健康は微生物との共存、マイクロバイオームの世界

健康

生命は、他生物との共存で生存しています。人間も例外ではありません。

 前稿でソマチッドの記事を紹介しましたが、私達の体内には、身体を構成するもの全てに細菌類(もう少し正確には微生物)が大量に同居しています。代表的な細菌には腸内細菌があります。

 私たち人間には沢山の細胞があるのは既にご存知だと思います・・が、実は、私たち自身の細胞1個につき、便乗する他の生き物の細胞が9個も存在していたのです!
細胞の数の比率は、なんと!人間10%、微生物90%と圧倒的に他の微生物が多い割合だったのす。
遺伝子となると人間の部分は更に少なく、微生物は440万個の遺伝子、人間は2万数千個しか持ち合わせがなく、比率にしますと人間の遺伝子は、たったの1%以下しかありません。
(下記記事より)

 すべての生命が他の生命体と共存することで生存しているという事実には驚くばかりです。
この事実は、「個」という概念、「唯物論」や「要素還元論」に対して圧倒的な疑問を投げかけると同時に、【生命とは何か?】【生きるとはどういうことか?】【人間とは何か?】と言う哲学的な命題に対する一つの回答のように思います。

今回も、健康について「強健ラボ」の【健康は微生物との共存、マイクロバイオームの世界】の記事を転載します。

健康は微生物との共存、マイクロバイオームの世界 – 強健ラボ

健康は微生物との共存、マイクロバイオームの世界

 各種アレルギーや花粉症、クローン病、自閉症、ガンなど昔に無かった病気が、なぜ今激増しているのでしょうか?
 この世は実は微生物の世界、微生物が地球を牛耳っており、現代の奇病の原因は微生物を粗末にした結果と言っても過言ではありません。 微生物のコントロールこそ健康の真理、その仕組みと解決策を紐解いていきます♪

私たちの身体は自分自身はたったの10%、残りの90%は他の微生物で出来ていました!

 私たち人間には身体を作っている沢山の細胞があるのは既にご存知だと思います・・が、実は、私たち自身の細胞1個につき、便乗する他の生き物の細胞が9個も存在していたのです!
 私たちの身体、血液、心臓や肝臓などの臓器、脳、皮膚、筋肉・・、身体を構成するもの全てに細菌類(もう少し正確には微生物)が大量に同居していたのです。
 細胞の数の比率は、なんと!人間10%、微生物90%と圧倒的に他の微生物が多い割合だったのす。

 遺伝子となると人間の部分は更に少なく、微生物は440万個の遺伝子、人間は2万数千個しか持ち合わせがなく、比率にしますと人間の遺伝子は、たったの1%以下しかありません。
 人間の遺伝子の数は、何とミジンコの遺伝子より少なく、2匹のショウジョウバエ(1匹=1万数千個)の合計数とほぼ同じで、想像を絶する少なさなのです。 おいおい、私たちの遺伝子がショウジョウバエ2匹と同じ数って・・大丈夫?(汗)ってな感じですよね。

 人間自身は極めて少ない遺伝子しか持たず、実は他人様の遺伝子を遠慮なく豪快に拝借して人体のほとんどの仕事を他人におまかせしていたのです。
 つまり他人様の力で、酵素やホルモンなど10万種類以上ある複雑なタンパク質などを作り分けて製造していたのです。
 人間に宿る他人様、つまり常在細菌の種類は1000~3万種類、総重量は数キログラム、総数は100兆~1000兆個ととにかく膨大な数になります。

私とは?
圧倒的な数の微生物が、宿主である私と密接に結びついて初めて私と言う固体をかたち作り、私が今こうして存在しています

私たち人間は、自分は自分のみで1固体と思っていますが、人間以外の膨大な微生物と二人三脚でしか生きることが出来ない複合体だったのです。

人間社会でも同じですが、体内社会でも人間だけでは全く生きていけないことを意識、理解しましょう。 人間に住み着く膨大な常在細菌全てを総称してマイクロバイオータと呼び、彼らと人間が仲良くやって人体を健全にすることをマイクロバイオームと言います。

マイクロバイオータとは?
人間に常在するありとあらゆる細菌の総称

マイクロバイオームとは?
複雑な人間の生命活動を、人間に共生する100兆個を超える常在細菌と人間とで担う包括的な生理作用

「バイオータ」とは、「生物群の集まり」と言った意味合いです。

人間に住む常在細菌(マクロバイオータ)の種類は、ご先祖様の生活習慣等、つまり民族や個人によって大きく異なります。

例えばドンだけ食べても太らない人もいれば少し食べても太る人、ヨーグルトは体に良い?悪い?の果てしない議論などがありますが、これは民族や個人の持っている常在細菌の種類の違いによる影響です。

