人体細胞の活動に、クエン酸サイクルというものがあります。
クエン酸サイクルとは、エネルギーのもとであるブドウ糖がミトコンドリアの中に取りこまれるとクエン酸が次々と8種類の酸(コハク酸やリンゴ酸など)に変化しながら、その過程でブドウ糖からエネルギーを取り出す仕掛けのことです。
その変化の最後、9種類めに再びクエン酸になります。
このクエン酸サイクルが病気改善、健康維持に効果があるという記事です。
クエン酸は難病から全ての病気改善に強力!
現代はとにかく糖質を摂りすぎです
以下の記事で、血糖値を下げる奥の手として最後にクエン酸を紹介しました。
クエン酸は強烈!やはり只者ではありません!医者が青くなります!
その前に、食べ物の糖質量を角砂糖に換算したものを紹介します~
コーラ=角砂糖10個
スタバ、フラペチーノ=12個
ご飯1杯=14個
食パン1枚=8個
決して甘さとは関係ありませんが、恐るべし糖質の量ですね
人体細胞の活動に、クエン酸サイクルというものがあります。
体とクエン酸の凄い関係=クエン酸サイクル
エネルギーのもとであるブドウ糖がミトコンドリアの中に取りこまれると、クエン酸が次々と8種類の酸(コハク酸やリンゴ酸など)に変化しながら、その過程でブドウ糖からエネルギーを取り出す仕掛けのことです。
その変化の最後、9種類めに再びクエン酸になります。
これがクエン酸サイクルです。
消耗した分は補充してやればいいのです。
ガンは、たくさんの乳酸をつくります。
ブドウ糖を分解するとき、酸素をたっぷり使って高分解させるのが健康細胞のクエン酸サイクルのやり方なのです。
ガンは酸素を使わずに、大量のブドウ糖を低分解させます。
その低分解=不完全燃焼の燃えカスが乳酸です。
ガンの周囲を囲うように、その大量の乳酸がたまり、そのあたり一帯が酸性になると、ミトコンドリアは弱って、その中のクエン酸サイクルが停滞、停止します。
そうした逆境下でも、がん細胞内でミトコンドリアが正常に働くようにしてあげると、がんは、瀕死していきます。
ガンがつくったたくさんの乳酸は、クエン酸サイクルで分解、水と炭酸ガスになって消えていきます。
クエン酸サイクルは、回転にともなって活性酸素を出すので、それが集積することによってがガン細胞は死んで、健康を保っています。
ミトコンドリアはそうして自然で順調な細胞の死、すなわち細胞の代謝という、重要な役割をになってますが、クエン酸サイクルが停滞、停止しますと、ガン細胞は死ななくなってしまいます。
ガンに勝つには察知の通り・・・
身体中のミトコンドリアで、強固なクエン酸サイクルを確立し、ぐるぐるグルグルできるだけ激しく廻してあげればいいのです。
ガン細胞の中のミトコンドリア内でクエン酸サイクルが激しく廻りだしますと、他の健常細胞のミトコンドリア同様、活性酸素を蓄積し、その結果、放っておいても順次死んでいってくれるようになります。
またガンは周辺環境がアルカリ性(ph7,4)になると、活動が弱り休眠状態にもなります。
クエン酸は,腸内で分泌した重曹と混ぜられて、クエン酸ソーダというアルカリに変わりますので、
これを大量吸収すれば、酸性方向に傾いた招病体液そのものを、健康な弱アルカリ性に変えることができます。
身体をアルカリ化させますので、つまり、ガン、糖尿、あらゆる病気に効果があります。
クエン酸サイクルを上手に運ぶ食べ合わせ
クエン酸だけではクエン酸サイクルは芳しく廻りません。
ビタミンB1をはじめとするB群やビタミンCの他、亜鉛・マグネシウム・セレン・鉄・マンガン・クロムなどのミネラル、さらにリジン・システインといったアミノ酸などなどが必要です。
これは、クエン酸以外から摂取しなければいけません。
ビタミンB1の摂取は、本物の糠漬けが素晴らしいです
食品名 | ビタミンB1の 含有量 | 一食の食品、食材の目安 |
豚ひれ肉 | 0.98mg | 60gでは0.59mg |
豚もも肉 | 0.94mg | 60gでは0.56mg |
うなぎの蒲焼き | 0.75mg | 1串 100gでは0.75mg |
落花生 | 0.85mg | 25gでは0.21mg |
大豆 | 0.83mg | 30gでは0.25mg |
そら豆 | 0.50mg | 10粒 50gでは0.25mg |
えんどう豆 | 0.75mg | 30gでは0.23mg |
紅ザケ | 0.26mg | 1切れ 80gでは0.21mg |
玄米のご飯 | 0.16mg | 1杯 120gでは0.19mg |
その他、ハム、ナッツ、たらこ、ブリ、枝豆、きな粉なども、ビタミンB1を多く含む食品・食材です。 |
*文部科学省 五訂日本食品標準成分表より
*1mg(ミリグラム)とは、千分の1グラムのことで、 1g=1000mgです。
ビタミンCは、アセロラや焼き海苔、ピーマンなどに多く含まれますが、なかなか摂りにくい場合は、タンポポ茶がいいですね。
サプリのビタミンCは、水溶性ではありませんのでNGです。
あとの微量ミネラル類は、旬の野菜や果物、卵醤、野菜スープで補えると思います。
ビール酵母とクエン酸を合わすのも良いそうですがビタミンCが入っていませんのでタンポポ茶はやはり要りますね。
ビール酵母の成分例(水分6%の乾燥粉末100g中)
