森羅万象

現代の米国

帝国主義への逆戻りか、計算された戦略か?米トランプ「力による外交」の複雑な構図を読み解く

帝国主義への逆戻りか、計算された戦略か?米トランプ「力による外交」の複雑な構図を読み解く各国首脳や数々の国際機関から「予測不能で危険な存在」とみなされているトランプ大統領。ベネズエラ侵攻やグリーンランド取得意図を公言するなど、戦後秩序を破壊するかのような彼の言動は、国際社会に混乱を巻き起こしているのも事実です。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、トランプ大統領の「思いつき」のようにも受け取れる言動の背景を考察。その「複雑な構図」を解説するとともに、アメリカの「本当の狙い」を読み解いています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:強者が支配する世界への回帰と揶揄されるトランプ外交の“本当の”狙い気まぐれとは程遠い綿密に計算された動き。トランプ外交の本当の狙い「トランプ外交は“ルールのない世界への回帰”と言わざるを得ない。法の支配に基づく戦後の秩序は完膚なきまで踏みにじられ、国際法よりも強者の原理が優先される、まさに帝国主義の再興と言わざるを得ない」(”It’s a...
生物学

ゾッとする。絶対逃れられない、その速さ…筋組織を持たないはずの「ハエトリグサが獲物を狩る」方法…動物にはできない、驚愕のしくみ

ゾッとする。絶対逃れられない、その速さ…筋組織を持たないはずの「ハエトリグサが獲物を狩る」方法…動物にはできない、驚愕のしくみ食虫植物という、昆虫などの動物を食べる植物がいるのをご存知でしょうか。日本でも高山や湿地などにいくつかの種が自生しています。植物なので自ら光合成しますが、貧栄養の土壌などで、不足する栄養分を補うために、捕虫すると考えられています。多くは動かずに、あるいはわずかに動く程度で、よってくる虫を捕らえますが、北米原産のハエトリグサは、筋組織を持つ動物以上の素早さで捕虫します。その素早さは、どこから生まれてくるのでしょうか。同様の仕組みは、動物にも備わっているのでしょうか。植物ならではの、驚きの狩りの仕組みから、進化を考えてみましょう。動物を食べる植物植物が動物を食べる。少しぞっとする話だが、そういう植物は実際にいる。それが食虫植物だ。この記事の全ての写真を見る(全11枚)食虫植物にはいろいろな種類があるが、その大部分は動かないか、ゆっくり動くか、のどちらかだ。ところが、ハエトリグサは、素早く動いて昆虫を捕らえることができる。ハエトリグサは植物なのに、どうして動物よりも速...
現代の中国

トランプ「習近平との春節電話会談で蜜月演出」し、高市政権誕生にはエール 日本を対中ディールの材料に?

トランプ「習近平との春節電話会談で蜜月演出」し、高市政権誕生にはエール 日本を対中ディールの材料に?トランプ大統領と習近平国家主席(韓国釜山で)(写真:ロイター/アフロ)2月4日夜、習近平とトランプが電話会談し、「新しい1年」の米中友好関係を強化していこうと仲良く誓い合った。2月4日は立春なので、春節を祝っての電話会談と位置付けることができる。中国では米中のこの電話会談を大々的に報じ、「今後は米中両大国が仲良く世界で活躍していこう」というムードに満ちている。G7のうち日本だけが「台湾有事」をクローズアップして対中強硬姿勢を貫いている現状に加えて、米中のこの蜜月は、日本の孤立化を加速させるのではないかと懸念される中、トランプから高市内閣誕生にエールが送られるというハプニングが起きた。日本叩きの手を緩めていない習近平と中国人民は侮辱を受けたことになるが、ある意味トランプは対中ルールを有利に進めるために高市政権を利用したことにもつながり、習近平の日本叩きは一層激しさを増すだろう。心配されるのは右傾化した日本の対米従属化がもたらす危険性だ。◆中国での大々的な報道は何を意味するのか? 2月4日、...
日本の文化

建国記念の日とは?由来や意味を解説、2026年はいつ?