日本は過去にヨーグルトを食する歴史がありませんでしたから、それを有効に使う常在細菌がほとんどいないのです。

代わりに大豆系の味噌や醤油、糠漬け、納豆という発酵食品が日本にありますが、それを餌にする常在細菌が日本の食文化によって備わっているから身体に合っており凄く良いと言われる所以です。

しかし、【遺伝子の構成】は世界中の誰であれ驚くほど良く似ており、常在細菌は異なってもマイクロバイオームが持つ機能は民族や個人に関係なく共通だと言うことです。

これは簡単に言いますと、環境や食べ物、民族の違いで常在細菌は大きく変化しますが、人間としては世界中皆同じだということになります。

問題は、人間に住む微生物が何らかの操作で少なくなったり本来のバランスが崩れると、機能出来なくなり病気になったり存続できなくなることです。

現代の変な病気や難病の原因は、これだったのです。

人間は、人体の様々な複雑な機能を専門家の微生物に外注していました

では、なぜこんなに微生物が体内に多く存在するのでしょうか?

例えば、消化するためには食べ物の頑丈な細胞壁を分解するのに専用の酵素が必要ですが、人間はそんな酵素を作る難しい機能を最初から持たず、それを行う各々のエキスパートの微生物に外注して必要な酵素を手に入れていたのです。

なぜ外注するのかといいますと、消化に限らす様々な膨大な人間の機能を、人間自身が進化の過程で得るにはとてつもなく大変だからです。

例えば・・
工業製品を製造する企業は商品の設計が仕事の中心で、自社で何もかも全部作ることはせず、実際のパーツの製造は専門家に外注してますよね。

自動車を作る会社でしたら、タイヤやバッテリー、カーナビなど別の専門会社に発注します。

自動車メーカーはほとんどの車のパーツは自社では作らず外注して届いたものを組み立てて自動車を完成させますが、人体の外注の仕組みもそれと同じイメージです。

外注するほうが圧倒的に生産効率が良いからなのです。

人類も、圧倒的に簡単で合理的、経費が掛からない方法、つまり得意な専門家の微生物に仕事を依頼し、彼らに委ねて身体のあらゆる機能を保ち健康を得る選択をしていたのです。

実に賢いですよね♪

近年の食の異常事態

といいましてもこういった微生物との共存は、人間の体内だけでなく自然界も全く同じ仕組みなのです。

人間が手を加えていない大自然の森林地帯などを歩いてみると、土がフワフワしています。

虫、落ち葉、木の実、水、を豊かな微生物達が素晴らしい働きをして循環させ、微生物が耕しているため土壌が理想的に素晴らしく豊かになっている証です。

ですから、自然に生える野草や雑草は自然の恵みそのものですのでこのブログでもお勧めしています。

ところが戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が先導し、F1種野菜、化学肥料、農薬の慣行農法を普及させ野菜の大量生産を可能にしました。

GHQによる日本洗脳の様々な詳細は、下記の書籍等に書かれています。ご興味ある方はどうぞ。

化学肥料とは、窒素、リン酸、カリウムが主原料の人工肥料で、これを使うと野菜は姿形が育つには十分な栄養がまかなわれるため容姿、見た目だけは立派に育ちます。

ですが、これは本来の自然の育ち方の、地中に根を深く伸ばして土壌の多用なミネラル群を吸収して育つ必要が無くなるのです。

化学肥料育ちの一般の市販野菜は、それによって収穫や収量は良いものの、肝心要のミネラルやビタミンなど人体に必要不可欠な栄養素が激減したハリボテ野菜なのです。

更に農薬を使うと大事な微生物も瀕死してしまうため、微生物の仕事である土壌のミネラルや有機物などが野菜に吸収され難くなり、現代の一般市販のお野菜は姿だけ一人前で肝心要の栄養が無いのです。

戦後の市販野菜の深刻な栄養の劣化は、そのまま現代人の深刻なミネラル不足の大きな原因の筆頭に挙げられ、体内機能を担う外注先の微生物の働きを満足に行えない大きな原因となっていると考えられます。

