2026-03

生命科学

進化の傑作。じつは、今もって哺乳類は「恐竜に敵わない」…鳥類とコウモリの比較から明らかになった、驚きの真実

進化の傑作。じつは、今もって哺乳類は「恐竜に敵わない」…鳥類とコウモリの比較から明らかになった、驚きの真実かつて恐竜は哺乳類に至らない、生態学的に哺乳類に劣った存在だったと考えられていた時代がありましたが、昨今の研究の進展により、恐竜の優れた生態が明らかになってきました。しかし、その観点は、あくまでも「はるか過去」の話であることが前提になっており、今日では哺乳類が生態学的に最も優勢であると考えられています。はたして、それは真実でしょうか。哺乳類の生物学的優位性を、鳥類型の恐竜の子孫である鳥類との比較で確かめていきます。この記事の全ての写真を見る(全12枚)恐竜に追いやられて夜行性になった哺乳類!?恐竜は図体だけは大きいが、アホでのろまだったので、賢くて敏捷な哺乳類に負けて絶滅した。私が子どものころには、そんな偏見がまかり通っていた。ブロントサウルスのような大きな恐竜になると、尻尾を踏まれてから脳が「痛い」と感じるまで何十分も掛かったと言われることさえあったのだ。さすがに今では、そういう話を聞くことは少なくなった。むしろ恐竜のほうが、いろいろな点で哺乳類より優れており、生態学的に優勢であ...
現代の日本

JOG(1462) 日本経済への追い風が吹き始めた

JOG(1462) 日本経済への追い風が吹き始めた中国の経済的威圧に対抗する経済安全保障などの重視で、世界経済の潮目が変わり始め、「失われた30年」脱却へ。■1.世界秩序の転換と日本の好機伊勢: 花子ちゃん、最近、面白い本を読んだので、今日はその話をしようか。齋藤ジンという人の書いた『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ』という本だ。15万部も売れているベストセラーなんだ。花子: 15万部ですか! それは、すごいですね。どんな内容なんですか?伊勢: この本は、日本には数十年に一度の好機が訪れていて、「失われた30年」から脱却する強力な追い風が吹き始めている、と言って、日本が再び世界の勝ち組に返り咲く可能性を示しているんだ。花子: えっ、本当ですか? 日本はずっと停滞していると聞いていたので、意外です。本当だったら、すごく嬉しいです。伊勢: そうだね。著者はヘッジファンドなどのプロの資産運用者に助言を行うコンサルタントで、アメリカのワシントンDCに住んでいる。米国の政治・経済の中枢の動きに精通している人物だ。花子: なるほど。それで、どうして日本にチャンスが来ているんです...
現代の中国

中国は一体どこへ向かおうとしているのか?全人代の「政府活動報告」から読みとく“次の5年”

中国は一体どこへ向かおうとしているのか?全人代の「政府活動報告」から読みとく“次の5年”国際情勢が大きく揺れる中、中国では年に一度の重要政治行事である全国人民代表大会(全人代)が開催されました。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』ではジャーナリストの富坂聰さんが、李強首相の政府活動報告から中国が何を重視しているのかを考察しています。国際情勢が厳しい最中の開催となった全人代は何を伝えたのか今年の中国は、正月を迎える気分とはほど遠い春節となったはずだ。直近の元宵節は、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が始まったことで、お祝いムードはたちまち吹き飛んだ。その前にはドイツのフリードリヒ・メルツ首相が就任初の中国訪問を果たしたことで、中国は春節を返上して出迎えた。そして予定されていた全国人民代表大会(ほぼ同時に開催される全国政治協商会議=政協とともに「両会」と呼ばれる)だ。全人代は政協の翌日、3月5日に北京で始まり、李強首相は世界のメディアが注目する中、「政府活動報告(=報告)」を読み上げた。年に一度の大会では、一年ごとに設定される国内総生産(GDP)の成長率の目標値が毎年...
日本の文化