建国記念の日とは?由来や意味を解説、2026年はいつ?建国記念の日についての意味や由来や、2026年はいつなのか?について紹介します。この記事を読むと「建国記念日」との違いについてもわかるようになっています。建国記念の日とは?その意味や由来について建国記念(けんこくきねん)の日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」です。日本という国の始まりをお祝いする国民の祝日となっています。参考:建国記念の日(内閣府)意味建国記念の日は、日本の国が誕生したことを記念し、日本の成り立ちを考える日です。「建国の日」ではなく、「建国記念の日」となっているのは、日本がいつ建国されたのか正確な日付がわからないことから、「建国されたことを記念する日」として制定されています。日本の歴史は長く、誕生した正確な日付がわからないことから「建国記念日」ではなく「建国記念の日」とぼやかしているのです。由来建国記念の日は、初代天皇の神武天皇(じんむてんのう)が即位した日とされている「紀元節(きげんせつ)」に由来しています。紀元節は、明治時代に制定された祝日で、西暦紀元前660年2月11日に神武天皇が即位したとする「日本書紀...
現代の米国

精神状態が「危険」とまで言われるドナルド・トランプ。個人の異変か、アメリカの制度疲労か

精神状態が「危険」とまで言われるドナルド・トランプ。個人の異変か、アメリカの制度疲労か米国大統領の言動をめぐり、これまで「型破り」「過激」といった言葉で片づけられてきた現象が、いま新たな局面を迎えています。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、世界最大の軍事力を握る国家の最高指導者の精神状態が疑問視されるという事態を見ながら冷戦後の国際秩序に適応できなかった超大国が抱える、より深刻な退行の兆候について考えています。「危険」と言われるほどにまで進んだトランプの精神状態/その背景には米国そのものの急速な退化米国の政治情報サイト「ポリティコ」が1月28日報じたところによると、スロバキアのフィツォ首相が22日にブリュッセルで複数の欧州首脳と会合した際、その数日前に米国で面会したトランプ米大統領の精神状態に深刻な懸念を抱いたと語った。日本のいくつかの新聞も引用・補足して記事にしているが、ポリティコの元の記事全文は次のとおり。▼スロバキアの首相が先週開かれたEU首脳との会談の席上、ドナルド・トランプと面会して米国大統領の精神状態についてショックを受けたと...
日本の歴史

JOG(1458) 米軍の語学教育の「虎の穴」から日本を見れば

JOG(1458) 米軍の語学教育の「虎の穴」から日本を見れば米軍の徹底した語学学校で教えていた日本人から見た日本の英語・国語教育のおかしさ■1.語学教育の「虎の穴」伊勢: 花子ちゃん、「虎の穴」って聞いたことがあるかな?花子: いえ、ないですけど。何ですか、それ?伊勢: ずいぶん前にヒットしたプロレスの漫画『タイガーマスク』に出てくる、地獄の特訓でレスラーを育てる組織だ。実は、語学教育にも「虎の穴」がある。米軍のDefense Language Institute Foreign Language Center(国防総省外国語学校、略称DLIFLC)だ。 そこで日本語教官として教えていた堀之内達也さんが、体験記と語学教育のポイントをエッセイ風にまとめた本を出している。花子: へえ! 日本人の先生がアメリカ軍で日本語を教えていたんですね。どんな学校なんですか?伊勢: 方言を含めると40以上の言語が教授され、学生数は2500人に及ぶ。米国の対外関係を反映して、中国語、朝鮮語、ペルシャ語、アラビア語、アフガニスタンのパシュトー語やダーリ語などの学科が花形だ。花子: 2500人も! すごい人...
現代の世界各国

