森羅万象

現代の世界各国

追い詰められたウクライナ大統領は西側を核戦争で脅した

追い詰められたウクライナ大統領は西側を核戦争で脅した ウクライナのウラジミール・ゼレンスキーは自国が核兵器を保有するか、NATOに加盟したいと語った。ゼレンスキーは9月下旬にアメリカを訪問、ジョー・バイデン大統領のほかふたりの大統領候補、つまり民主党のカマラ・ハリスと共和党のドナルド・トランプと会談、その際、トランプにも同じことを伝えたというが、この主張は西側にロシアとの核戦争を求めているのだと理解する人もいる。 アメリカ/NATOはウクライナを舞台にした戦闘でロシアに負けている。その結果、ウクライナ側兵士の死傷者は増え、武器弾薬が不足している。さすがに「ウクライナは勝っている」という宣伝は無理になり、「ロシアを勝たせてはならない」という主張に変化した。 そうした状況をイギリスのベン・ウォレス前国防大臣も明らかにしている。​昨年10月1日、テレグラフ紙に寄稿した記事の中でウクライナ兵の平均年齢は40歳を超えていると指摘している​のだ。 また、​ドイツのボリス・ピストリウス国防相は今年2月、ドイツのウクライナへの砲弾供給を昨年に比べて今年は3から4倍に増やすと述べた​。ウクライナへ十分な...
現代の米国

大統領選直前のアメリカで話題沸騰! ハリケーンは共和党支持地域だけを通過する

大統領選直前のアメリカで話題沸騰! ハリケーンは共和党支持地域だけを通過する日本での報道をみていると、米大統領選の最終盤にさしかかっているにもかかわらず、アメリカの「陰謀論」が大々的に報じられてはいない、という印象を受ける。しかし、アメリカでは相変わらず陰謀論「花盛り」の状況がつづいている。「ハリケーンをコントロールする政府」?最近、耳目を集めたのは、9月26日夜にフロリダ州に上陸したハリケーン「へリーン」をめぐるものである。同州の北、ジョージア州選出の下院議員(共和党)、マージョリー・テイラー・グリーン(下(1))は10月3日、インフルエンサーのマット・ウォレスが作成した、「ヘリーン」が破壊していった経路を示す地図に、2020年の選挙結果を重ね合わせてもの(下(2))を添付して投稿した。合わせて、「これはハリケーンの被害を受けた地域の地図と政党別の選挙地図を重ね合わせたもので、ハリケーンの被害が選挙にどのような影響を与えるかを示している」とつぶやいた。(1)9月にサバンナで行われた選挙イベントでのマージョリー・テイラー・グリーン。 (写真 ミーガン・ヴァーナー/ロイター)(出所)ウォ...
現代の中国

中国、台湾包囲軍事演習 シグナルの一つは「アジア版NATO」への警告か?

中国、台湾包囲軍事演習 シグナルの一つは「アジア版NATO」への警告か?出典:CCTV 双十節(10月10日)における台湾の頼清徳総統の独立志向演説を受けて、10月14日早朝、中国人民解放軍は大規模軍事演習「連合利剣ー2024B」を実施した。これは台湾独立派に対する警告で、台湾包囲作戦の一環であったが、同時に、石破首相の対中包囲網「アジア版NATO」に対する警告でもあったことが見えてきた。 中米の奇妙な接近も気になるところだ。◆解放軍の大規模軍事演習は台湾包囲作戦の一環 10月14日午前8時(日本時間9時)の中国共産党機関紙「人民日報」姉妹版「環球時報」は<解放軍「連合利剣ー2024B」演習を展開、専門家:頼清徳「謀独(独立を謀る)」挑発は必ず懲罰を受けなければならない>という見出しで、おおむね以下のような報道をしている。 ●台湾の指導者が独立を求めて挑発すれば、そのたびに人民解放軍は必ず反撃し、それもますます強力に行う。 ●中国人民解放軍東部戦区は同日、陸軍、海軍、空軍、ロケット軍などの部隊を組織し、台湾海峡、台湾島北部、台湾島南部、台湾島東部で「連合利剣ー2024B」を実施し、船舶...
現代のロシア