ホワイトデーの由来や「お返しお菓子ランキング」について

ホワイトデーの由来や「お返しお菓子ランキング」についてホワイトデーは、バレンタインデーに貰ったチョコレートを男性が3月14日にお返しする日として定着しています。ではホワイトデーはどのように始まったのか?、または何をお返しするのが良いのか?、その辺りが気になる所です。今回は、ホワイト―デーの由来やお返しにおすすめなお菓子についてご紹介します。ホワイトデーの由来結婚が禁止されていたローマ帝国時代に、結婚を許可したバレンタイン司教が処刑されたのが2月14日。バレンタインデーの起源については以前書きました。その1ヶ月後に、男女は改めて愛を近い結婚したという説から、愛が成就する日としてホワイトデーとして定められました。2026年のホワイトデーも3月14日(土)です。ホワイトデーは日本が発祥の地なのをご存知でしょうか?ホワイトデーは日本が発祥贈り物をいただいたらお返しするのが、日本人の伝統や慣わしがあります。その感性を元に日本のお菓子業界「全国飴菓子工業協同組合」が1980年に提案したことから生まれ、そして定着した風習です。これはバレンタインデーのチョコレートと同じです。チョコレートを贈るのは日本...
現代のロシア

イラン「ホルムズ海峡通行、中露には許可」

イラン「ホルムズ海峡通行、中露には許可」2026年3月5日、全人代に出席する習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)3月5日、イランは「米・イスラエル・欧州の船はホルムズ海峡通行禁止」と発表した。ということは「中国やロシアには通行を許可する」と宣言したのに等しい。日本のメディアではアメリカ・イスラエルのイラン攻撃によって中国が非常に不利な状況に追い込まれたとして「中露敗北」という言葉までが躍っているが、実際は逆である現実を直視しなければならない。◆イランが「米・イスラエル・欧州の船はホルムズ海峡通行禁止」と発表中国政府の通信社・新華社の電子版「新華網」は3月5日、<イラン:米国・イスラエルおよび欧州の船舶によるホルムズ海峡通過禁止>という見出しで、「テヘラン新華社電」として以下のように報道している。イラン(イスラム)革命防衛隊は5日、「戦争期間中、イランはホルムズ海峡の通航と航行を管理する権利を有し、米国・イスラエル・欧州諸国の船舶の通航を禁止する」と発表した。イラン革命防衛隊は、「米国・イスラエル・欧州諸国、そしてそれらの支援国に属する軍用船と商船のホルムズ海峡通航を禁止し...
現代の中国

なぜ全人代で李強首相は「覇権主義と強権政治に断固反対」を読み飛ばしたのか?

なぜ全人代で李強首相は「覇権主義と強権政治に断固反対」を読み飛ばしたのか?3月5日、全人代で政府活動報告をする李強首相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)3月5日、日本時間午前10時から北京で始まった全人代(全国人民代表大会)の政府活動報告で李強首相が「覇権主義と強権政治に断固として反対する」と「述べた」のか「読み飛ばした」のかに関して日本の報道が揺れた。NHKは昼間のニュースでは読み飛ばしてないものとして報道し、共同通信は12時台に読み飛ばしたことに注目してニュースを配信した。するとNHKは夕方のニュースで読み飛ばしたと報道内容を変更した。問題は、そのいずれの場合も、「アメリカを念頭に」とか「対米配慮」のためという解説あるいは解釈をしっかり付けていることである。実際はどうだったのかを検証し、2025年や2024年の場合とも比較した。◆NHKや共同通信に見られる齟齬NHKは3月5日午前9時22分に最初に発信し、午後1時00分に更新した全人代に関する報道「中国 全人代 経済成長率の目標「4.5%~5%」去年から引き下げ」で、以下のように書いていた(太字にしたのは筆者)。――政府活動報告で...
現代の世界各国

トランプが主張する対イラン軍事作戦の短期終結の道筋見えてきた~中露システムが全くの無力、核物質回収・ハールク島占領も

トランプが主張する対イラン軍事作戦の短期終結の道筋見えてきた~中露システムが全くの無力、核物質回収・ハールク島占領もトランプの4つの目標アメリカとイスラエルがイランに対して行なった軍事作戦が、無期限の泥沼に陥るとの懸念を持つ人が多いが、私はトランプ大統領が主張するように、この作戦は短期で終結する見通しがはっきりしてきたと捉えている。トランプ大統領は、開戦3日目の3月2日に、イラン攻撃に関する4つの目標を説明した。その4つの目標とは、1)イランのミサイル能力の破壊、2)イラン海軍の殲滅、3)イランの核兵器保有の阻止、4)イランによるテロ組織に対する支援の阻止であった。この4つの目標が達成できる見通しについて、具体的に見ていこう。この記事の全ての写真を見る(全5枚)まずはイランのミサイル能力の破壊からだ。ワシントン D.C. を拠点とするシンクタンク「ユダヤ国家安全保障研究所」が3月5日に出したレポートによると、ミサイルの発射台は、開戦前の段階で400あったのが、3月5日時点で100にまで75%削減されている。中距離弾道ミサイルは、もともと最大で2000発を保有していたが、そのうちの47~...
現代の世界各国

