現代の米国ホワイトハウスと決別し敵対もいとわない…トランプにたてつく米共和党の集団「YOLO派」の急速な台頭
ホワイトハウスと決別し敵対もいとわない…トランプにたてつく米共和党の集団「YOLO派」の急速な台頭トランプ流「忠誠政治」の代償「ブローバック」(blowback)という英語は、砲撃時の「吹き戻し」を意味している。喩えて言えば、ドナルド・トランプ大統領によって頻繁になされる「他者への砲撃」は、その度に自らが吹き戻しにさらされて、想定外の結果や望ましくない反響につながる可能性がある。いま注目されているのは、今年11月の中間選挙での共和党候補者を選ぶための予備選において、自身への絶対的な忠誠を求めるトランプの恣意的な候補者推薦という一撃が、現職上院議員の落選をもたらし、任期切れまでの数カ月間、彼らがトランプに反発し、復讐に燃えている現象である。トランプによる「砲撃」が自身への反動につながりかねない状況にある。まさに、ブローバックだ。たとえば、テキサス州の共和党上院候補者の選出選挙では、選挙の直前、トランプは5月19日になって、「ケン・パクストンを偉大なるテキサス州の次期上院議員として、私は全面的に支持する」と自らのソーシャル・メディア(TruthSocial)に投稿した。これは、現職のジョン...
