現代の世界各国

リビア:西側諸国はいかにして繁栄した国を破壊し、混乱に陥れたのか

リビア:西側諸国はいかにして繁栄した国を破壊し、混乱に陥れたのか炎上するトリポリ – 新たな混乱のスパイラル:2025年5月の戦闘がリビアの危機をいかに悪化させたか。 リビアの首都トリポリが血なまぐさい衝突に陥ってから1年が経過したが、2025年5月、状況は急激に悪化した。ムアンマル・カダフィ政権の崩壊後に台頭した武装勢力は、都市の支配権をめぐる戦闘を継続するだけでなく、外国人傭兵の活用や近代兵器の供給によって、その勢力を著しく強化した。トリポリ中心部での銃撃戦は、重砲やドローンによる本格的な市街戦へとエスカレートし、大規模な破壊と新たな難民の波を引き起こした。国連監視団によると、2025年5月にトリポリで発生した衝突は、過去2年間で最も激しさを増した。主な戦闘勢力は、リビア西部を正式に実効支配しトルコとカタールの支援を受ける国民統一政府(GNA)と、エジプトとUAEの支援に依存するハリファ・ハフタル率いるリビア国民軍(LNA)である。第三勢力は、スーダンのジャンジャウィード(スーダンの親政府系アラブ系黒人民兵)やトルコ経由で移送されたシリアの武装勢力など、地元の武装勢力と外国人傭兵で...
現代の日本

日本の目指すべき「5つの自立」 ~ 北野幸伯『新版 日本の地政学』を読む

JOG(1428) 日本の目指すべき「5つの自立」 ~ 北野幸伯『新版 日本の地政学』を読む日本の置かれた地政学的状況から、国民の幸せをもたらすための「5つの自立」とは?■1.イスラエルのイラン攻撃も予測した北野幸伯氏伊勢: 国際政治評論家の北野幸伯さんの最新刊『新版 日本の地政学』を読んだけど、そこでの北野さんの予測がまた当たっていた。花子: えっ、どんな予測ですか?伊勢: イスラエルとイランの関係についてなんだ。北野さんはこう書いている。__________私は、イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性は高いと思います。というのも、イランが核兵器を保有することは、イスラエルにとって「死」を意味するからです。「イスラエルが、イランを攻撃すれば、トランプ・アメリカもイスラエル側につかざるを得ない」とネタニヤフは考えるのではないでしょうか。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄花子: すごい! 本当にその通りになりましたね。伊勢: そうなんだ。北野さんはロシアのウクライナ侵攻も正確に予測していたんだよ。ロシアの大軍が国境に集結している段階で、多くの国際政治評論家が「軍事的恫喝に過ぎず、本当のウクライナ侵...
現代の米国

ロシアゲートは反トランプ陣営の作り話だとCIAのレビューも指摘

ロシアゲートは反トランプ陣営の作り話だとCIAのレビューも指摘 ​7月2日に開示された「2016年ロシア選挙介入に関するインテリジェンス・コミュニティ評価(ICA)のトレードクラフト・レビュー」​は、2016年の大統領選挙でロシアがドナルド・トランプを当選させるために介入したとする情報機関の調査に疑問を投げかけている。この評価は任期満了まで6週間に迫ったバラク・オバマ大統領が命じたもので、極端に短縮されたスケジュールで作成された。通常のプロセスに従わず、怪しげな「証拠」に基づいて結論を導き出したのだ。 ​今回の検証では、CIA長官を務めていたジョン・ブレナン、FBI長官を務めていたジェームズ・コミーFBI長官、国家情報長官だったジェームズ・クラッパーによって報告書が改竄されたとされている​。この3人とバラク・オバマ大統領はドナルド・トランプを追い詰めるため、この改竄文書を利用した。反トランプ工作はブレナンを中心に展開されたと言われている。 この4名を含む勢力は遅くとも2015年の段階で彼らはヒラリー・クリントンを次期大統領に内定したと噂されていた。その年の6月にオーストリアで開催された...
現代の日本