イラン・ハメネイ師への「断首作戦成功」が中国・ロシア・インドへ与えた強烈なメッセージ トランプは体制転換など必ずしも期待していない

イラン・ハメネイ師への「断首作戦成功」が中国・ロシア・インドへ与えた強烈なメッセージ トランプは体制転換など必ずしも期待していないハメネイ師の死アメリカとイスラエルによるイランに対する軍事作戦が展開され、イランの最高指導者であるハメネイ師をはじめとした多くのイランの要人の命が奪われた。アメリカといえば、今年の年初に起こしたベネズエラに対する電撃的な軍事作戦で鮮やかな成功を収めた記憶がまだ新しいが、今回もこれに並ぶ鮮やかな展開を見せた。今回の作戦で、米軍に50名の死者が出たとイラン側は発表したが、米軍はこの情報を完全に否定した。米軍の犠牲者は3名だったようだ。ホメイニ宗教革命以降のイスラム独裁国家としてのイランは、中東の安定を脅かす最大の問題だというのが、イスラエルやアメリカの基本認識である。この記事の全ての写真を見る(全5枚)それでもアメリカはこれまで、イランを攻め落とすという行動を考えてこなかった。それは地政学的に見た場合に、イランは攻め落とすのが非常に難しいという事情が絡んでいる。イラク、クウェート、サウジアラビア、UAEなどで採掘した石油を世界に運ぶには、ペルシャ湾を通ってホルム...
現代の世界各国

中国の恫喝「レアアース禁輸」を無力化。日本が科学力と外交で資源強国へ変貌する=勝又壽良

中国の恫喝「レアアース禁輸」を無力化。日本が科学力と外交で資源強国へ変貌する=勝又壽良中国が日本の20社・団体へのレアアース輸出規制を発表した。だが、これは「2度目の失策」となる公算が極めて高い。日本はすでに2023年、経産省主導で重点資源国25ヶ国との連携を構築し、米国・EU・ASEANを含む55ヶ国参加の「重要鉱物特恵市場」(26年8月稼働)の実質的なリーダーへと躍り出ていたからだ。中国官僚機構が見落とし続けた、日本の「静かな資源外交」の全貌を明らかにする。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良)【関連】中国、レアアース輸出規制で大誤算。日本が技術力でレアアース供給国に躍り出る=勝又壽良プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。中国「レアアース規制」の空回り中国は、日本の20社・団体に対してレアアースの輸出規制をすると発表した。理由は、日本が「新軍国主義に向っている」としてい...
現代の世界各国

イラン爆撃により中国はダメージを受けるのか?

イラン爆撃により中国はダメージを受けるのか?イラン攻撃を断行したトランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)イランとアメリカが核開発問題に関して協議している最中であるにもかかわらず、アメリカとイスラエルはイランを爆撃し、ハメネイ師らを殺害した。これに関して、中国は即時停戦を求め激しく抗議しているが、イラン爆撃により中国がダメージを受けるかと言ったら、実利的なデータとしては、ほぼないと言っていい。しかし、もし予定されているトランプ訪中時期(3月末)に至ってもなお、イラン攻撃が続いているとすれば、習近平としてはそのトランプを歓迎するわけにはいくまい。万一にも訪中取りやめとなったら、トランプとのディールにおいて、トランプに「台湾統一容認」を呑ませようとしていた習近平の目論見は叶わなくなる。延期という選択もないではないが、習近平が受けるダメージはこちらの方が大きい。したがって、トランプがいつ、どういう形でイラン攻撃をやめるかにかかっている。◆中国の反応:政府見解とネットのコメント2月28日夜、中国外交部は定例記者会見でアメリカとイスラエルによるイラン攻撃に関して質問を受け<即時の軍事行動停止を求め...
現代の世界各国