プーチン大統領と話す前に西側諸国が理解すべき10の事実

プーチン大統領と話す前に西側諸国が理解すべき10の事実米国とその同盟国はあまりにも長い間、我々の当局者の言うことに耳を傾けてこなかった。そんな時代は終わったネザヴィシマヤ・ガゼータ編集長コンスタンチン・レムチュコフ氏による記事。元国会議員で、ロシアを代表する思想家とみなされている。ファイル写真。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領©  Kristina Kormilitsyna / Sputnik1. プーチン大統領は、自身の能力、専門知識、歴史的責任感に基づいて、すべての基本的な決定を自ら下す。その鮮明な例が、6月14日にロシア外務省で行われた大統領の演説である。この演説で大統領は、ロシアの外交政策の優先事項の主要条項と、新しい国際秩序の形成に関する自身のビジョンを概説した。会議の参加者の大半は、国家元首の演説時間は30分以内と予想していた。実際には、プーチン大統領は、自ら書き出した論文について80分近く演説し、その後、記者団に説明した。2. プーチン大統領が2014年以来直面している、ウクライナの安全を確保し、ロシア人とロシア語話者を保護するという課題は、彼の統治の主要な存在要因と...
健康

音楽には脳細胞を修復し認知症の進行を遅らせる力がある

音楽には脳細胞を修復し認知症の進行を遅らせる力がある音楽には気分を高めたり、穏やかな睡眠へといざなったりする効果があるため、日常生活の中でよく音楽を聴くという人は多いはず。医療現場でも、音楽を通じて認知症や記憶障害のある高齢者の認知機能を改善させる音楽療法が行われているとのことで、そのメカニズムや効果について専門家が論じました。Music and dementia: researchers are still making discoveries about how songs can help sufferers年に行われたフィンランドの研究では、感情や記憶を処理する「大脳辺縁系」、知覚や学習などに関与する「認知領域」、随意運動をつかさどる「運動領域」など、脳のさまざまな領域が音楽の処理を担っていることが判明しました。これは、音楽は脳の狭い領域で処理されているという当時の先入観を変え、音楽がなぜこれほどユニークな神経学的影響をもたらすのかを解明する助けとなりました。それから行われた多くの研究により、音楽は脳とその接続の再生を助けることがわかってきています。脳の細胞と神経接続を修復した...
現代の日本

原発推進する者のおぞましさ

高木市長(当時)は講演の最後にこう述べた。「これで皆さん、3億円、すでにできた。こんなのつくるの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び会場に笑い)。まあそんなわけで短大は建つわ、高校はできるわ、50億円で運動公園はできるわねえ。火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これもいま、あのカネで計画いたしておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の町づくりができるんじゃなかろうか、と、そういうことで私はみなさんに(原発を)おすすめしたい。これは(私は)信念をもっとる、信念!・・・えー、その代わり100年たって片輪(原文ママ)が生まれてくるやら、50年後に生まれた子どもが全部、片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、いまの段階では(原発を:樋口氏注)おやりになったほうがよいのではなかろうか・・・。こういうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場に大拍手)」この高木元市長の長男が、今回、裏金事件で自民党公認を受けられなかった自民党衆議院議員の高木毅氏である。原発推進する者のおぞましさ総選挙での投票先を決める際に考える最重要の点は政策。私た...
現代のロシア

SCOサミットはBRICS+の新秩序を救うことができるか?

SCOサミットはBRICS+の新秩序を救うことができるか?イスラマバードでのSCO首脳会議がBRICSに大きな支援を与えていると言っても過言ではない。いよいよ、2024年にカザンで開催されるBRICS+サミットが目前に迫っています。おそらく今年最も重要なイベントであり、間違いなく、これからの1年の方向性を決定づけるイベントです。ここ数週間、各国首脳、大臣、専門家が慌ただしく動いており、軍事面でも激動が起こっています。すべてが慌ただしく待機状態にあり、それはまた、私たちに特定の脆弱性を物語っています。その道のりには、少なからぬリスクと少なからぬ障害があります。おそらく、カザンサミットの開催を確実にするために、物事を整理できる別の日程があります。それは、上海協力機構サミットです。イスラマバードでリムランドが強化10月15日(火)と16日(水)にはパキスタンの首都イスラマバードで第24回SCO首脳会議が開催される。SCOは2001年に上海五カ国から派生して設立されたパートナーシップで、広域ユーラシア地域における相互防衛、安全保障、国際テロ対策を推進する。現在、中国、ベラルーシ、インド、イラン...
現代の中国