日経新聞劣化が止まらない

日経新聞劣化が止まらない7月4日の日経新聞1面。政治部長・佐藤理氏の署名記事。タイトルは「参議院選挙、甘言で選ぶ6年なのか」さながら、日経新聞は〈ザイム真理教〉の広報誌と化している。日経新聞の紙面には頻繁にシンポジウムの広報が掲載される。政府が関与するシンポジウム。政府資金で経営を成り立たせている部分が大きいのだろう。1997年、2014年、2019年に消費税増税が繰り返されてきた。そのたびに日経新聞は「消費税増税の影響軽微」と大見出しを付した記事を1面トップに頻繁に掲載してきた。「消費税増税の影響軽微キャンペーン」。私は「消費税増税の影響甚大」のキャンペーンを展開した。どちらが正しかったかは歴史の事実が証明している。97年には消費税増税を契機に株価下落=景気悪化=金融危機という〈魔の悪循環〉が形成されて、日本は金融恐慌に足を踏み入れた。「消費税増税の影響軽微キャンペーン」は完全な誤りだった。7月4日朝刊1面で佐藤氏は次のように主張。「「消費税の減税か、給付金か」。これが今回の参院選の構図なのか。そうではないはずだ。各政党は「有権者が望んでいる」と説明し、物価高への緊急の対応だと唱える...
日本の文化

七夕伝説やその由来、料理、飾り、祭りについて

七夕伝説やその由来、料理、飾り、祭りについて七夕と言えば7月7日。これについては皆さんご存知のことと思います。七夕が近づくとショッピングモールなどでは、願い事の短冊が飾られたの笹の葉が飾られたりしていますね。では、その七夕の由来についてはご存知でしょうか?それは七夕伝説などから始まります。なぜ七夕と呼ばれるようになったのか、七夕飾りや七夕料理についてもあわせてご紹介します。夕の由来は「七夕伝説」や「乞巧奠(きっこうでん)」「棚機津女(たなばたのやつめ)」から七夕は「七夕伝説」や「乞巧奠(きっこうでん)」「棚機津女(たなばたのやつめ)」が合わさって今の形になっています。1.七夕伝説:織姫と彦星天の神様の娘で機織りの上手な織姫(おりひめ:織女星)と牛使いの彦星(ひこぼし:牽牛星)が結婚をしました。しかし、二人とも働かずに遊んでばかり。怒った天の神様が二人を天の両岸に引き離してしまいます。おり姫とひこ星は悲しみに暮れてしまい、働けなくなりました。それを見て天の神様は働くことを条件に、年に1度、七夕の日だけ、再会がゆるされるようになりました。この話は今でも一般的に知られていますね。2.乞巧奠(...
日本の文化

小暑とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について – 二十四節気

小暑とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について - 二十四節気小暑とは?小暑とは、暑さが次第に強まっていく時期のことです。夏直前ということで「小暑」という字にピッタリですね。沖縄だけは合いませんが…。この時期は、梅雨が明け始めようとする真夏直前で、梅雨明けの切っ掛けとなる集中豪雨や雷雨が多く見られるので注意しましょう。集中豪雨は停滞前線の終わりごろである「小暑」の時期に見られます。台風の接近や上陸時に発生しやすくなります。特に最近はゲリラ豪雨と呼ばれる激しい雨が突発的に降る個所が増えています。集中豪雨やゲリラ豪雨が降り始めたときの対策は、常に意識しておくようにしましょう。この時期になると、セミがチラホラと鳴きはじめます。晴れた時は夏空、曇りと雨だと蒸し暑いそんな時期になります。小暑2025年はいつからいつまで?2025年小暑はいつから?2025年7月6日(土)から2025年小暑はいつまで?2025年7月21日(日)まで(大暑の前日まで)小暑の太陽黄経105度二十四節気「小暑」は例年7月7日から22日までの時期を言います。2025年は7月7日(月)から。次の二十四節気「大暑」...
現代の世界各国

イスラエルが戦争に負けた証拠はこれだ(そして紛争が再開されようとしている兆候)