分岐点にきたイラン

分岐点にきたイラン2026年3月5日   田中 宇3月3日、英サウジ系のイラン向けメディア「イラン・インターナショナル」が、殺されたハメネイの後継の最高指導者としてハメネイの息子(次男)のモジタバ・ハメネイが選出されたと報道した。イランの軍部(革命防衛隊)が、後継者を決める専門家会議に圧力をかけてモジタバに決めさせたのだという。モジタバは父ハメネイと一緒に殺害されたと思われたが、そうでなかった。(Khamenei's son Mojtaba elected his successor, sources say)(From shadow to power: who is Mojtaba Khamenei?)当初、モジタバ選出の報道は世界的にあまり転電されず、ガセネタに見えた。イスラエルのワイネットニュースは一時トップニュースに掲げて速報したが、数時間以内にトップページからのリンクすら外された。(Assembly of Experts' selection of Mojtaba Khamenei reportedly made under pressure from the Islamic...
現代の世界各国

トランプの優勢

トランプの優勢2026年3月3日   田中 宇トランプ米大統領は、イスラエルの傀儡すぎて米国で人気を失いつつある。イランは政権転覆されず、イランと傘下のヒズボラやフーシ派が米イスラエルに反撃し、トランプはイラン系との戦争の泥沼にはまって大失敗していく。今秋の中間選挙で共和党が惨敗し、2028年の大統領選でトランプの後継者(バンス?)が負けて民主党が返り咲く。イスラエルは巨大な人道犯罪を繰り返して世界から孤立し、トランプを巻き込んで潰れていく。ざまあみろ。そんな予測が出回っている。(Trump bit off more than he can chew with Iran - ex-Pentagon analyst)(Iran Names Interim Successor To Khamenei Under 2nd Day Of Massive Bombs, Trump Demands Regime Change)私から見ると、それらの予測はかなりの噴飯物だ。イランは、ベネズエラ型のソフト転覆になる可能性が高い。最高指導者ハメネイ死亡後、イランの上層部は憲法の規定に沿って、国権の最高機...
現代の日本

医療の真実21 分別したごみは、すべて一緒に燃やされている!? ごみ分別に隠された真実とは?

医療の真実21 分別したごみは、すべて一緒に燃やされている!? ごみ分別に隠された真実とは?ダイオキシンの脅威? ダイオキシンと呼ばれる毒物があります。 これは古くは、ベトナム戦争のときに、米軍がゲリラが潜むベトナムのジャングルを一掃するために撒いた枯葉剤の中に含まれていた毒物であるとされます。 この毒物が、わが国において問題となったのは、1970年代前半のことです。 50~60年代にかけて、わが国は、高度経済成長を迎え、大量のごみが発生するようになりました。 当時はこれらのごみは、東京湾などの埋め立て地に投棄されており、市町村での焼却や各家庭で野焼きも行われていました。 この時ごみの埋め立てによってできた土地は「夢の島」と呼ばれ、現在はお台場と呼ばれる地域となっています。 70年代に入ると、この夢の島もそろそろごみの受け入れ能力の限界を迎えており、集配したごみを各市町村の焼却場で焼却しなければならなくなりました。 このとき、問題となったのが、償却に伴って発生するダイオキシンです。 ごみを800℃以下の熱で焼却すると、このダイオキシンが発生し、近隣の住民に影響を与えるとされたのです。 ...
現代の世界各国

【中東緊迫の裏事情】イラン戦争で暴露された「リベラル派3つの偽善」を暴く

【中東緊迫の裏事情】イラン戦争で暴露された「リベラル派3つの偽善」を暴く国際法など「クソくらえ」2月28日にはじまった米国・イスラエルによるイランへの大規模攻撃は、欧州諸国や日本にとって知られたくない偽善を暴いている。しかも、その偽善は大きく分けると、三つもある。第一の偽善は、今回の攻撃を国際法違反と非難しない偽善である。第二の偽善は、2022年2月24日からはじまったロシアによるウクライナへの全面侵攻を国際法違反と責めつづけている欺瞞(ぎまん)である。ドナルド・トランプ大統領はこの侵攻を国際法違反などと非難していない。今回の大規模攻撃が国際法違反でないのならば、ロシアによる侵攻もまた国際法違反ではないことになるのではないか。第三の偽善は、2014年2月20~23日にかけてウクライナで起きたクーデターを「マイダン革命」と呼び、正当化しつづけている偽善である。クーデターでありながら、それを合法であると承認したことで、自ら国際法違反をしてしまったことをリベラル派は隠そうとしてきた。リベラル派の欺瞞の大元はここにある。このときの偽善がリベラル派の特徴であったはずの高い道徳観や倫理観を毀損(き...
現代の世界各国