スーパーに陳列されるF1種野菜↓

省略

F1種野菜の詳細記事です~

スギナ茶の恐るべし効能、なぜ野菜はダメなの? – 強健ラボ

土壌と腸内の環境は全く同じ、微生物が土を耕し必要な有機物を合成し、植物は木の根から栄養分を吸収しているように、木の根とそっくりな小腸の繊毛上皮で栄養分を吸収してます。

雑草や野草は自然の仕組みで生きていますので根が深く、土中のミネラル等の栄養素を微生物の力を借りて吸収しているから栄養価が豊富なのです。

植物の葉脈は人間では血管にあたり、葉や実は臓器や器官にあたります。

日本には、各地域の環境に合った微生物が居てそれぞれ特有の豊かな自然環境を作り上げています。

美味しい味噌や醤油、日本酒なども、日本に存在する地産微生物の力で作り上げられますが、現代のそういった一般市販品は人工的に製造されています。

また体に良い微生物が住む日本伝統の土壁の家屋が絶滅状態、現代の一般的な住宅の素材はビニールクロス張り、人工断熱材がほとんどで、微生物をないがしろにしています。

微生物を阻害する家の素材の影響で、喘息やアレルギー等を発症するケースなど少なくありませんよね。

この世は、全く見えませんが微生物がほとんどの仕事をしており、昔の伝統文化は微生物を非常に尊重した生活様式でしたが、現代はことごとく微生物を無視しています。

これだけの微生物の共存で生きている私たちの世界、基本に戻って自然の法則に従う以外ありえないのでは無いででしょうか。

大自然に住む野生の動物は新しい健康情報を入手しませんが、ずっと自然に忠実に従って食習慣を送ってますので変な病気にかからないのです。

人間の健康を阻害する圧倒的確信犯は、抗生物質や薬剤だった!

要するに、微生物は人間の命と同等以上に大事な存在なのですが・・

実は、微生物を圧倒的に瀕死の危機に導く恐ろし過ぎる物質が現に存在していたのです!

現代は昔には無かった各種アレルギー、花粉症、喘息、うつ病、肥満、自閉症、クローン病、糖尿病、多発性硬化症・・などは、体内の微生物の何らかの異変により、彼らが仕事をしないことが原因であることがわかってきました。

こうした病気を発症する人の腸内微生物は種類や数が少なく編成異常が起こっており、特定の異端微生物が異常繁殖している傾向にあります。

ではいったい何が甚大な異変を引き起こしているのでしょうか?

第二次世界大戦後に顕著に現れた様々な「抗生物質」は、以前は死においやられていた様々な感染症を治しその頃から平均寿命も著しく伸びてきました。

確かに(その場しのぎに)大変有効な抗生物質で実績を残したのも確かです。

が、抗生物質は字の如く「生き物に抗う物質」の塊ですので感染菌だけに抗うものではなく生きている物は何もかも皆殺し、つまり大事な体内の細菌も同時に殺してしまうのです。

これがいけません!

抗生物質類は、農業に農薬を使う弊害と全く同じで自然界のルール違反も甚だしく、体内の環境破壊そのものなのです。

抗炎症薬(ステロイド)抗菌薬なども同様の特徴を持っています。

最初は抗生物質は効果があるのですが、多用しますと抗生物質をしても効果が出ない「耐性菌」と言う恐ろしい菌が現れ、多数の抗生物質が同時に効かなくなる「多剤耐性菌」による感染症へと発展します。

こうなると、どんな強力な抗生物質も効かなくなり・・
自分自身の免疫力が頼りになるのですが、既に自分のマイクロバイオータは抗生剤で瀕死していますので免疫力は著しく低下しており絶望的な状態に陥ります。

抗生物質を処方分飲んでも実際には微生物全てを殺しませんし生き残る微生物は沢山いますが、使うほど異常が深刻になり、多くの種類の微生物の組成比率が変わってしまい、外注する微生物が疲弊し、体内の機能や免疫のバランスが崩れ、耐性菌が現れて現在の今までに無かったおかしな病気となって現れてくるのです。

抗生物質類や薬剤は、戦後に著しく発生した各種アレルギー、花粉症、喘息、うつ病、肥満、自閉症、クローン病、糖尿病、多発性硬化症などの原因の黒幕だったのです。

以下は2019年12月5日のヤフーニュースです~

薬剤耐性菌2017年8千人死亡 国内初推計、影響深刻
12/5(木) 10:01配信共同通信
薬剤耐性菌2017年8千人死亡 国内初推計、影響深刻
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
抗生物質(抗菌薬)の効かない「薬剤耐性菌」によって2017年に国内で8千人以上が死亡したとの推計を、国立国際医療研究センター病院(東京)などの研究チームが5日まとめた。耐性菌の死者数を全国規模で調べた研究は初めて。
代表的な2種の耐性菌を調査した。