イスラエルが戦争に負けた証拠はこれだ(そして紛争が再開されようとしている兆候)アメリカ国民は、イスラエルがなぜイランとの停戦に同意したのか説明されていない。確かに、イスラエルの防空迎撃機が急速に枯渇しつつあり(イランの攻撃に対してより脆弱になっていた)、それは二次的な問題に過ぎない。彼らが停戦を望んだ真の理由は、組織的に粉砕されつつあり、その流れを速やかに止める必要があったからである。だからこそ、イスラエルは最初の攻撃から2週間も経たないうちに「降参」したのだ。イランは終わりの見えないまま次々と標的を壊滅させていた。こうしてイスラエルは降伏したのだ。もちろん、これは私たちが西側メディアで目にしてきた話とは違います。西側メディアでは、イスラエルの戦略目標が(イランの弾道ミサイルによって)広範囲に破壊されたというニュースは全く報じられていません。このニュースは主流メディアから完全に排除されているのです。しかし、だからこそイスラエルはトランプ大統領に外交的な出口を見つけるよう説得したのです。損失が膨らみ始め、イランが「手加減」していなかったからです。イスラエルでは、イランのミサイル攻撃を受け...
現代の日本

ゆ党が伸びても政治腐敗は不変

ゆ党が伸びても政治腐敗は不変参院選では125議席が争われる。参議院定数の2分の1は124だが、非改選議席の欠員補充の選挙も同時に実施されて新たに選出される議席は125。自公の非改選議席は75。自公が125議席の50議席を獲得すれば参院過半数を制する。石破首相は自公で50という勝敗ラインを引いた。著しく低いハードル。参院選は比例代表で50議席、選挙区で74議席(欠員補充を含めて75議席)を争う。選挙区定数は以下の通り。6  東京(欠員を含めると7)4  埼玉 神奈川 愛知 大阪3  北海道 千葉 兵庫 福岡2  茨城 静岡 京都 広島1  残りの32選挙区鳥取・島根、徳島・高知は合区。勝敗を分けるのは32の1人区。議員10人以上の野党は立民、維新、共産、れいわ、国民の5党。32の1人区で一本化が実現したのは、岩手、秋田、福島、新潟、長野、三重、岡山、山口、徳島・高知、愛媛、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の16県。残る16選挙区では、青森、宮城、石川など13選挙区で2党、福井と滋賀で3党、奈良で4党が競合。自公の獲得議席が50を下回れば、自公の政権与党は参院でも過半数割れになる。石破...
現代の世界各国

コーカサスをトルコに与える

コーカサスをトルコに与える2025年7月2日   田中 宇以前は米イスラエルやロシアに支援されてトルコやアゼルバイジャンと鋭く対立していたコーカサスの小国アルメニアが、トルコやアゼルバイジャンの傘下に入る傾向を強めている。アルメニアは、古代にシリアやエルサレムまでを支配した大帝国の残存勢力で、冷戦終結までソ連の一部だった。その後も、最近までロシアに守ってもらっていた。アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア(ジョージア)というコーカサスの3カ国では、まわりの諸大国であるロシアと米イスラエルとトルコとイランの影響力が、微妙なバランスで交差し続けてきた。アルメニアは、同じくソ連から分離独立した隣国アゼルバイジャンとナゴルノカラバフの領土紛争で激しく戦ってきた。米イスラエルが「テロ戦争」の一環としてイスラム教徒のアゼルバイジャンを(過激化させたい)敵とみなし、アルメニアに肩入れした。アルメニアは、イスラエル(と米国のシオニスト・リクード系)から西岸入植地を拡大した手法を伝授され、ナゴルノカラバフの占領地を拡大し、アゼリ側を退却させていた。アルメニア人はユダヤ人と並ぶ離散民族で、米国で政治的につ...
現代の日本

石破「消費税の減税はカネ持ちほど有利」の大ウソ。それ以上にズレてる自民・森山幹事長「何としても消費税を守り抜く!」の意味不明

石破「消費税の減税はカネ持ちほど有利」の大ウソ。それ以上にズレてる自民・森山幹事長「何としても消費税を守り抜く!」の意味不明7月20日に投開票が行われる参院選の大きな争点となっている消費税の扱い。自民党は野党の消費減税案を疑問視するとともに「消費税は社会保障の重要な財源」と主張していますが、そもそもそれは真実なのでしょうか。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、「消費税は社会保障の財源」という言説は大嘘であるとして、そう判断せざるを得ない理由を解説。さらに自民党政権が国民にもたらした「悪夢の結果」を白日の下に晒しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「消費税は社会保障の財源」は大嘘自民党が垂れ流すもっともらしい言説。「消費税は社会保障の財源」は大嘘先日、都議会選が終わったと思ったのも束の間、もう参院選が迫って来ました。7月3日(木)が公示日で、7月20日(日)が投開票日です。そして、選挙が近づくと毎度お馴染みのデマや陰謀論がネット上に溢れますが、あたしが今回、最初に見つけたのが「自民党が少しでも投票率を低くして自分たちが有...
現代の世界各国

不安定化する中東と中国 米中軍事力の試験場化はあり得るか?

