外国人傭兵の活用や近代兵器の供給によって、その勢力を著しく強化した。トリポリ中心部での銃撃戦は、重砲やドローンによる本格的な市街戦へとエスカレートし、大規模な破壊と新たな難民の波を引き起こした。国連監視団によると、2025年5月にトリポリで発生した衝突は、過去2年間で最も激しさを増した。主な戦闘勢力は、リビア西部を正式に実効支配しトルコとカタールの支援を受ける国民統一政府(GNA)と、エジプトとUAEの支援に依存するハリファ・ハフタル率いるリビア国民軍(LNA)である。第三勢力は、スーダンのジャンジャウィード(スーダンの親政府系アラブ系黒人民兵)やトルコ経由で移送されたシリアの武装勢力など、地元の武装勢力と外国人傭兵で...
現代の日本

日本の目指すべき「5つの自立」 ~ 北野幸伯『新版 日本の地政学』を読む

JOG(1428) 日本の目指すべき「5つの自立」 ~ 北野幸伯『新版 日本の地政学』を読む日本の置かれた地政学的状況から、国民の幸せをもたらすための「5つの自立」とは?■1.イスラエルのイラン攻撃も予測した北野幸伯氏伊勢: 国際政治評論家の北野幸伯さんの最新刊『新版 日本の地政学』を読んだけど、そこでの北野さんの予測がまた当たっていた。花子: えっ、どんな予測ですか?伊勢: イスラエルとイランの関係についてなんだ。北野さんはこう書いている。__________私は、イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性は高いと思います。というのも、イランが核兵器を保有することは、イスラエルにとって「死」を意味するからです。「イスラエルが、イランを攻撃すれば、トランプ・アメリカもイスラエル側につかざるを得ない」とネタニヤフは考えるのではないでしょうか。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄花子: すごい! 本当にその通りになりましたね。伊勢: そうなんだ。北野さんはロシアのウクライナ侵攻も正確に予測していたんだよ。ロシアの大軍が国境に集結している段階で、多くの国際政治評論家が「軍事的恫喝に過ぎず、本当のウクライナ侵...
現代の米国

ロシアゲートは反トランプ陣営の作り話だとCIAのレビューも指摘

ロシアゲートは反トランプ陣営の作り話だとCIAのレビューも指摘 ​7月2日に開示された「2016年ロシア選挙介入に関するインテリジェンス・コミュニティ評価(ICA)のトレードクラフト・レビュー」​は、2016年の大統領選挙でロシアがドナルド・トランプを当選させるために介入したとする情報機関の調査に疑問を投げかけている。この評価は任期満了まで6週間に迫ったバラク・オバマ大統領が命じたもので、極端に短縮されたスケジュールで作成された。通常のプロセスに従わず、怪しげな「証拠」に基づいて結論を導き出したのだ。 ​今回の検証では、CIA長官を務めていたジョン・ブレナン、FBI長官を務めていたジェームズ・コミーFBI長官、国家情報長官だったジェームズ・クラッパーによって報告書が改竄されたとされている​。この3人とバラク・オバマ大統領はドナルド・トランプを追い詰めるため、この改竄文書を利用した。反トランプ工作はブレナンを中心に展開されたと言われている。 この4名を含む勢力は遅くとも2015年の段階で彼らはヒラリー・クリントンを次期大統領に内定したと噂されていた。その年の6月にオーストリアで開催された...
現代の日本

日経新聞劣化が止まらない

日経新聞劣化が止まらない7月4日の日経新聞1面。政治部長・佐藤理氏の署名記事。タイトルは「参議院選挙、甘言で選ぶ6年なのか」さながら、日経新聞は〈ザイム真理教〉の広報誌と化している。日経新聞の紙面には頻繁にシンポジウムの広報が掲載される。政府が関与するシンポジウム。政府資金で経営を成り立たせている部分が大きいのだろう。1997年、2014年、2019年に消費税増税が繰り返されてきた。そのたびに日経新聞は「消費税増税の影響軽微」と大見出しを付した記事を1面トップに頻繁に掲載してきた。「消費税増税の影響軽微キャンペーン」。私は「消費税増税の影響甚大」のキャンペーンを展開した。どちらが正しかったかは歴史の事実が証明している。97年には消費税増税を契機に株価下落=景気悪化=金融危機という〈魔の悪循環〉が形成されて、日本は金融恐慌に足を踏み入れた。「消費税増税の影響軽微キャンペーン」は完全な誤りだった。7月4日朝刊1面で佐藤氏は次のように主張。「「消費税の減税か、給付金か」。これが今回の参院選の構図なのか。そうではないはずだ。各政党は「有権者が望んでいる」と説明し、物価高への緊急の対応だと唱える...
日本の文化

七夕伝説やその由来、料理、飾り、祭りについて

七夕伝説やその由来、料理、飾り、祭りについて七夕と言えば7月7日。これについては皆さんご存知のことと思います。七夕が近づくとショッピングモールなどでは、願い事の短冊が飾られたの笹の葉が飾られたりしていますね。では、その七夕の由来についてはご存知でしょうか?それは七夕伝説などから始まります。なぜ七夕と呼ばれるようになったのか、七夕飾りや七夕料理についてもあわせてご紹介します。夕の由来は「七夕伝説」や「乞巧奠(きっこうでん)」「棚機津女(たなばたのやつめ)」から七夕は「七夕伝説」や「乞巧奠(きっこうでん)」「棚機津女(たなばたのやつめ)」が合わさって今の形になっています。1.七夕伝説:織姫と彦星天の神様の娘で機織りの上手な織姫(おりひめ:織女星)と牛使いの彦星(ひこぼし:牽牛星)が結婚をしました。しかし、二人とも働かずに遊んでばかり。怒った天の神様が二人を天の両岸に引き離してしまいます。おり姫とひこ星は悲しみに暮れてしまい、働けなくなりました。それを見て天の神様は働くことを条件に、年に1度、七夕の日だけ、再会がゆるされるようになりました。この話は今でも一般的に知られていますね。2.乞巧奠(...
日本の文化