耐性菌は抗菌薬を正しく使っても発生するが、使い過ぎによって生まれやすくなり、拡大が加速される。
近年、耐性菌による死者の世界的増加が指摘されていた。
日本でも深刻な影響を及ぼしていることが明らかになり、抗菌薬の適正使用など対策の徹底が求められそうだ。

ニュースでは薬剤耐性菌で亡くなられた方は8000人とされていますが、実際は計り知れないと思います。

抗生物質は?
必要な常在細菌叢も同時に壊し、人体の免疫異常を引き起こす最も危険な物質

母から子へ・・腸内細菌の神秘の伝授法

特に乳幼児の時期は腸内微生物が不安定で完成されていませんので抗生物質の投与は非常に危険なのですが、現在は生まれて間もなく必要以上に予防接種プログラムがありますよね。

現代の日本は、ワクチン接種のプログラムが生後2ヶ月からこんなに沢山あるのです。

ワクチンは抗生物質とはまた違いますが、何しろ支配層が作って盛んに摂取を促す人工物、実際にワクチン接種の障害も多数出てますし、何が原材料で、長期的にどんな作用をするのか?本当のところは未知数です。

私のブログに、お子さんに発症するアレルギー、自閉症、けいれん、うつ・・などなどの奇病について、お母さんやお父さんからご相談をよく頂きます。

そこで独自調査としまして、「生後からワクチンや予防接種を受けられましたか?」と必ずお尋ねしてきました。

この「強健ラボ」ブログを立ち上げてからの聞き取り調査ですが、そういう病状のお子さんは現在まで何と何と!100%マメに予防接種を受けていた方ばかりでした!

ある程度は想定はしていましたが、100%には私もビックリ!

予防接種を受けられるのはもちろん健康に育って欲しいと願うご両親の願いからなのですが・・

逆に、私のご近所さんや知り合いなどで「我が家はほったらかしなのよ~」という自由奔放なご両親のお子さんは、凄く元気なんです!

ここで生命誕生の神秘の営みをお話しましょう。

実は赤ちゃんはお母さんのお腹の羊水にいるときは無菌状態、腸内に微生物はいません。

母親が代々受け継いできた腸内細菌を赤ちゃんに伝授する非常に重要なタイミングは、「分娩時」にあります。

分娩時に羊水の破水が起こると胎児は子宮を出て膣内を降下しますよね。

膣はたっぷりの羊水を含んだスポンジのようなもので、胎児は母親の羊水を飲みながら出産へと至り、羊水に含まれた母親の貴重な細菌がこの時初めて赤ちゃんのお腹に移植されます。

