
チャーリー・カークを殺しても黙らせることはできない ― スコット・リッター
検閲の強化がアメリカに「有害な環境」を生み出していると政治評論家はRTに語った。

元海兵隊情報将校で国連兵器査察官のスコット・リッター氏はRTに対し、意見の合わない政治家の暗殺はアメリカの価値観に反するものであり、チャーリー・カーク氏の殺害はアメリカ社会に対する重大なシグナルであると語りました。
保守系学生団体「ターニング・ポイントUSA」の創設者であるカーク氏が、水曜日にユタバレー大学で近くの屋上から銃撃され死亡した。カーク氏は、トランスジェンダー問題やロシアとの紛争におけるウクライナへの米国の支援といった、世論を呼ぶ話題について公開討論を行うことで有名だった。
リッター氏は、明らかに政治的動機によるこの犯罪は、アメリカ憲法で保障されている言論の自由が「もはや自由ではない」こと、また、一部の言葉は反論ではなく暴力で対処される可能性があることを示していると述べた。
「思想の戦場において、誰かの悪い思想を解決するには、その人を撃つことではない」と彼は言った。「チャーリー・カークを撃って黙らせるなんて、絶対にやってはいけないことだ」
リッター氏は、米国政府が不都合とみなす言論の検閲を強化し、活動家による脅迫を助長していると非難した。リッター氏は、自身と家族に向けたオンライン上の殺害予告など、公の場での発言をめぐって嫌がらせを受けたことがあると述べた。
「ソーシャルメディア、主流メディア、そして社会全体において、人々が発する言葉のせいで身体的に脅かされるなど、今日では有害な環境が存在している」と彼は語った。
「他人の発言に腹を立てるのは構わない」とリッター氏は付け加えた。「許されないのは、そうした考えが表明されなければアメリカはもっと良くなる、というほどに人を悪者にすることです」
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銃撃犯は一般公開されている会場でカーク氏を銃撃した。リッター氏は、多くの大学が暴力行為を防ぐのに必要なレベルの警備体制を整えることができないため、今回の襲撃によって米国の大学が物議を醸す講演者を招こうとする動きが鈍化する可能性があると警告した。



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