中国・ロシア・BRICS、グローバルサウス諸国の動きは激しいですね。

中国の電気自動車メーカーBYD、トルコに10億ドル規模の生産工場を建設する契約を締結

中国の 自動車メーカー BYD(Build Your Dreams /深圳/ 002594)は、トルコのマニサ県に生産工場を建設する契約をトルコ産業省と締結したと、同省が 7月8日に発表した。
イスタンブールのエルドアン大統領のドルマバフチェ事務所で行われた調印式には、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、トルコのファティ・カシル産業大臣、BYDの王伝富会長ら が 出席した。
トルコ産業省は、BYDがこの工場に総額10億ドルを投資し、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車の年間生産能力を15万台にすると予想している。
同省はまた、この発電所が2026年に稼働し、5,000人の従業員を雇用すると予想している。
BYDは年間300万台のEVを生産しており、EV生産の世界的リーダーである。
トルコはヨーロッパで3番目に大きな自動車生産国であり、世界の大手自動車メーカーの生産工場が集まっています。8つの世界的ブランドを含む合計13のブランドがトルコで生産されています。
この国は毎年350億ドル相当の自動車を輸出している。2024年にはトルコで合計140万台の自動車が生産される予定だ。
6月、トルコは中国からの自動車輸入に40%の追加関税を課した。
その後、トルコに生産工場を持つ中国企業には免除が与えられた。
7月4日、エルドアン大統領はカザフスタンの首都アスタナで行われた上海協力機構首脳会議の合間に中国の習近平国家主席と会談した。
トルコにおける上半期のEV販売台数は前年同期比176%増の39,405台に急増した。トルコ政府が運営するエルドアン政権の「国産車プロジェクト」として 知られるToggは、この期間に13,021台の自動車を納入した。一方、テスラ社(ナスダック/ TSLA)の販売台数は3,082台、BYDは1,426台だった。
さらに、ドイツを拠点とする アウディ AG、ドイツを拠点とする BMW(フランクフルト/ BMW)、ミニクーパー SE、シトロエン(ステランティス/ミラノ/ STLA)、プジョー(ステランティス/ミラノ/ STLA)、ヒュンダイ(ソウル/ 005380)、ジャガー・ランドローバー、起亜(ソウル/ 000270)、ドイツを拠点とする メルセデス・ベンツ(フランクフルト/ DAI)、ポルシェ(フランクフルト/ P911)タイカン、ルノー(パリ/ RNO)ゾエ、セレス(上海/ 601127)3、スカイウェル(中国)ET5、スバル(東京/ 7270)ソルテラ、ボルボ(ストックホルム/ VOLV – B)もトルコでEVの販売を行っている。
トルコでは今年上半期に合計577,981台の自動車が販売され、前年比3.7%の増加となった。
2023年、国内のEV市場は前年比833%拡大し、販売台数は72,179台に達し、国内の全自動車販売の7.5%を占めた。
表:トルコ国内またはトルコ企業による海外での電気自動車への主な投資。
コメント