日本の「存在感の深刻な低下」が目立った日中首脳会談。中国メディアは恐ろしく冷めていた

日本の「存在感の深刻な低下」が目立った日中首脳会談。中国メディアは恐ろしく冷めていたASEAN首脳会議がおこなわれたラオスで、本格的な外交デビューを飾った日本の石破茂首相。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂教授が、。欧米の価値観外交に「脱貧困」の輸出で対抗する中国ASEAN首脳会議が10月9日、ラオスの首都・ビエンチャンで開催され、日本の石破茂内閣総理大臣も出席した。石破外交の本格的なデビューと位置付けられたラオスでは、中国の李強国務院総理との会談も行われた。日中関係の今後が懸念されるなか、日本側には当初「立ち話ができれば上出来」などという観測もあったが、結果的には無難なスタートとなった。目立ったのは中国側の配慮だ。こう書くと日本ではすぐ、「米中対立で日本を味方に引き込みたい」とか、「経済が停滞しているから」などと解釈されがちだが、残念ながらそういう話ではない。新政権誕生の「ご祝儀」という要素もあるが、目立ったのは、むしろ中国における日本の存在感の深刻な低下だ。日中首脳会談を報じた中国メディアは驚くほど冷めていた。中国...
現代のロシア

米国、ウクライナへの新たな4億2500万ドルの支援策を発表 – ホワイトハウス

米国、ウクライナへの新たな4億2500万ドルの支援策を発表 - ホワイトハウスワシントン(スプートニク) - 米国はウクライナに対し、防空能力の増強を含む安全保障支援として4億2500万ドルを追加提供するとホワイトハウスが水曜日に発表した。ホワイトハウスによると、同日、ジョー・バイデン大統領はウォロディミル・ゼレンスキー大統領と、自身の残りの任期中にキエフへの軍事援助を増強する取り組みについて話し合った。ホワイトハウスは電話会議の要旨で、「大統領は本日、ウクライナの緊急のニーズを満たすため、防空能力の増強、空対地兵器、装甲車両、重要な兵器を含む4億2500万ドルのウクライナ向け安全保障支援パッケージを発表した」と述べた。国防総省は別の声明で、発表された能力にはNASAMSとHIMARS用の追加兵器、RIM-7ミサイルと防空支援、スティンガー対空ミサイル、TOWミサイル、ジャベリンとAT-4対装甲システム、スペアパーツ、サービス、訓練、輸送などが含まれると述べた。命を救うための降伏 ウクライナに残されたのは「勝利」のみ10月10日 01:56 GMTホワイトハウスの発表によると、今後数カ...
現代の世界各国

朝鮮戦争化するウクライナ

朝鮮戦争化するウクライナ2024年10月14日   田中 宇ウクライナが、朝鮮半島のように、停戦したが終結せず対立状態が何十年間も続くという予測が出ている。ウクライナの朝鮮戦争化は、9月末にセルビアの親露なブチッチ大統領が最初に指摘した。ウクライナ戦争が朝鮮戦争のようになって30年続きそうだというブチッチの指摘についてコメントを求められたロシアの大統領広報官が朝鮮化の可能性を否定しなかったため、騒ぎが大きくなった。(Serbian President suggests war in Ukraine will end according to Korean scenario)(Putin's chilling warning over 'Korean scenario' after claims war won't end for 30 years)ゼレンスキーのウクライナ政府は、黒幕の米国から稚拙な軍事戦略をやらされた結果、兵器も軍人も足りない状態が続き、戦争を継続できず、停戦を望むようになっている。優勢な露軍がウクライナでの占領を拡大してキエフを陥落し、ゼレンスキーら露敵視な現政権を...
現代の世界各国

