「科学とは専門家の無知を信じることである」リチャード・ファインマン
プラズマ宇宙論-1 プラズマ 入門
プラズマ宇宙論
「新しい科学的真実は、反対者を説得して光を見せることで勝利するのではなく、反対者が最終的に死に、それに精通した新しい世代が成長することで勝利するのです。」マックス・プランク
この Web サイトの目的は、出現しつつあるプラズマ宇宙のパラダイムを紹介し、その広範囲にわたる影響のいくつかを探求することです。つながりがあり、フラクタルで、生きている宇宙という新しい見方が急速に明らかになりつつあります。ビッグバン仮説で想定されている物質の無秩序な衝突よりもはるかに多くのことが起こっています。
一般的な(コンセンサス)科学では、ほとんどの場合、宇宙は電気的に中立で純粋に機械的なもの、つまり弱い重力の力が支配する場所であるとみなしています。対照的に、プラズマ宇宙論では、宇宙の電気力学的性質を認めています。重力と慣性だけが作用する力ではありません。
もちろん、科学の歴史は論争に満ちています。たとえ学界や批判をしない主流メディアが正統派の考えをそのまま繰り返すことを選んでも、今日の状況も何ら変わらないことを理解することが重要です。
プラズマとは何ですか?
プラズマは物質の 4 番目の状態です。プラズマは、原子が自由に浮遊する「負」の電子と「正」のイオン (電子を失った原子) に分かれている点で、固体、液体、気体とは異なります。プラズマはイオン化ガスと呼ばれることもあります。学生は通常、物質の 3 つの状態についてのみ教えられ、プラズマについて言及されても、あまり重要視されません。プラズマをリストに追加するだけでなく、順序を逆にして 1 番目にする必要があります。その理由は後で明らかになります。
プラズマという用語は、ほぼ生命のような自己組織化特性を説明するために血漿から借用されました。
プラズマは電場と磁場の励起を受けると光を発します。極地のオーロラはこの事実を証明しています。
どこ存在しますか?
プラズマはほぼあらゆるところに存在します。実際、既知の宇宙の少なくとも 99 パーセントはプラズマ状態の物質です。太陽の表面はプラズマです。高温のガスではありません。高温のガスとはまったく異なるものです。
「私たちの恒星である太陽とそのプラズマ環境全体に関する発見が急速に進んでいることから、今後の科学革命が予兆される。」
Plasmas.org
宇宙のプラズマは完全にイオンと電子で構成されているため、非常にエネルギーに富み、「高温」です。冷却されて初めて、地球上で私たちがよく知っている固体、液体、気体という物質になります。プラズマは宇宙でも電荷を帯びているため、重力よりも電磁力の影響を受けます。実際、かつてはほとんど何もないと考えられていた宇宙は、プラズマで満ち溢れていることが判明しました。星間空間を横切って数十万光年にわたる荷電粒子の広大な流れが発見されています。
地球上で最もよく知られている電気プラズマの例としては、ネオンサインや照明、テレビ画面、電気アーク溶接機などがあります。火や雷もプラズマの一種です。
それは何をするためのものか?
ほとんどすべての物質です。プラズマは優れた電気伝導体であり、自由に流れる電子により、その伝導特性は銅や金をはるかに上回ります。プラズマは電磁気と相互作用するため、気体、液体、固体の物質をはるかに超える複雑な構造を示します。細胞状や糸状の構造を形成する傾向があります。
これらの構造は、荷電粒子の流れ(または電流)が周囲に磁場のリングを生成し、プラズマを多重フィラメント状のストランドに「挟み込む」という事実に由来しており、宇宙規模でもより局所的な規模でも見ることができます。
右の写真は、街中でよく見かける珍しいプラズマランプです。
主流の誤解
人間は時々真実につまずくが、大抵は立ち直って何もなかったかのように行動を続ける。」ウィンストン・チャーチル
従来の天文学では磁気を測量しますが、電流は宇宙では重要ではないという誤った考えに基づいて除外されます。
この先入観の慣性から、天体物理学者は婉曲表現で話す傾向があります。「電子の雨」や「イオン化ガスの雲」は、よく使われる 2 つの例です。保守的な観点からすると、これらの用語は、よりエーテル的なプラズマの挙動よりも理解しやすいように思われるかもしれませんが、それでもなお、それらは難読化です。実際には、私たちは電気力学的現象について話しているのです。
重力に基づくモデルは、宇宙旅行や高性能望遠鏡が登場する前、石油とガスが照明を提供していた時代に体系化されたことを理解することが重要です。当時、私たちの銀河、天の川は宇宙全体であると考えられていました…そして電気的に不毛でした!プラズマ宇宙論は、現在私たちが見ているものを古いモデルに押し込もうとするのではなく、過去の進歩を尊重しますが、それに縛られることはありません。科学理論は、定義上、偽造されやすいものです。科学は前進します。
「天体物理学の教科書を使っている学生は、プラズマの概念のいくつかが半世紀前から知られていたにもかかわらず、プラズマの概念の存在さえ本質的に知らないままです…」
プラズマ物理学とプラズマ宇宙論の父、ハンネス・アルヴェーン
宇宙におけるプラズマの役割
シャーロック・ホームズが宇宙論者だったら、「それはフィラメント状だよ、ワトソン君」と言ったかもしれない。
「宇宙の物質の支配的な形態が仮説のままであるのは恥ずべきことだ!」ジム・ピーブルズ
プラズマ宇宙論は仮説と分析の域を超えています。もちろん、宇宙規模での実験という第 3 部には問題がありますが、プラズマは拡張性が非常に高く、スーパー コンピューティング機能により、いくつかの簡単な数式を使用するだけで、銀河規模でのプラズマの挙動をモデル化できるようになりました。これらのモデルは現実と一致しています。一方、ビッグバン宇宙論では、私たちが観察する「塊状性」とフィラメント構造を適切に説明できません。
「ダークマターとダークエネルギーは、破綻した理論の偽造を延期するために必要な白紙小切手です。」サンダーボルトプロジェクト
プラズマ宇宙論は、抽象的な数学的モデリングや、暗黒物質や暗黒エネルギーのような、増え続ける一連の奇妙な仮説に依存しません。
一枚の写真は千の言葉に匹敵する
「今日の宇宙学者の根底にある仮定は、最も洗練された数学的手法で展開されており、その理論がどれほど素晴らしいかを『理解』せず、絶対に従わないのはプラズマ自身だけだ。」ハンネス・アルヴェーン
左は標準望遠鏡で撮影した天の川銀河、右は電波望遠鏡で撮影した天の川銀河。フィラメント状の構造が明らかになっています。暗黒物質は必要ありません。
重力と電磁気学
「我々が知っていることは一滴、我々が知らないことは大海だ。」アイザック・ニュートン
引き付ける 引き寄せたり反発したりする(接続)
逆二乗則 逆二乗則
物体を囲む 物体を囲む
シールドできません シールド可能(?)