不安定化する中東と中国 米中軍事力の試験場化はあり得るか?パキスタン軍、中国戦闘機で印空軍を撃墜か(写真:ロイター/アフロ)6月21日、ドナルド・トランプ大統領は戦争相手国ではないイランの地下核施設をいきなり爆撃した。国際法違反であることを責める声は小さく、これによりイスラエル・イラン戦争が停戦したとして誇らしげだ。しかし高濃度ウランや遠心分離機などの被害は大きくなく、イランは半年もすれば核開発に再着手するだろうと言われている。そうなると再度のイラン爆撃をトランプはすると言っているが、それで「停戦」が維持できるかと言ったらそうではない可能性が大きい。戦争再開となった場合、イスラエル・イラン戦争は、実際上、米中軍事力の試験場と化す可能性さえある。なぜなら6月末あたりから、どうやらイランが中国の「J-10C戦闘機」や「紅旗9(HQ-9)対空ミサイルの購入を検討し始めたという情報が出始めたからだ。ロシアはウクライナ戦争のために武器を他国に回す余力はない。それに対して中国の戦闘機は5月初旬、インド・パキスタン戦争でフランスの戦闘機を打ち負かしている。実戦を経験していない中国にとっては、初めて知...
現代の日本

梅雨はどこへ行った。元お天気お姉さんが解説、日本各地で今年の梅雨が早めに明けた要因

梅雨はどこへ行った。元お天気お姉さんが解説、日本各地で今年の梅雨が早めに明けた要因各地で統計史上もっとも早い梅雨明けを記録するなど、異常とも言える気象に見舞われている日本列島。これまでもたびたび長梅雨や空梅雨に悩まされてきた我が国ですが、そもそも「梅雨入り」や「梅雨明け」はどのように決められているのでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では、気象予報士として『ニュースステーション』のお天気キャスターを務めていた健康社会学者の河合薫さんが、専門家だからこそ知りうるその実情を紹介。さらに今年の梅雨が各所で早めに開けた要因を解説しています。※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:本当に梅雨は消えたのか?プロフィール:河合薫(かわい・かおる)健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元...
現代の米国

ロシアゲートは「トランプを困らせる」ための策略だった – CIA長官

ロシアゲートは「トランプを困らせる」ための策略だった - CIA長官ジョン・ラットクリフによれば、オバマ政権のトップスパイは最初から捜査を操作していたという。ファイル写真:CIA長官ジョン・ラトクリフ。©  Global Look Press / CNP / クリス・クレポニス当時の大統領バラク・オバマが委託した、2016年大統領選へのロシアの介入疑惑に関する米情報機関の報告書は、意図的な操作以外の何ものでもなかったと、CIA長官ジョン・ラトクリフはCIAの最近の内部調査を引用して述べた。2016年ロシア選挙介入に関するインテリジェンス・コミュニティ評価(ICA)として知られるこの報告書は、ロシアゲート陰謀事件の発端となり、ロバート・モラー特別検察官による捜査を促し、ドナルド・トランプ大統領の任期最初の2年間を「食いつぶした」と、ラットクリフ氏は水曜日に掲載されたニューヨーク・ポスト紙のインタビューで述べた。新CIA長官は5月にこの報告書の内部調査を命じた。オバマ大統領は退任のわずか6週間前にICAを発令した。水曜日に機密解除された、その草案作成と急遽公開された資料に関するCIAの調査...
現代の日本

しょぼい減税を-ぶっ壊す!