実は大きな矛盾が…?3月6日開幕の「パラリンピック参加国」をめぐるリベラル派の偽善を暴く

実は大きな矛盾が…?3月6日開幕の「パラリンピック参加国」をめぐるリベラル派の偽善を暴くで「スキャンダルまみれのリベラル派」の偽善について紹介した。ところが、この偽善は、テレビや新聞などのオールドメディアが、リベラル派にとって不都合な情報を隠蔽(いんぺい)することによって、そう簡単に明るみに出ない。そこで、今回はパラリンピックをめぐるウクライナやそれを支えるリベラル派の偽善を暴露し、「いい加減にしろ!」と論じたい。この記事の全ての写真を見る(全4枚)(出所)ロシアとベラルーシ選手のパラ出場まず、国際パラリンピック委員会(IPC)が2月17日の声明で、来月開催のミラノ・コルティナパラリンピックに、ロシアとベラルーシから計10人のパラアスリートが参加すると発表した、とロイター通信が報じた話からはじめよう。この話は、昨年9月27日、IPCがIPC加盟組織によるベラルーシおよびロシアの国内パラリンピック委員会に対する一部資格停止措置の継続を否決したところからスタートしている。この決定は、2カ国の選手の出場停止を解除したことを意味している。両国は2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、パラリン...
現代の中国

習近平の思惑_その3 「高市発言」を見せしめとして日本叩きを徹底し、台湾問題への介入を阻止する

習近平の思惑_その3 「高市発言」を見せしめとして日本叩きを徹底し、台湾問題への介入を阻止する習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)2月10日の論考<高市圧勝、中国の反応とトランプの絶賛に潜む危機>に書いたように、2月8日の高市圧勝を受けて、中国外交部は再び「高市発言」の撤回を求めている。高市早苗首相が撤回などするはずがないので、「高市政権が続く限り日本叩きをやめない」と宣言したようなものだ。事実中国商務部は2月24日にも、新たな対日制裁リストを発表している。一方、王毅外相兼中共中央政治局委員は2月14日、ミュンヘン安全保障会議で激しい対日批判を行った。このことは2月19日の論考<習近平の思惑_その1 「対高市エール投稿」により対中ディールで失点し、習近平に譲歩するトランプ>で「別途詳細に考察する」とお約束したので、本稿でその約束を果たしたい。G7に対する徹底した「日本外し」からも、「高市発言」に対する習近平の戦略の本気度を読み取ることができる。◆王毅の対日批判から見える「中国の言い分」王毅はミュンヘンにおける「中国特集」での講演後に「日中関係に関する質問」を受け、激しい対...
日本の文化

啓蟄とは?2026年はいつからいつまで?時候の挨拶について – 二十四節気

啓蟄とは?2026年はいつからいつまで?時候の挨拶について - 二十四節気3月になると暖かくなったり、寒くなったりする日が交互に訪れて、やがて春を迎えていきます。その3月5日前後に二十四節気「啓蟄」があります。ニュースなどで名前は知っているけど、意味が分からないという方も多いかと思います。なかなか使わない言葉ですね。今回は啓蟄の意味や2026年はいつからいつまでをさすのか?、手紙の挨拶で使われる時候の挨拶「啓蟄の候」についてご紹介します。啓蟄とは?啓蟄とは、雪がとけ始めて、大地が暖かくなり始めるころにあたります。読み方は「けいちつ」。元々は「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」から来た言葉。啓:ひらく蟄:土中で冬眠している虫冬眠していた生き物が、長い眠りから覚めて、活動を開始する時期をさしています。実際に虫が目覚めるのは気温が10度前後と言われているので、丁度この時期から3月下旬にかけて活動を開始します。2026年の啓蟄はいつからいつまで?2026年啓蟄はいつから?2026年3月5日(木)から2026年啓蟄はいつまで?2026年3月19日(木)まで(春分の前日まで)啓蟄の太陽黄経34...
日本の文化