また、妊婦さんは陣痛に合わせて力いっぱいいきみますが、これは排便時のいきみ方と同じですので便が出てしまいます。

これはお母さんの便に含まれる大事な細菌と生まれてくる赤ちゃんとが接触することで細菌の伝授が厳かに行われているのです。

分娩時に便が出ることに恥ずかしがる妊婦さんが少なくないですが、神が与えた出来事ですので全く恐縮されないで下さい。

この分娩時の神秘の伝授法は、初期の哺乳類動物の時代からからおよそ7000万年にも渡って繰り返されてきた神秘の営みなのです。

妊娠期に母親の膣内で増殖した乳酸桿菌は、赤ちゃんの腸内細菌の基本の細菌となり、常在細菌の基礎となります。

赤ちゃんは、こうして新たな命を始めるために必要な細菌を獲得し、生後1年ほどの間に地球上で最も複雑な100兆個を超える細菌の生態系を形成していきます。

この複雑な生態系、「人常在細菌叢」「ヒト・マイクロバイオータ」と呼びます。

ところが、「帝王切開分娩」では赤ちゃんは膣を通りませんのでお母さんの先祖代々伝わる宝物(人常在細菌叢)を貰えないので弱い身体になりその後の健康に苦労します。

例えば慢性的な肥満は帝王切開分娩の人に多いというデータがあり、常在細菌の種類が足りていないためと言う報告があります。

また母乳は、赤ちゃんの腸内細菌を育てて守る大変重要な役割の機能があり、人工乳では満足に出来ないといわれています。

また母乳には、赤ちゃんの免疫システムを助けたり高めたりする「免疫分子」が含まれ、赤ちゃんを感染症から守る働きを持っています。

人工乳には免疫分子は含まれませんし、つまり母乳にも神秘的な機能が組み込まれており、お子さんが豊かに育つには母乳で育てることが一番です。

ということで、人間の成長過程において健康に大事な常在細菌叢形成は、生後数ヶ月の間が最も重要な時期なのです。

帝王切開分娩や乳児期の抗生物質の使用は、母親から子供へ大事な細菌を受け継ぐ過程を阻害し、その後の人生に大きな影響を与え続け与えます。

このように私たちは体内に複雑で精巧な微生物との生態系を持っているのですが、体内微生物の働きを無視した医療や食べ物は、今後何世代も続く人類集団全体に計り知れないダメージをもたらす可能性が大なのです。

後進国の人は、腸内細菌を豊富に持っています

インドの聖なるガンジス川は、川沿いで死体を川に浸して清め火葬し遺灰をそのまま川に流したり、事故死した人は火葬されずにそのまま川に流したり、街中の下水が流れてくる川で人々が沐浴したり、調理したり、洗濯をしたり・・!

ガンジス川は、ぶっちゃけ何でもあり、上下関係無しの日本では考えられない凄~い川なんです。

遺体をガンジス川で清めています↓

こんなに不潔極まりない習慣でも普通に生きることが出来るインド人の頑強な身体は、濃厚な雑菌だらけの川に入っても、それを難なく処理する盾代わりの常在細菌をしっかり体内に蓄えていると考えられます。

そんなガンジス川に体内微生物が乏しい日本人が泳げば、ほとんどの人は下痢をしたりで体調を崩し、下手をすると何かに感染して高熱を出したりして死んでしまう可能性すらあります。

日本人のヒト・マイクロバイオータ(人間に常在する細菌)の種類や量は、インド人の数分の1程度といわれていますが、その差が抵抗力の差となっているのです。

しかしながら、病院がほとんど無い後進国でさえ、近年は何故か以下の写真のように巷の売店で「抗生物質」が販売されるようになり、医師不在でも簡単に抗生物質が手に入るようになり・・
後進国の庶民の健康は、今までに無かった異変が起こり始めています。

清潔洗脳で更に常在菌が弱体、「汚い」ぐらいが丁度良い

健全な腸内細菌を持つ場合は、例えば数十万個の病原菌に感染しても何ともなくて、100万個以上の病原菌に感染してやっと発病に至るのに・・

腸内細菌が崩れている人は、たった1個や2個の病原菌だけで感染症を発症することも十分にありうるのです!

これこそが抗生剤などが引き起こすマイクロバイオームの劣化で本当に深刻な問題ですが、その問題は身近な所で既に引き起こしていると思われます。

例えば、数年前に生肉を食べて感染症を起こして亡くなられるケースが続発しましたね。

昔は焼肉店ではレバーの刺身など生肉のメニューがありましたが、その後法令で生肉メニューは禁止されました。

本当のところは生肉が悪いわけではなく腸内細菌が疲弊しているために起こった事故ではないでしょうか。

昔はジャンジャン生肉を食べてましたし、当時他の人も食べていましたが大丈夫でした。

亡くなられた方は本当にお気の毒ですが、根本的には急速に変化した医療や食事情、清潔洗脳等、社会が引き起こした事件と私は思います。

身近な所では、布団に潜むダニでアレルギーを起こすので徹底的に抗菌、掃除をするとか・・
いえいえ!、布団にダニや何かは住んでて当たり前で、アレルギーを起こす身体が恐ろしく異常事態なのです。

最近は病院や公共施設に殺菌剤が置かれており、入室する前に手を除菌せよとか・・

子供会の餅つき大会において、杵つきの素手の手返しは不潔なので、ついた餅は処分して実際に食べるもちは既製品の無菌処理したビニールパック餅を食べさせるとか・・

お餅を手返しする人の手に付着する常在細菌が餅に移るからみんなの常在菌が増えて強い身体になるのに!、この報道を聞いた時は仰天しました。

過ぎた除菌は健康の本質と逆行しており、身体の「よろい」をどんどん失っているようなもので、除菌するほど身体の抵抗力が落ちます。

ですが、メディアは、事あればとにかく周りの責任にして本質には目を向けず、更に除菌をうるさく報道します。

庶民の皆さんには、「除菌・清潔」を益々行わなければならないと錯覚し、身体のよろいをどんどん失っていきます。

これも戦略的な報道による洗脳(ミスリード)ではないでしょうか。

下の写真は、今年の1月に緑の少年団(プロフィール参照)で楽しく行った餅つき大会です。
杵での餅つきは絶滅状態ですが、楽しくて美味しくて子供達に予想外に大人気でした!