たんぱく質45.8g | (ミネラル類) |
脂肪8.0g | カルシウム236.0mg |
食物繊維28.7g | 鉄36.7mg |
カロリー414.0kcal | マグネシウム0.28mg |
ナトリウム144.0mg | |
(ビタミン類) | 亜鉛164.0mg |
ビタミンB14.40mg | |
ビタミンB22.31mg | (アミノ酸類) |
ビタミンB61.55mg | タウリン40.0mg |
ビタミンE2.21IU | アスパラギン酸3680.0mg |
ナイアシン10.14mg | グリシン1830.0mg |
ビオチン0.10mg | バリン2440.0mg |
コリン401.0mg | チロシン1660.0mg |
イノシトール3.4mg | グルタミン5230.0mg |
ほか | ヒスチジン970.0mg |
アラニン3100.0mg | |
リジン2680.0mg |
ガンの発する乳酸が勝つか、飲むクエン酸が勝つかの勝負ですね。<スポンサ-ドリンク>
症例別クエン酸摂取の目安
簡単には、酢を飲むと良いです。
次にクエン酸水を自作して飲む方法を紹介します。
クエン酸 2,5g=小さじ半分
浄水 250cc
混ぜて飲みます。
重病の人は、一日15gを目安にして、数時間毎に数回飲むと良いです。
ガンの人は、2時間毎に6回が良いようです。
クエン酸は約2時間で完全燃焼しますので、一度に摂るよりも何度かに分けて摂る方が効果的です。
症例別、一応の目安です。
◎疲労回復・・・3~5g/日
◎酸性体質の改善・・・2~3g/日
◎冷え性の改善・・・2~3g/日。
◎結石予防・・・2~3g/日
◎生理不順の改善・・・2~3g/日
◎ミネラルの吸収をよくする・・・カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル系サプリメントをとるときに溶かしていっしょに飲む(キレート作用)
ちなみに、朝はエネルギー生成に、夜は疲労回復に優先的に働きます。
酸っぱくて飲み難い方は、果糖やフラクトオリゴ糖などの血糖値を上げない糖質を入れて飲むと飲みやすいです。
注意として、クエン酸は、体の中でアルカリに成りますが、口に含んだときは、かなりの酸性です。
多く飲まれる方は、歯がちょっとギシギシして溶けてしまいます。
ですので、ストローで歯に触らないように飲むと良いですね。
おしっこも近くなりますが、これは、腎臓の働きが良くなっていますので、それは、心配要りません。
クエン酸の数々の効能
●中性脂肪・コレステロール増大予防効果
料理などにクエン酸を加えることで塩味が増す効果があります。
中性脂肪やコレステロールの数値を下げる効果ももっています。
●免疫力
人間にとって大切な自然治癒力や免疫力を回復します。
風邪・ウィルス性疾患への効果・肝臓病にも効果がありますし白血球の働きを活性化します。
●アルカリ性物質の中和(ph値調整)
実はクエン酸塩が分解すると血液はアルカリ性 となります。
また体の恒常性を保つために尿がアルカリ性となり、その結果尿酸の排泄が増加して原因物質の血中の尿酸値が低下します。
●尿路結石を予防、腎機能改善効果
クエン酸は尿をアルカリ化させ、尿中のカルシウムと結合し、尿路結石の形成を予防します。クエン酸や乳酸など体液成分のアニオン性電解質が増大すると利尿作用が改善されるので治療薬にも用いられています。
●運動時の疲労感を軽減
運動をしている場合、つまりクエン酸回路(TCA回路・クレブス回路)が十分に働いてエネルギー生産をしているときに、過剰分のクエン酸が脂肪酸の生合成を助ける働きをします。
クエン酸回路は後日説明します。
●胃腸や粘膜、肌荒れに素晴らしい
胃腸の調子が悪いなと感じたときは、粘膜が傷ついていたり荒れていたりしますがクエン酸がそれを修復してくれます。
驚くべきは、クエン酸と水で作った水溶液ですが、お風呂などで顔を洗うと驚くべきピーリング効果があります。
洗顔後肌がツルツルツルツルです!!
●疲労回復
疲労物質や老廃物などが、完全燃焼によりエネルギー・炭酸ガス・水に分解され体外に排泄されるため疲労回復に効果があります。
●血液の浄化
血液をキレイにし血管を丈夫にする腎臓の機能を改善します。
諸臓器への正常な酸素の供給、血圧の正常化、排泄排便障害の緩和・体内老廃物の排泄されます。
●尿酸値を減少
クエン酸には尿をアルカリ化(ph値を上げる)する作用がある為、
尿中に尿酸が多く溶けるようになります。これが尿酸値の低下へとつながります。
→ 痛風の薬クエン酸塩(ウラリット)
●ミネラル吸収率をUP、酸化防止
クエン酸には、ミネラル分を包み込んで吸収させるキレート作用があります。
鉱物ミネラルは吸収が悪い、という特徴がありますが、このキレート作用によりカルシウム・マグネシウムの吸収が促進されます。
→ 貧血や男性機能の改善、骨粗鬆症の予防
●ビタミンB6の吸収促進
クエン酸は、ビタミンB6の吸収を促進させます。
●アレルギー性疾患
花粉症/喘息/アレルギー性皮膚炎を緩和します。
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