2025-12-28

現代の世界各国

多極化から相互責任へ:新興世界秩序におけるグローバル・サウスの再中心化

多極化から相互責任へ:新興世界秩序におけるグローバル・サウスの再中心化今年のヴァルダイ精神は、重要な教訓を捉えました。帝国の時代は終わったものの、共同統治の時代はまだ始まったばかりです。私たちの世代の課題は、想像力と意志をもって、この隔たりを埋めることです。包摂性は慈善行為ではなく、持続可能性は贅沢ではなく、協力は譲歩ではありません。これらはすべて、危機が外交よりも速く広がる時代に生き残るための条件なのです、とアティア・アリ・カズミ博士は書いています。清算の時世界は、規範が適応できる速度よりも速いスピードで権力が分散するという、決定的な岐路に立たされている。冷戦後の時代を特徴づけた一極体制は、ますます多極化する秩序へと道を譲り、交差する主権と競合する統治論理が織りなす流動的な均衡が生まれている。ミュンヘンからシャングリラ、ソチから海南島、そして北京まで、言葉は違えど、共通の不安を抱えている。それは、多極化を相互不信ではなく相互責任へといかに転換するかということだ。グローバル・サウスは、この移行の周縁ではなく、中心に立っています。世界人口の60%以上を占め、世界の生産高に占める割合も拡大...
中国の歴史

中国にとって「台湾はまだ国共内戦」の延長線上

中国にとって「台湾はまだ国共内戦」の延長線上国共内戦がまだ終わっていない金門島最前線(2011年)(写真:ロイター/アフロ)歴史的事実から見て、日本敗戦後の中国(中華民国)において戦われた国共内戦(解放戦争、革命戦争)はまだ終わっておらず、休戦協定ももちろんない。そのことを証明するために、毛沢東は1958年、「金門島」を占領できたのに、わざと途中で手を退き、「国共内戦、未だやまず」の標識として世界に示すという、長期的戦略に出ていた(中国では「中国人民解放軍が占領すること」を「解放」と言うので、このあとは「解放」という言葉を使う)。なぜそのような手段に出たかというと、1953年に休戦協定を締結した朝鮮戦争により、アメリカが1958年に「二つの中国」を台湾に宣言させようとしたからだ。しかし「アメリカの支配下に置かれたくない蒋介石」は「二つの中国」宣言を忌避(きひ)した。この時点で毛沢東と蒋介石という国共両軍の両巨頭の心情が一致していた。中国にとって台湾は国共内戦でまだ解放されていない区域であり、完全に「中国の内政問題」だと認識している。その意味で台湾有事に関する高市発言(国会答弁)は、結果...
日本の技術

「疑似科学」の汚名返上!固体内核反応(常温核融合)が核反応だと判明

「疑似科学」の汚名返上!固体内核反応(常温核融合)が核反応だと判明「固体内核反応(常温核融合)」による中性子とガンマー線を計測クールフュージョン株式会社水素技術応用開発株式会社水素技術応用開発株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:水野忠彦)は、水野忠彦博士の固体内核反応(常温核融合)研究で画期的な科学的実証に成功し、その成果をヨーロッパ応用物理学会の論文誌(European Journal of Applied Physics)に公表したことを発表いたします。(論文名:「Neutrons produced by heating processed metals」)加工したステンレスを単に加熱することによって、過剰熱が発生することは水野の以前の複数の論文で発表済みです。今回の発表では、更に、この過剰熱反応において中性子線やガンマー線が放射されることの確認に成功しました。つまり、今回の成果は過剰熱放射とともに100%の再現性で中性子線とガンマー線が放射されていることを明らかにしたことです。このことによって固体内核反応(常温核融合)と呼ばれていた現象で発生する過剰熱発生現象が核反応による...