防空システムが脆弱だということが判明したイスラエルへ米国はTHAADを配備へ

防空システムが脆弱だということが判明したイスラエルへ米国はTHAADを配備へ ​THAAD(終末高高度防衛)ミサイル砲兵連隊とそれに関連するアメリカ軍人約100名をイスラエルへ配備することをアメリカの国防総省が承認したと発表された​。THAADは成層圏よりも上の高度で目標を迎撃するために開発されシステムだ。ジョー・バイデン大統領は昨年にもアメリカ軍にTHAADバッテリーを中東へ配備するよう指示している。 イスラエル軍が9月27日に南レバノンを約85発のバンカー・バスター爆弾(地中貫通爆弾)で攻撃した後、10月1日にイラン軍は180機以上の弾道ミサイルを発射、F-35戦闘機を配備するネバティム基地、ハッサン・ナスララをはじめとするヒズボラの指導者を殺害したネツァリム基地、弾道ミサイルのあるテル・ノフ基地、そしてモサドの本部などを攻撃した。 イスラエル政府は厳しい報道管制を強いているが、目標の周辺にミサイルが着弾していることが確認されている。イスラエルの防空システム、アイアン・ドームは「撃墜率が高い」と宣伝されてきたが、それは御伽話にすぎないことが明確になった。THAAD配備の理由はそこに...
米国の歴史

ブラックロックの血と涙による上昇:悪名高いハゲタカファンドはどうやって金を儲けているのか?

ブラックロックの血と涙による上昇:悪名高いハゲタカファンドはどうやって金を儲けているのか?© APフォト/マーク・レニハン米国の投資大手ブラックロックは、運用資産が2024年第3四半期に11兆4800億ドルを超え、新記録を達成した。これは日本、インド、英国の名目GDPを合わせた額に相当し、評価額は2023年第3四半期以降だけで2兆4000億ドル近く(イタリアまたはブラジルのGDPに相当)増加している。ブラックロックはどうやって利益を上げているのか?スプートニクが調査する。ブラックロックは、その圧倒的な経済力と飽くなき貪欲さから、一部の観察者から「現代の東インド会社」に例えられており、倫理など気にせず利益を追求する典型的なハゲタカファンドと他界した。CEOのラリー・フィンク氏が2022年に顧客宛ての書簡で述べたように、ブラックロックは「社会には良いがブラックロックには悪い政策は支持しない」。フィンク氏率いる金融幹部グループが1980年代後半に創設したブラックロックの創業者たちは、住宅ローンのプールから生み出された資金に対する請求権を表す、リスクの高い債券型の投資である、いわゆる住宅ローン...
現代の日本

70〜80歳まで働き続ける「日本の現実」…じつは、多くの人が「幸せな生活」を送っていた…!

70〜80歳まで働き続ける「日本の現実」…じつは、多くの人が「幸せな生活」を送っていた…!年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%――。10万部突破のベストセラー『ほんとうの定年後』では、多数の統計データや事例から知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。定年延長や老後2000万円問題、さらには年金問題などもあり、なんとなく長く働くことになりそうだと思う人も多いだろう。では、実際に定年後に人々はどのようなキャリアを歩み、どのような生活をしているのか?〈定年後の仕事の実態を丹念に調べていくと浮かび上がってくるのは、定年後の「小さな仕事」を通じて豊かな暮らしを手に入れている人々の姿である。さらに明らかになるのは、このような定年後の「小さな仕事」が必要不可欠なものとして人々の日々の暮らしの中に埋め込まれており、かつそれが実際に日本経済を支えているという事実である。もちろん、定年後の人々を取りまく状況は多様だ。企業の管理職や高度な専門職に就いて、生涯において仕事で大きな成功を続ける人もいるだろうし、現役...
現代の日本