高市首相の「脱中国」戦略はやはり正しかった…中国に媚びて「移民とEV」の泥沼に沈んだドイツの末路

高市首相の「脱中国」戦略はやはり正しかった…中国に媚びて「移民とEV」の泥沼に沈んだドイツの末路ドイツは2023年、名目GDPで日本を抜き世界3位となった。評論家の白川司さんは「実際は、中国に依存した外交と移民政策が足を引っ張り、経済的にも政治的にも不安定な状況に陥っている」という――。「日中関係の悪化」は外交の失敗?日本のマスコミは「高市政権が中国との関係を悪化させ、損失を負っている」と批判的に報道することが多い。そのため、あたかも日本政府が対中外交に失敗していると感じている人が多いだろう。だが、これは日本が対中関係の構築に成功したゆえの出来事だと捉えるべきである。そのことはドイツの対中外交と比較するとよくわかる。これまでドイツは、中国と蜜月関係を築き、中国をうまく利用してきたとみなされてきたが、現在は対中戦略を大きく転換せざるを得なくなっている。さらに、戦後一貫してきた財政均衡路線を修正し、2025年には財政規律をめぐる憲法上の制度改革を行った。積極財政へと舵を切ったドイツは、自由貿易重視の姿勢を改め、ロシアだけでなく中国に対しても、経済安全保障や産業保護に踏み込んでいる。加えて2...
現代のロシア

ロシア産石油密輸船の実態がここまで分かった!

ロシア産石油密輸船の実態がここまで分かった!「影の船団」撲滅のためにこのところ、ロシアはいわゆる「シャドー・フリート」(影の船団)と呼ばれる石油タンカーへの取締り強化に悩まされている。逆にいうと、米国や欧州諸国は意図的にシャドー・フリート撲滅に向かっている。1月22日、エマニュエル・マクロン仏大統領は「我々はいかなる違反も容認しない」としたうえで、「今朝、フランス海軍は、国際的制裁を受け、偽旗を掲げた疑いのあるロシアからの石油タンカーに乗り込んだ」とXに投稿した。スペイン沖の公海を航行中の「グリンチ号」にフランス海軍のヘリコプター2機が接近・乗船し、船内を捜索した後、マルセイユ近郊の港へ進路を変更させたのである。グリンチ号は制裁対象船で、偽のコモロ国旗を掲げ、ロシア産原油73万バレルを積載していた(The Economistを参照)。実は、フランス海軍は昨年9月27日、シャドー・フリートのブラックリストに収載されている「ボラカイ号」(下の写真)に乗り込み、船長と一等航海士を拘束した。フランス検察当局は、同船がロシアからインドへ「大量の石油」を輸送中に、公的な登録地に関する矛盾を理由に停...
日本の文化

針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?有名な寺社について

針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?有名な寺社について針供養という言葉は知っていても、いつどのように供養すればよいのか知らない方も多いと思います。針供養の意味や仕方、いつ行われるのか?また針供養で有名な寺社を紹介します。針供養の意味と仕方針供養とは、古くなった針や折れ曲がった針、錆びてしまった針などを神社に納めて供養し、裁縫の上達を願う日のことを言います。供養の仕方は、役目を終えた針をこんにゃくや豆腐に刺して拝むというものです。上の写真は豆腐に針を刺している様子。ちょっと変わってるでしょう。これは硬いものばかり刺して疲れた針を、こんにゃくなどの柔らかい物に刺して休ませ、供養する意味があります。針供養はいつ行われるの?毎年2月8日に行われるのが一般的ですが、神社やその地方によっては12月8日に行われるところもあるそうです。これは2月8日と12月8日を「事八日」と言い、ことを始めたり納めたりする大事な日とされてきました。例えば農作業などでもそうです。農作業の事始めが2月8日で、事納めが12月8日でした。また、神社などの神様の事始めは12月8日で、事納めが2月8日になっています。事八日には...
現代の世界各国

「トランプさえ退場すれば世界が正常に戻る」は幻想。国際社会に混乱を招いた犯人は誰なのか?

「トランプさえ退場すれば世界が正常に戻る」は幻想。国際社会に混乱を招いた犯人は誰なのか?かつてないほどに混乱し、分裂が深まる国際社会。その責をトランプ大統領一人に負わせる論調が大勢を占めていますが、果たしてそれは真実なのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の「無敵の交渉・コミュニケーション術」』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、世界を「漂流状態」へと導いた要因を分析。その上で、さらなる大混乱に日本がどう備えるべきかを考察しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:迷走する国際情勢 分裂の深まりと国際社会が抱く淡い期待「すべてをトランプの所業」とする姑息。分裂深まる国際社会が抱く淡い期待「トランプ大統領が政界から去れば、きっと国際情勢はまた“正常な状態”に戻るだろう」いろいろな機会に耳にする希望的観測ですが、果たしてどうでしょうか?「一方的に要求を突き付け、相手が抵抗したり、相手の対応が気に入らなければ関税措置に訴えて脅す」「平和の使者を標榜していたかと思うと、突如、圧倒的な軍事力を盾に強引な行動に出る」「トランプ大統...
現代の世界各国

