現代のロシア中東に再招待されるロシア
中東に再招待されるロシア2026年2月3日 田中 宇昨年11月に「中東への関与を下げたロシア」という記事を書いた。中東の覇権国になっていくイスラエル(リクード系)はとても強く、ロシアが味方していたシリア(アサド政権)やイラン、ヒズボラが次々とイスラエルに潰された。しかもリクード系はウクライナ戦争でロシアを勝たせ、露敵視の英欧を自滅させてくれた。そのため、ロシアはイスラエルに配慮して中東での覇権(軍事安保)活動を控えることにした、といった筋だった。(中東への関与を下げたロシア)リクード系は、ロシアの影響圏だったアゼルバイジャンやカザフスタンなどコーカサスと中央アジアに割り込み、これらの地域を、リクード系の隠然傀儡になったトルコの影響圏に差し替えた。プーチンは、リクード系にとても従順で、長年の影響圏から出て行けと言われるとホイホイと出ていく。中東への関与を下げたのも、リクード系に言われたからだと推測された。(イスラエルは中東4極体制で満足なのか?)しかしその後、最近になって逆方向の新たな流れが起きている。シリアやイランやUAEやパレスチナ自治政府など、中東諸国の首脳や高官たちが相次いで...