多くの人が意外と知らない、ここへきて日本経済に起きていた「大変化」の正体

多くの人が意外と知らない、ここへきて日本経済に起きていた「大変化」の正体この国にはとにかく人が足りない!個人と企業はどう生きるか?人口減少経済は一体どこへ向かうのか?なぜ給料は上がり始めたのか、経済低迷の意外な主因、人件費高騰がインフレを引き起こす、人手不足の最先端をゆく地方の実態、医療・介護が最大の産業になる日、労働参加率は主要国で最高水準に、「失われた30年」からの大転換……注目の新刊『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』では、豊富なデータと取材から激変する日本経済の「大変化」と「未来」を読み解く――。(*本記事は坂本貴志『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』から抜粋・再編集したものです)日本経済はどのように変わったか日本経済の低いパフォーマンスをもって、失われた数十年と揶揄されるようになり久しく時が経つ。実際にバブル崩壊以降、日本の経済成長率は長期的に減速しており、物価も長く下落を続けるなど、これまで日本経済は多くの苦境を経験してきた。しかし、ここにきて経済の風向きは変わってきている。物価は上昇基調に転じ、日経平均株価も一時バブル期以来の高...
科学論

誰が予想した? AIとグーグルが席巻した2024年のノーベル賞

誰が予想した? AIとグーグルが席巻した2024年のノーベル賞2024年のノーベル化学賞発表の様子。(写真:新華社/アフロ)(小谷太郎:大学教員・サイエンスライター) ノーベル賞は秋の季語です。10月7日の生理学・医学賞を皮切りに、今年もノーベル賞が発表されました。 ノーベル物理学賞は機械学習の基礎原理の発見・発明に、化学賞はタンパク質の設計と、機械学習を利用したタンパク質の構造予測に授与されました。 この受賞に、研究業界の人々は衝撃を受けました。 機械学習というのは世間でおおざっぱに「AI」と呼ばれる技術の基礎で、つまりAIの基礎と応用がノーベル物理学賞と化学賞を獲ってしまったのです。しかも受賞者5人中3人がグーグルの関係者です。20世紀には誰も予想しなかった新展開です。 また、ノーベル賞は頑迷なほどの実験重視で知られています。いかに画期的で優れた理論研究であっても、実験によって実証されなければ、ノーベル賞が授与されることはまずありません。例えばブラックホールの「ホーキング放射」を理論的に導いたスティーブン・ホーキング教授は、ついにノーベル賞を受賞しませんでした。 それなのに今年のノ...
科学論

本来なら日本の甘利俊一・福島邦彦両氏が受賞すべき今年のノーベル物理学賞

本来なら日本の甘利俊一・福島邦彦両氏が受賞すべき今年のノーベル物理学賞2024年ノーベル物理学賞の受賞が決まったホップフィールド博士とヒントン博士(10月8日、写真:ロイター/アフロ) 10月8日、2024年のノーベル物理学賞が発表されました。 しかし、このノーベル物理学賞は、記銘に値する汚点というべき、恥ずかしい低見識な授賞でした。 今年5月に東京都美術館講堂で私たちが開催した「AIと教育」シンポジウムに登壇された、甘利俊一先生と福島邦彦先生のお二人によるはるかに先立つ本質的な貢献が、きれいさっぱり拭い去られているからです。 また、この受賞に対して異を唱えたり、ノーベル財団に対して抗議したりする動きが日本にないことは、さらに救いようがありません。 皆さんよろしいでしょうか。 ニューラルネットワークというのは、いまやインテルが寡占するチップ、マイクロプロセッサーがそうであったように、かつて「日本のお家芸」だったのです。「ほとんどの先駆的業績は福岡や大阪で生まれたものである」という厳然たる事実に、改めて目覚める必要があります。 いかに今年のノーベル賞が噴飯ものであるか、NHKの報道で見て...
現代の日本

対中包囲網・石破案「アジア版NATO」をASEAN諸国がどう見たかを中国が分析

対中包囲網・石破案「アジア版NATO」をASEAN諸国がどう見たかを中国が分析就任会見の時の石破首相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 中国共産党機関紙「人民日報」の姉妹版「環球時報」や青年版「中国青年報」が一斉に「アジア版NATO」に対するASEAN諸国の反応を報道した。石破・李強会談を経て、自信を強めたという勢いが読み取れる。二紙の考察と中国ネット民の雑感を紹介する。◆環球時報社評:「アジア版NATO」がASEANで壁にぶつかった事実は何を物語るのか? 10月12日、環球時報は<“亚洲版北约”在东盟碰壁说明什么>(「アジア版NATO」がASEANで壁にぶつかった事実は何を物語るのか)という見出しで社評を発表している。かなり長いので、概略を個条書き的に拾うと以下のようになる。 ●10日に開催された第27回中国・ASEAN(10+1)首脳会議では、中国・ASEAN自由貿易地域バージョン3.0の格上げ交渉が実質的に妥結したことを発表した。 これは、中国とASEANが共同で東アジアの経済統合を主導する大きな動きであり、多国間主義と自由貿易を支持する双方の明確な態度を示し、安定・協力・発展...
現代の米国

