日本の技術海底レアメタル・レアアース開発は目前か!? 最先端の国際交渉の状況報告 アジア太平洋資料センター・田中滋
海底レアメタル・レアアース開発は目前か!? 最先端の国際交渉の状況報告 アジア太平洋資料センター・田中滋★海底レアメタル・レアアース開発には、まだまだ、課題がありそうですね!(2026年6月24日付掲載) 今年初めに地球深部探査船「ちきゅう」が、南鳥島(東京都)沖・排他的経済水域(EEZ)内の水深6000㍍の深海底からレアアース泥のサンプルを引き上げた。このことをメディアが「レアアース生産の大半を中国が握るなか、国産化に向けた大きな一歩」と、まるで深海のレアアース商業開発が間近に差し迫ったものであるかのように報じた。アジア太平洋資料センター(PARC)は17日、「海底レアメタル・レアアース開発は目前か」 と題して、最先端の国際交渉の状況を報告する緊急ウェビナーを開催し、深海鉱物資源開発は今、いったいどんな状況にあるのかを明らかにした。解説者の田中滋氏(PARC事務局長)は、この10年余り、鉱物資源の開発をめぐる国家間の軋轢や企業の社会的責任を追及する仕事をしてきた。とくに深海の鉱物資源採掘をめぐっては、PARCが加盟するNGOネットワークのメンバーとして国際海底機構(ISA)の会合にも...