世界は「脱米国」へと踏み出したのか?カナダとイギリス両首相の“訪中”が映し出す「米覇権時代の終焉」

世界は「脱米国」へと踏み出したのか?カナダとイギリス両首相の“訪中”が映し出す「米覇権時代の終焉」トランプ大統領の「専横的」な言動に業を煮やしたかのように、相次いで中国を訪問し始めた欧州やカナダの首脳。この動きは、単なる経済重視の外交転換と見ていいのでしょうか。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』ではジャーナリストの富坂聰さんが、カナダのカーニー首相、イギリスのスターマー首相の訪中を軸に、トランプ政権下で進む国際社会の力学の変化を分析。その上で、「中国シフト」とも受け取れる動きの実像と、分断が深まる世界秩序の行方を考察しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:カナダのカーニーに続きイギリスのスターマー首相も訪中 世界は「中国シフト」に向かうのか世界は「中国シフト」に向かうのか。国際社会に広がる「脱米」の潮流「私自身の道徳観。私自身の心。私を止めることができるのはそれだけだ」トランプ大統領が米紙『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューに答えて放った言葉に世界が戦慄した。どこまで本気で言っているのかわからないが、世界はもはや真意を見...
現代のロシア

中東に再招待されるロシア

中東に再招待されるロシア2026年2月3日   田中 宇昨年11月に「中東への関与を下げたロシア」という記事を書いた。中東の覇権国になっていくイスラエル(リクード系)はとても強く、ロシアが味方していたシリア(アサド政権)やイラン、ヒズボラが次々とイスラエルに潰された。しかもリクード系はウクライナ戦争でロシアを勝たせ、露敵視の英欧を自滅させてくれた。そのため、ロシアはイスラエルに配慮して中東での覇権(軍事安保)活動を控えることにした、といった筋だった。(中東への関与を下げたロシア)リクード系は、ロシアの影響圏だったアゼルバイジャンやカザフスタンなどコーカサスと中央アジアに割り込み、これらの地域を、リクード系の隠然傀儡になったトルコの影響圏に差し替えた。プーチンは、リクード系にとても従順で、長年の影響圏から出て行けと言われるとホイホイと出ていく。中東への関与を下げたのも、リクード系に言われたからだと推測された。(イスラエルは中東4極体制で満足なのか?)しかしその後、最近になって逆方向の新たな流れが起きている。シリアやイランやUAEやパレスチナ自治政府など、中東諸国の首脳や高官たちが相次いで...
日本の文化

初午とは?2026年はいつ?いなり寿司の由来、伏見稲荷大社の初午大祭について

初午とは?2026年はいつ?いなり寿司の由来、伏見稲荷大社の初午大祭について干支は年だけでなく、日にも当てはめられています。その中で初午(はつうま)とは、2月最初の午の日を言います。全国にある稲荷神社で、豊作・商売繁盛・開運・家内安全を祈願するお祭りが開かれます。初午とは?2026年はいつ?お稲荷さん(いなり寿司)の由来、初午団子、しもつかれについてご紹介します初午とは?初午とは、お稲荷さんの総本山である「伏見稲荷大社」に農耕を司る神様である「ウカノミタマノカミ(倉稲魂神)」が降りられた日とされています。読み方は「はつうま」。稲荷は「稲生り」に由来し、農村で「稲荷神」を祀ってお供え物をし、山から田の神を迎えました。また、キツネは田んぼの害獣であるネズミを捕まえることから、「田の神様」と呼ばれていたそうです。こういう風習と、神様の使いのキツネが家を守るという稲荷信仰が合わさり、稲荷詣をする参拝者が増えていったのです。それがやがて全国の稲荷神社で五穀豊穣(豊作を願う)や商売繁盛などを祝う「初午祭」が広まりました。初午2026年はいつ?旧暦で2月最初の午の日を初午と言います。昔は60日で一回...
現代の世界各国