信じられないほど弱い 非常に強い
私たちが最もよく知っている力である電磁気力は、10 の 39 乗強くなりました。つまり、10,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000 強くなったということです!
あまりにも多くの人が、この明白な事実に気づいていません。その明白な事実とは、宇宙は重力のみによって支配されているということです。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
「物理学が数学的なのは、私たちが物理世界について多くを知っているからではなく、あまり知らないからだ。」バートランド・ラッセル
このサイトで述べられている多くの考えには、実は特に目新しいところはありません。前世紀の初めには、多くの一流の科学者が、電磁気学の理解の向上が天文学と宇宙論の前進であり、重力の理解を深める可能性が最も高い方向であると見ていました。今日、ほとんどの教科書はそのような考えを一蹴しています。電磁気は遮蔽できるが重力は遮蔽できないので、電磁気と重力は無関係であるとよく主張されます。さらに、手持ちの磁石によって発生する力は、地球全体の重力と比較すると取るに足りないとよく言われます。確かに、小さな子供の力と大人の象の力を比較しても意味がないのと同じように、取るに足らないものでしょう。まったく別物です。それにもかかわらず、そのようなナンセンスは教科書で頻繁に取り上げられ、テレビではいつものコメンテーターが披露されます。
「…今日の宇宙学者の根底にある仮定は、最も洗練された数学的手法で展開されており、その理論がどれほど素晴らしいかを「理解」せず、絶対に従わないのはプラズマ自身だけである。」
ハンネス・アルヴェーン
1900 年代初頭、科学は誤った方向に進んでしまいました。現在、科学は科学者ではなく数学者によって支配されている分野であり、プラズマ物理学の父であるハンネス・アルヴェーンが何度も指摘したように、プラズマは数学の優れた法則に頑固に従うことを拒否しています。
プラズマと政治
「だまされたと思わせるよりも、だます方が簡単だ」匿名
宇宙論は科学の女王として知られています。なぜなら、宇宙論は他のほとんどの科学分野の基礎となるからです。このため、変化に対する抵抗力が増しています。科学は冒険であるべきですが、残念ながら、資金獲得競争とイデオロギーへの傾倒により、科学は保護活動に近いものになり、それに伴う考え方はしばしば「科学主義」と呼ばれます。助成金と名声がかかっています。
私たちが今日目撃している、科学 と科学の否定の混乱を強調する次の引用を検討してください。
「20億光年離れた宇宙ジェットは、これまで観測された中で最も高い電流を流している。10^18アンペア、これは1兆個の稲妻に相当する。」
Newscientist.com、2011年
「ジェットは電流ではないことが示されており、関連するエネルギーと物理現象は電磁気的なものではないことは明らかです。」
Phys.org、2011
2 番目の引用については説明が示されていない。おそらく、軽く無視するだけで十分だと考えられているのだろう。もちろん、問題は、プラズマと電磁気学への扉が開かれたら、後戻りできないということであり、彼らはそれを知っている。彼らの数学的な曖昧な方程式は、その実態、つまりほとんど根拠のない憶測として暴露されるだろう。宇宙に対する退屈で還元主義的で機械論的な見方は、これで終わりだろう。
プラズマ宇宙論はパラダイムシフトを表しています。すべての答えを持っているとは言いませんが、正しい方向を指し示しています。宇宙論における今後の革命は、新たなルネッサンスの到来を告げるでしょう。シートベルトを締めて、その旅に出発しましょう。
「今日の科学者は実験の代わりに数学を使い、方程式を次から次へと試して、結局は現実とは何の関係もない構造を作り上げてしまう。」ニコラ・テスラ
「惑星状星雲について私たちが理解していたことは、もはや理解されていません。何か違う、劇的なことが起こっているのです。」
ラガヴェンドラ・サハイ博士、
天文学 、JPL/Caltech
主席研究科学者
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