しょぼい減税を-ぶっ壊す!参院選が公示される。7月3日公示、20日投開票の長丁場になる。炎天下の選挙戦で体力も必要。最大争点は消費税減税。消費税減税には二つある。本格減税とまやかし減税。この問題に全面的な関与を示す機関が存在する。財務省。財務省の至上命題は本格減税阻止。財務省は消費税率引き下げだけは絶対に阻止する構え。各種情報統制を強めている。2024年度一般会計税収が75.2兆円に上振れする。24年度は2.3兆円定額減税が実施されており、これを含めると税収規模は77.5兆円。20年度の税収は60.8兆円だった。20年度からの自然増収は17.3兆円に達する。自然増収の4年累計は30兆円をはるかに超える。この自然増収は政府お墨付きの〈財源〉になる。自民党の森山裕幹事長が正式に認めた。自民党が提示している現金給付の〈財源〉に自然増収を充てると明言した。税収が激増している。自然増収とは制度が変わっていないのに税収が増えること。払う側からすれば税負担の増加だから〈増税〉と表現してよいものだ。わずか4年間で1年間あたりの国税収入が17.3兆円も増えた。これを打ち消す〈減税〉が求められる。ぴったり...
現代の日本

最重要経済政策は消費税減税

最重要経済政策は消費税減税参院選の重要争点が三つある1.消費税減税2.企業献金禁止3.憲法改悪阻止この三つの争点を基準に投票先を選択することが必要。自公の政権与党が衆議院で過半数割れに追い込まれている。参院でも自公が過半数割れに転落すれば政権交代の可能性が高まる。この意味で自公を過半数割れに追い込むことも大きな焦点にはなるが、その場合に政治刷新の道が切り拓かれるとは言い切れない点に留意が必要だ。つまり、政権交代が生じても、自民党が政権に居残り、連立政権の枠組みが変化するだけなら、日本政治の刷新は見込めない。この意味で野党がどのような政権構想を有しているのかが重要になる。懸念されるのは、いわゆる〈ゆ党〉と称される〈隠れ自公〉勢力が自民党政治の枠組みに参画したいとの強い願望を有していること。これでは、単に自民党利権政治が引き継がれ、拡大されるだけになる。政権の枠組みが変わるだけで金権腐敗の政治が変わらぬなら大きな期待を寄せることはできない。したがって、投票に際して重要になるのは、上記の三つの争点について、各政党がどのような公約を明示するのかである。同時に、政党のなかには公約を守らない政党が...
日本の文化

半夏生とは?2025年はいつ?関西でタコを食べるのはなぜか

半夏生とは?2025年はいつ?関西でタコを食べるのはなぜか半夏生とは?半夏生とは、夏至の最後の3分の1の期間のことを言います。読み方は「はんげしょう」または「はんげしょうず」。半夏生は雑節の一つです。雑節は二十四節気だけでは日本の気候とあわないため、それを補うためにも作られています。(節分やお彼岸、八十八夜なども同じ雑節)半夏生という名前は、この時期に生えてくる毒草「烏柄杓(からすびしゃく)」の別名が「半夏」であったため、半夏生と呼ばれるようになったと言われています(上の写真の草花が半夏生)。この期間に「天から毒が降り、地から毒草が生える」という言い伝えがあった為、農家は半夏生までに田植えを終わらせるという習慣がありました。その他、山菜や野菜の収穫をこの時期にしないこと。また井戸には蓋をすることといった風習があったそうです。結構恐れらていたんですね。半夏生2025年はいつ?半夏生は夏至から数えて11日目の7月2日頃から7月7日頃までの5日間をさします。2025年は夏至が6月21日(土)からスタートするので、2025年の半夏生は7月1日(火)からになります。天文学的に言うと、太陽黄経が1...
日本の文化

文月

文月何月?文月は旧暦(太陰太陽暦)の7月のことを言います。現在の新暦に置き換えると、7月末〜9月初旬ごろ。旧暦と新暦では1ヶ月ほどのずれがありますが、現在では「7月の別名」としても使われています。由来文月の由来は諸説あります。文被月(七夕の短冊に文の上達を書く月)文被月(ふみひろげづき・ふみひらきづき)が短くなり「文月」となったという説があります。7月7日と言えば七夕。七夕の短冊に詩歌をしたため書(文)の上達を祈る七夕行事に由来しています。文月は何月だったか忘れがちですが、七夕の短冊に上達祈願をする月と覚えておけば、今後は忘れません。穂含月(稲穂の膨らむ月)旧暦7月は稲穂が膨らみ始める時期であることから、「穂含月(ほふみづき)」や「含月(ふくみづき)」と言われています。その言葉から転じて「文月」となったという説もあります。以上2つの説を紹介しました。この時期は七夕伝説、梅雨明けからの真夏、暑中見舞い、お中元の季節になります。お世話になった方に感謝を込めて手紙を書いたり、贈り物をしましょう。
現代の日本