買収、脅迫、殺人で世界が動いていることを知らしめたエプスタイン

買収、脅迫、殺人で世界が動いていることを知らしめたエプスタイン【エプスタイン・ファイル】 ドナルド・トランプ米大統領は1月3日、アメリカ陸軍の特殊部隊デルタ・フォースを使ってベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を誘拐、その後にイランを攻撃するとしてUSSエイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群を中東へ派遣したが、トランプの思惑通りに進むとは思えない。 イランはアメリカやイスラエルからの攻撃を想定、ドローンやミサイルの準備を進めてきた。その性能や数を考えると、イランがアメリカの艦隊に対して数百発のミサイルとドローンを発射すれば、アメリカ側は数日間で戦闘不能になってしまう。 トランプ大統領はイランに対する攻撃を「限定的」なものに止め、形式的な譲歩を得て撤退するつもりだとも言われているが、イラン側はどのような攻撃でも全面的な反撃に出ると宣言している。そうなれば中東にあるアメリカの軍事基地や大使館、そしてイスラエルが攻撃の目標になる可能性が高い。 カリブ海でも中東でも軍事的な緊張が高まっているわけだが、そうした中、エプスタイン・ファイルの公開がひと段落した。このファイルには数百万ページに...
現代の世界各国

エプスタイン資料の非公開部分に西側世界を支配する仕組みが隠されている 

エプスタイン資料の非公開部分に西側世界を支配する仕組みが隠されている ​アメリカの司法省はジェフリー・エプスタインに関する資料を公開した​が、​その中からドナルド・トランプ大統領に関係した数百万件のファイルを削除したと伝えられている​。削除された資料には、トランプ大統領が未成年者を含む複数の女性と性的な関係を持ったとする当事者やその関係者の証言が含まれていたという。削除された文書のひとつはトランプが人身売買に関与していたとも主張しているとされている。 トッド・ブランシュ司法副長官によると、司法省が保有するエプスタインに関する文書は約600万ページあるが、約300万ページは非公開。公開されない資料の中には児童の性的な虐待を描写したものがあり、「死、身体的虐待、負傷」を描写した文書や画像が含まれるとしている。つまり、そうした犯罪的なことが行われていたわけだが、捜査が開始されたという話は聞かない。非公開の理由は重大な犯罪を隠蔽するためだと言われても仕方がないだろう。 1991年12月にソ連が消滅した後、アメリカの軍事と外交を支配しているネオコンはユーゴスラビアを軍事侵攻するが、その際、麻薬業...
現代の日本

衆院選で見えた日本経済を揺るがす4つのキーワード。選ばれるのは「守る国」か「暮らす国」か

衆院選で見えた日本経済を揺るがす4つのキーワード。選ばれるのは「守る国」か「暮らす国」か=斎藤満超短期戦となる今回の衆議院選挙。各党のキャンペーンから見えるキーワードから日本経済を読み解けそうです。確かな安全保障、食料品中心の消費税減税、労働者の手取り増、日本人ファースト、食料安全保障、などが主要な戦略に見えます。これらが今後の日本経済にどんな影響を持つのでしょうか。(『マンさんの経済あらかると』斎藤満)【関連】金価格また最高値更新…今が買い?トランプ関税と世界の混乱が追い風に=斎藤満※有料メルマガ『マンさんの経済あらかると』2026年2月2日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。プロフィール:斎藤満(さいとうみつる)1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東...
現代の世界各国

空母で恫喝してもイランは屈服せず、「友好国」は米国から離反しはじめた

空母で恫喝してもイランは屈服せず、「友好国」は米国から離反しはじめた AFCENT(アメリカ中央空軍司令部)は1月25日、数日にわたる即応演習を実施するとに発表した。USSエイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群が中東地域へ到着するタイミングに合わせての演習だ。この艦隊で脅せばイランは屈服するとドナルド・トランプ米大統領は信じているのだろうか? アメリカ政府の恫喝にイランが屈するようには見えない。イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は1月27日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と電話会談した際に「アメリカの脅迫と心理作戦はこの地域の安全保障を混乱させることを目的としており、不安定化をもたらすだけだ」と述べたという。 ​イランにとって隣国は友好国だが、もし彼らの領土、空、あるいは海がイランに対して利用されるならば敵対国とみなされるとIRGC(イラン革命防衛隊)海軍のモハメド・アクバルザーデ副司令官は語ったが、SPA(国営サウジ通信社)によると、ムハンマド皇太子は電話会談でペゼシュキアン大統領に対し、アメリカ軍がテヘランを攻撃するために自国の領空や領土を利用すること...
日本の文化

