以下の記事からもわかるように、三洋電機は、日本や世界をリードする本当に素晴らしい企業だったと思います。しかし、様々な不当な圧力で潰されてしまいました。
同じような事が、現在も続いています・・・本当に優良な技術や研究、企業、そして文化が潰されていく、壊されていく・・・しかし、このブログで紹介しているような心ある人達の発信によって事実が明らかになっています。状況は、良い方向に変化しているように思います。
「利権に潰された三洋電機」22年前、世界初の洗剤不要洗濯機が発売されるも洗剤メーカーの圧力で潰されていた
利権に潰された三洋電機
今から22年前、洗剤の要らない洗濯機が発売されていたことをご存知ですか?
2001年8月、三洋電機は洗剤の要らない洗濯機「超音波と電解水で洗おう」を発売
洗剤を使わず汚れを落とす洗濯機は、世界初だった
超音波と電解水で洗うこの洗濯機は評判もよく
「洗剤を一切使わなくても粉石鹼で洗ったのと同じくらい汚れが落ちた」
「他の洗濯機では洗剤を使わないと汚れが落ちなかった」
などと言われていた
たった2か月で3万台を売り上げるほどの人気ぶりだった。
これに対して
大手洗剤メーカー達の連合軍(日本石鹸洗剤工業組合)は猛反発。
「洗剤を使わないで汚れが落ちる訳ない」と
わざわざ実験までして、三洋電機を全力で潰しにいった
この実験のリンクです。
これに追随するように国民生活センターという消費者庁管轄の団体まで介入してくる始末
そうこうしているうちに
新潟県中越地震が三洋電機の半導体工場を襲う
発売から約3年後の2004年10月、新潟県中越地震で三洋電機の半導体工場は凄まじい被害を受けた。
この地震で生産ライン5本のうち、200mライン1本を失い、設備損失は423億円、機会損失は310億円だった。
その結果、140億円を見込んでいた当期純利益は得られず、710億円の純損失を計上することになった。
2005年になると、三洋電機は性能を落とした洗濯機を発売
2011年には会社ごとなくなった
2002年発売の洗濯機と2005年以降の洗濯機を両方とも購入された方の口コミです。
洗剤の要らない洗濯機がいかに優秀だったか分かると思います。
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