副島隆彦最新刊『トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む』(祥伝社刊)が発売 2024年10月12日

「2158」 副島隆彦先生最新刊『トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む』(祥伝社刊)が発売 2024年10月12日SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)です。今日は2024年10月12日です。トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む ←クリックすると、アマゾンのページに進みます。2024年10月31日に副島隆彦先生の最新刊『トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む』が発売になる。アメリカ大統領選挙を直前に控え、アメリカ大統領選挙後のアメリカの分裂を見据えた、最新アメリカ政治分析となっている。(左から)イーロン・マスク、ドナルド・トランプ、J・D・ヴァンスアメリカ大分裂がいよいよ近づく不正選挙がもうすぐ行われる本書の際立っている点は、トランプの基本戦略、政権構想のロウドマップ(roadmap)である「プロジェクト2025(Project 2025)」の詳細な解説と、トランプ陣営重要人物たち14名の紹介だ。これは、日本初のことで、日本語で読める唯一の重要な本となっている。『トランプ勢力の徹底抗戦で アメリカの国家分裂は進む』から以...
現代の日本

「正直、Netflixに引き抜かれたい」テレビ局員の本音が爆発…プロ野球とメジャーリーグと同じ構図がテレビ業界にも

「正直、Netflixに引き抜かれたい」テレビ局員の本音が爆発…プロ野球とメジャーリーグと同じ構図がテレビ業界にも映像メディア業界で長らく頂点に君臨し続けていたテレビ局が今、大ピンチを迎えている。当初、ライバル視されていたYouTubeとはなんとか共存関係を作り始めているが、ここにきて、はっきりと“テレビの上位互換”ともいえる存在が現れてしまったのだ。ネトフリに引き抜かれたいテレビ局員たちその存在とは、アメリカ発の動画配信サービス『Netflix』。テレビ局は今、このサービスに次々に優秀な人材を引き抜かれている。9月30日には、映像ディレクターの大根仁氏がNetflixと5年間の独占契約を締結したと発表した。大根氏といえば、Netflixで大ヒットしたドラマ『地面師たち』を手掛けたことが記憶に新しいが、『モテキ』や『バクマン。』など映画界で作品を量産しているイメージもある。しかし2022年にはフジテレビ系連続ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』でギャラクシー賞大賞を受賞。『エルピス』放送時には、“地上波でこのレベルの作品が見られるとは!”と話題になった。フジテレビ社屋すべての画像を...
現代の世界各国

新しい中東の「産みの苦しみ」は米国が望んだものではないかもしれない

新しい中東の「産みの苦しみ」は米国が望んだものではないかもしれないネタニヤフがバイデンを「圧倒」する方法(アーカイブ)米国大統領は中東から抜け出すことを望んでいた。しかし、この地域の混乱は選挙に影響を与え、彼の遺産を定義する可能性がある。「ネタニヤフは、ほとんどの米国政治家よりもワシントンのゲームのやり方をよく知っている」と、元イスラエル外交官で現在はハアレツ紙のコラムニストであるアロン・ピンカス氏は言う。「そして、バイデンを圧倒してきた」。...過去1年間、ネタニヤフは数え切れないほど多くの機会に、ワシントンと1つのことに同意しているように見えながら、実際にはその逆のことを行ってきた。ガザ停戦と人質解放の条件をめぐる論争であれ、ヒズボラとの21日間の停戦の最近の試みであれ、そのたびにバイデンは無力に見えてしまう。「バイデン政権は、『我々はちょっとした秋の湿気に苦しんでいる』と言っているようだ」とピンカス氏は言う。「いいえ、これは季節的な湿気ではなく、ネタニヤフがあなた方に小便をかけているのです。」これはしばらくの間、メディアキャンペーンの一般的なテーマでした。「ナタニヤフーはバイデン...