日本はとにかく「清潔洗脳」が蔓延し、ケミカルグッズ(手洗い、ボディーシャンプー、各種洗剤、除菌スプレー・・)を絶賛しガンガン販売され、とにかく何でもかんでも除菌・抗菌の嵐です。

更に予防接種やワクチン、医薬品、抗生物質の摂取で体内微生物は使うほど弱体していき、ますます感染しやすい弱い身体となっていきます。

病気がちな方によ~く経緯を聞いてみますと、何か不具合が出るととにかく直ぐに「薬」に頼られる方が非常に多いです。

日本人の人体は今、大変な微生物の危機的状態ですが、体内微生物を増やす病気改善の本質のことは医療も政府も一向にアナウンスしません。

と言うわけで、「清潔は危険!」、自然界の汚れはぶっちゃけ汚いぐらいが全然身体に良いといいますか、理想的なのです。

赤ちゃんは、「トイレのスリッパを舐めるぐらいが丁度良い」と言う常在菌の専門家もおられます。

健康は、自然界の雑菌と戯れることがとても重要なのですね。

ですがいきなり日本人がインド人のような習慣は出来ませんので、とにかく人工/化学的なものは常在細菌を狂わせますので避けて、とにかく自然のもの、食から日常まで自然生活を心がけて下さい。

自然のものは自然のルールに従ってますので基本的にですが、良い細菌は殺さないのですね。そこが人工物と決定的な違いです。

生き物は皆「六大栄養素」で生きています

さて、私たちの健康を、つまり人常在細菌叢を健やかにするにはどうしたら良いのでしょうか?

人間や動物、植物も生き物は皆、微生物が行う作業を利用して生きています。

微生物が基盤となって小さな虫、植物や動物のあらゆる生き物が密接に連鎖し、この世は平衡を保っています。

何かの植物や微生物を軽はずみな人間のエゴで1種類でも絶滅させたら、連鎖が出来なくなり人間も絶滅の危機に陥ることだって十分に考えられます。

私たち人間と植物は、先ほども申しましたが同じ仕組みで生きており同じ悩みを持っていますが・・
では何が同じ仕組みなのでしょうか?

自然の植物には、抗酸化物質、ビタミンや微量ミネラルなど含んでいますが、当たり前ですが意味無く含んでいるわけではなく、植物が自分の身体を守るためにこれらの重要な物質を持っているのです。

植物は、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)を作り出し、三大栄養素にビタミン類とミネラル群を加えて五大栄養素、そこに食物繊維を加えて六大栄養素を持ち合わせています。

これは実は人間が必要な六大栄養素と全く同じ、植物も人間も生きていくために必要なものは同じなのです。

また植物にも自然界の外敵が現れますが植物は避けたりよけたり動けませんのでそれを撃退するために、進化の過程で様々な微量の毒物を武装している場合がほとんどです。

例えばカフェイン、ニコチン、聞くとちょっと怖い物質も時には微量ですが含まれますが、みんな生きていくための武装なのですね。

人間も植物も同じ仕組みの中で生きていますから、植物たちが作ってくれる様々なちょっと怖い物質も私たち人間の健康を支えるのに逆に役立つのです。

「毒物扱いの成分が一つでも入る野草は食べない!」なんて人が時々おられますが、それは化学抽出した単一のものを大量に摂った場合の話で、植物が作り出す自然の様々な物質はそもそも超微量しか入らず、それらの拮抗作用で全く別の有益性を生み出しているのです。

ただ、トリカブトやスズランのように強力な毒物を持つ植物がありますがそれは特殊ですので、私たち人間は先人の教えの通り植物を上手に選んで扱い、植物の良いところを頂くといったことが好ましいと思います。

肉食動物はどうなのよ?、肉しか食べないじゃないの?と言う疑問がありますが、肉食動物は狩りをしたら実は獲物の臓器を真っ先に食べ、食べて美味しい身の肉はほとんど食べません。

動物の臓器には、各種ミネラルやビタミンなどの栄養素が極めて豊富に含まれますので、肉食動物は獲物の臓器を食べることで生きていくための重大な6大栄養素を狙って食べているのです。

肉食動物と草食動物の食材の違いは、飼っている腸内細菌の種類が異なるところにありますが、野生動物も草食動物も植物も私たちと同じ栄養素を求めており、同じ仕組みで生きているのです。

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