小暑とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について – 二十四節気

小暑とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について - 二十四節気小暑とは?小暑とは、暑さが次第に強まっていく時期のことです。夏直前ということで「小暑」という字にピッタリですね。沖縄だけは合いませんが…。この時期は、梅雨が明け始めようとする真夏直前で、梅雨明けの切っ掛けとなる集中豪雨や雷雨が多く見られるので注意しましょう。集中豪雨は停滞前線の終わりごろである「小暑」の時期に見られます。台風の接近や上陸時に発生しやすくなります。特に最近はゲリラ豪雨と呼ばれる激しい雨が突発的に降る個所が増えています。集中豪雨やゲリラ豪雨が降り始めたときの対策は、常に意識しておくようにしましょう。この時期になると、セミがチラホラと鳴きはじめます。晴れた時は夏空、曇りと雨だと蒸し暑いそんな時期になります。小暑2025年はいつからいつまで?2025年小暑はいつから?2025年7月6日(土)から2025年小暑はいつまで?2025年7月21日(日)まで(大暑の前日まで)小暑の太陽黄経105度二十四節気「小暑」は例年7月7日から22日までの時期を言います。2025年は7月7日(月)から。次の二十四節気「大暑」...
現代の世界各国

イスラエルが戦争に負けた証拠はこれだ(そして紛争が再開されようとしている兆候)

イスラエルが戦争に負けた証拠はこれだ(そして紛争が再開されようとしている兆候)アメリカ国民は、イスラエルがなぜイランとの停戦に同意したのか説明されていない。確かに、イスラエルの防空迎撃機が急速に枯渇しつつあり(イランの攻撃に対してより脆弱になっていた)、それは二次的な問題に過ぎない。彼らが停戦を望んだ真の理由は、組織的に粉砕されつつあり、その流れを速やかに止める必要があったからである。だからこそ、イスラエルは最初の攻撃から2週間も経たないうちに「降参」したのだ。イランは終わりの見えないまま次々と標的を壊滅させていた。こうしてイスラエルは降伏したのだ。もちろん、これは私たちが西側メディアで目にしてきた話とは違います。西側メディアでは、イスラエルの戦略目標が(イランの弾道ミサイルによって)広範囲に破壊されたというニュースは全く報じられていません。このニュースは主流メディアから完全に排除されているのです。しかし、だからこそイスラエルはトランプ大統領に外交的な出口を見つけるよう説得したのです。損失が膨らみ始め、イランが「手加減」していなかったからです。イスラエルでは、イランのミサイル攻撃を受け...
現代の日本

ゆ党が伸びても政治腐敗は不変

ゆ党が伸びても政治腐敗は不変参院選では125議席が争われる。参議院定数の2分の1は124だが、非改選議席の欠員補充の選挙も同時に実施されて新たに選出される議席は125。自公の非改選議席は75。自公が125議席の50議席を獲得すれば参院過半数を制する。石破首相は自公で50という勝敗ラインを引いた。著しく低いハードル。参院選は比例代表で50議席、選挙区で74議席(欠員補充を含めて75議席)を争う。選挙区定数は以下の通り。6  東京(欠員を含めると7)4  埼玉 神奈川 愛知 大阪3  北海道 千葉 兵庫 福岡2  茨城 静岡 京都 広島1  残りの32選挙区鳥取・島根、徳島・高知は合区。勝敗を分けるのは32の1人区。議員10人以上の野党は立民、維新、共産、れいわ、国民の5党。32の1人区で一本化が実現したのは、岩手、秋田、福島、新潟、長野、三重、岡山、山口、徳島・高知、愛媛、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の16県。残る16選挙区では、青森、宮城、石川など13選挙区で2党、福井と滋賀で3党、奈良で4党が競合。自公の獲得議席が50を下回れば、自公の政権与党は参院でも過半数割れになる。石破...
現代の世界各国

コーカサスをトルコに与える

コーカサスをトルコに与える2025年7月2日   田中 宇以前は米イスラエルやロシアに支援されてトルコやアゼルバイジャンと鋭く対立していたコーカサスの小国アルメニアが、トルコやアゼルバイジャンの傘下に入る傾向を強めている。アルメニアは、古代にシリアやエルサレムまでを支配した大帝国の残存勢力で、冷戦終結までソ連の一部だった。その後も、最近までロシアに守ってもらっていた。アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア(ジョージア)というコーカサスの3カ国では、まわりの諸大国であるロシアと米イスラエルとトルコとイランの影響力が、微妙なバランスで交差し続けてきた。アルメニアは、同じくソ連から分離独立した隣国アゼルバイジャンとナゴルノカラバフの領土紛争で激しく戦ってきた。米イスラエルが「テロ戦争」の一環としてイスラム教徒のアゼルバイジャンを(過激化させたい)敵とみなし、アルメニアに肩入れした。アルメニアは、イスラエル(と米国のシオニスト・リクード系)から西岸入植地を拡大した手法を伝授され、ナゴルノカラバフの占領地を拡大し、アゼリ側を退却させていた。アルメニア人はユダヤ人と並ぶ離散民族で、米国で政治的につ...