立春とは?2026年はいつからいつまで?春一番について – 二十四節気

立春とは?2026年はいつからいつまで?春一番について - 二十四節気1年で特に寒いと感じる季節に、テレビを付けると「今日は立春です。暦上は春です」というニュースを聞いて、ビックリされる方も多いと思います。春は全く見られないように見えますが、これを境に少しずつ春が芽吹き始めます。冬と春を分ける節分の次の日は、二十四節気の一番はじめの節「立春」です。実際は寒いのですが、暦上は春ということになります。新しい年のスタートを意味する立春の意味、2026年はいつからいつまで?、時効の挨拶「立春の候」、七十二候についてご紹介します。立春とは?立春とは二十四節気の一つで、暦上では春のことを言います。暦上では春ですが、実際は一番寒い時期。その為、手紙の挨拶では「背景、立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いています。」と言った挨拶文で始める方も多いと思います。三寒四温がスタートしているので、急に気温が15〜18度ぐらいになる日もあります。2026年の立春はいつからいつまで?2026年立春はいつから?2026年2月4日(水)から2026年立春はいつまで?2026年2月18日(水)まで(雨水の前日まで)太陽黄経...
現代の世界各国

「平和評議会」設立でトランプの「最終的野望」が分かった!

「平和評議会」設立でトランプの「最終的野望」が分かった!1月22日、少なくとも35カ国がスイスのダボスにおいて「平和評議会憲章」(Board of Peace Charter)に合意した(下の写真を参照)。中央に座るドナルド・トランプ米大統領の満面の笑みからわかるように、平和評議会はトランプ主導で設立されたものであり、今後、国連に代替する組織に変貌する可能性を秘めている。そこで、今回はこの評議会について深堀りし、その深謀遠慮について考えたい。ドナルド・トランプが平和評議会のメンバーに囲まれて、組織の憲章調印式に出席している様子2026年1月22日 Gian Ehrenzeller / EPA / Scanpix / LETA(出所)この記事の全ての写真を見る(全7枚)平和評議会設立までの物語国連安全保障理事会は昨年11月17日、米国が支持する「ガザ紛争終結のための包括的計画」を承認した。同計画に基づく平和委員会の設置を歓迎するとともに、同委員会およびこれと連携する加盟国に対し、ガザに暫定的な国際安定化部隊(ISF)を設置することを承認した。この決議第2803号に付属文書として添付された...
日本の文化

節分の由来、2026年の方角は?豆まき、恵方巻き、鰯の頭について

節分の由来、2026年の方角は?豆まき、恵方巻き、鰯の頭について節分といえば毎年2月3日頃に行われる季節の行事です。その節分ですが、年に4回もあるのをご存知でしょうか。節分=「季節を分ける」から来ており、本来は立春、立夏、立秋、立冬の前日が節分と言います。2026年の節分について、恵方巻きを食べる方角など詳しくご紹介します。節分の由来:本来節分は年に4回ある節分とは、季節と季節の節目のこと。本来、立春、立夏、立秋、立冬の”前日”が節分と呼ばれ、年に4回あります。年に4回ある節分節分の次の日冬と春の節分(※)立春春と夏の節分立夏夏と秋の節分立秋秋と冬の節分立冬(※)今残っている節分は、冬と春の節目となる節分のみ。旧暦では春が1年のスタートに位置するものなので、次第に春の節分を祝う行事として言われるようになりました。年賀状に立春や迎春などと書くのは、立春が元日だった頃の名残りです。立春の「前日」が節分になるので、旧暦では大晦日となります。豆まきの意味「豆まき」とは、1年の締めくくりとして邪気払いをするという意味が込められています。季節の変わり目に邪気=鬼が出るとされています。その邪気を豆を...