ひな祭りの由来や食事、ひな人形の飾り方・片付けについて

ひな祭りの由来や食事、ひな人形の飾り方・片付けについて3月3日はひな祭り(雛祭り)です。雛人形(ひな人形)を飾り、女の子の幸せと健やかな成長を願うお祝いの日です。我が家も3月に近づくと雛人形を飾っています。その時に気になるのがいつ飾れば良いのか?、またいつ片付ければ良いのか?についてです。雛祭りの由来や飾りつけ、祝いの食べ物など、お祝いに関することをまとめてご紹介します。ひな祭りの由来ひな祭り(雛祭り)は「桃の節句」と言いますが、元々は「上巳(じょうし)の節句」と言い、五節句(季節の節目の日)の一つです。春を喜び、無病息災を祈る日でした。3月上旬の己の日に災いを払うために人形に厄を移し、川に流していたのです。昔から奇数が重なる日は縁起の良い日とされています。めでたい反面、凶に転じやすいとされていました。それが室町時代以降に、雛人形を飾り女の子の成長を祝う行事に変化していきます。ひな祭りは水と関係があるため、二十四節気「雨水」の日にひな人形を飾るのが良い日とされています。今でも鳥取の千代川で行う「もちがせの流しびな」など、各地に風習が残っています。厄除けの人形(流し雛):川に流す紙の人形...
現代の中国

習近平の思惑_その2 台湾への武器販売を躊躇するトランプ、相互関税違法判決で譲歩加速か

習近平の思惑_その2 台湾への武器販売を躊躇するトランプ、相互関税違法判決で譲歩加速かトランプ大統領と習近平国家主席(2025年10月、韓国で)(写真:ロイター/アフロ)2月6日の論考<トランプ「習近平との春節電話会談で蜜月演出」し、高市政権誕生にはエール 日本を対中ディールの材料に?>で書いたように、2月4日の春節電話会談で習近平は「アメリカは台湾への武器販売を慎重に扱わなければならない」とクギを刺している。これに関してトランプが譲歩し始めているというアメリカ発の情報が2月18日頃から出始めていた。そこに加えて2月20日、米連邦最高裁がトランプの相互関税は違法であるという判決を出した。習近平の立場は、ますます有利になっていきそうだ。◆トランプ「訪中前の台湾への武器販売は習近平とのディールに不利」と判断か?2月18日、ウォールストリート・ジャーナルは<中国からの圧力キャンペーンの中で、台湾への米国の武器販売が宙ぶらりんの状態にある>(有料)という見出しで、「一部の米国当局者は、(台湾との)武器取引の承認がトランプ大統領の北京訪問を頓挫させるのではないかと懸念している」と報じている。ここ...
現代の世界各国

習近平の思惑_その1 「対高市エール投稿」により対中ディールで失点し、習近平に譲歩するトランプ

習近平の思惑_その1 「対高市エール投稿」により対中ディールで失点し、習近平に譲歩するトランプ習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)2月10日の論考<高市圧勝、中国の反応とトランプの絶賛に潜む危機>の末尾に書いたように、習近平はトランプが「高市圧勝」への祝賀メッセージを2月9日にTruthに投稿したあと、反応を見せていない。むしろ沈黙を続けることによって、トランプに無言の圧力を掛けているように見える。トランプは、習近平が今もっとも敵対している高市早苗に、選挙中にエールを送り、かつ圧勝後には絶賛の祝辞を送ったのだから、習近平とのディールに関しては大きな失点を稼いでいることは十分に理解しているはずだ。事実、トランプはその後、さまざまな形で「習近平の神経を逆なでしたことへの回復」を試み、譲歩をし始めた。習近平が待っていたのは、この「譲歩の姿勢」だ。トランプがどこまで譲歩するのか?習近平がそれによって手にしたトランプに対する「新たなカード」をどのように切るのか?この暗黙のせめぎ合いが、今後の世界の方向性を決めていく。本論考では「習近平の思惑_その1」、「習近平の思惑_その2」・・・...