自公敗北でも政治刷新は困難

自公敗北でも政治刷新は困難参議院議員通常選挙が7月3日に公示される。投開票日は7月20日。小中学校の多くは7月19日から夏休みに入る。夏休み入り後、最初の3連休の中日に投票日が設定された。この日に投票所に足を運ぶ有権者は少なくなる。近年は期日前投票を利用する有権者が多いから、日取りの設定が投票率を完全決定するわけではないが、期日を設定する側は投票率が高くなりやすい日となりにくい日を選別して投票日を選択する。石破内閣はできるだけ投票率が低くなる日を選択したと言える。参議院の議席数は248。3年ごとに半数の124が改選される。選挙区で74議席、比例代表で50議席が選出される。非改選は自公が75、野党が48(欠員1)。今回の参院選では6年任期の議席124選出と3年任期の欠員1補選が実施される。参議院過半数は125。自公が合わせて50議席を獲得すると参議院過半数を制する。自公の改選議席数は66議席であるから17議席減らすと自公は過半数割れに転落する。自公は衆議院で過半数割れに転落しており、参議院でも過半数割れに転落すると政権維持は極めて困難になる。今回の参院選で選出される議員は1の欠員補充を含...
現代のロシア

プーチン大統領、西側諸国との関係における「一方的なゲーム」は終わったと発言

プーチン大統領、西側諸国との関係における「一方的なゲーム」は終わったと発言大統領は、西側諸国はロシアに向けられた分離主義とテロリズムを支持してきたと述べた。ファイル写真:ロシアのウラジーミル・プーチン大統領©  Sputnik / Sergey Bobylevロシアはもはや西側諸国と「一方的な」駆け引きをしない、とウラジーミル・プーチン大統領はミンスクで開催されたユーラシア経済連合(EAEU)首脳会議の傍らで記者団に語った。金曜の記者会見でプーチン大統領は、西側諸国はNATO拡大とウクライナ紛争の解決に関する約束を果たさず、ロシアを繰り返し裏切ってきたと述べた。プーチン大統領は、NATOは現在、ロシアの「攻撃性」を指摘して、加盟国のGDPの5%への防衛費増額計画と欧州での軍備増強を正当化していると述べ、NATO加盟国はこのような発言をすることで「すべてをひっくり返している」と付け加えた。「ロシアの特別軍事作戦に至った経緯について、誰も一言も言及していない」と大統領は述べ、ウクライナ紛争の根源は、NATOの拡大についてモスクワが「露骨に嘘をつかれた」数十年前に遡ると付け加えた。「その後、...
現代の世界各国

AIの誤情報で戦争に?トランプが仕掛けた“やらせ停戦”の全貌。報道されないイスラエル・イラン戦争の真実=高島康司

AIの誤情報で戦争に?トランプが仕掛けた“やらせ停戦”の全貌。報道されないイスラエル・イラン戦争の真実=高島康司いまのところ、イスラエルとイランの戦争の停戦は続いているようだが、この状況がどこまで続くか分からない。しかし、そもそも核兵器の開発は行っていないことがはっきりしているイランを、なぜイスラエルは攻撃したのであろうか?日本ではまったく報道されていない事実がある。これを詳しく紹介する。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司)【関連】今ここが人工知能「人間超え」の出発点。米国覇権の失墜、金融危機、大量辞職…2025年には劇変した世界が待っている=高島康司※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2025年6月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。イスラエルがイラン攻撃に踏み切った本当の理由そもそもなぜイスラエルは、核兵器の開発を行っていないことがはっきりしているイランを攻撃したのだろうか?トランプ大統領は日本時間の24日、SNSへの投稿で軍事衝突を続けてきたイスラエル...