2025-03-08

現代の日本

中国の防衛費は異常に高額なのか? 防衛費GDP比の米中日比較

中国の防衛費は異常に高額なのか? 防衛費GDP比の米中日比較習近平中央軍事委員会主席(写真:ロイター/アフロ) 3月5日から中国北京では全人代(全国人民代表大会)が始まったが、防衛費(国防費)に関して、前年比7.2%増であることから、日本のメディアは一斉に「中国の防衛費が異常に増加」とか「異常に高額である」と書き立てている。そこにはGDPが増加した事実は書かれていないので、判断が不正確になる。そこで本稿ではGDPとの比較において、中国の防衛費の多寡(たか)の考察を試みる。 それを通して、日本のあるべき姿にメスを入れたい。◆米中日3ヵ国の防衛費とGDPの推移 まず防衛費とGDPの絶対値に関して米中日3ヵ国の推移をそれぞれ図表1、図表2、図表3に表してみた。図表を国別に分けたのは、一つにすると、ドル計算に換算したりなどしなければならないので煩雑なのと、毎年為替レートが異なっているので(日々異なっているが)、比較が不正確になるからだ。 また防衛費とGDP絶対値では値が異なり過ぎるので、左縦軸に防衛費の値、右縦軸にGDPの値を書いてスケールを変えてある。 データに関して、たとえば中国の場合は暦...
現代の日本

これまで、米国戦争屋CIAネオコンに飼い慣らされてきた今の日本政府の幹部や、日本のマスコミ人は、当分の間、アンチ米国戦争屋のトランプ政権に馴染めない!

これまで、米国戦争屋CIAネオコンに飼い慣らされてきた今の日本政府の幹部や、日本のマスコミ人は、当分の間、アンチ米国戦争屋のトランプ政権に馴染めない!新ベンチャー革命2025年3月7日 No.34821.今の日本政府や日本のマスコミの人たち(主に幹部)は、常時、米国戦争屋CIAネオコンのジャパンハンドラーズたちに監視されているのではないか さて、本ブログのメインテーマは、戦後日本を半永久的に属国闇支配している米国戦争屋CIAネオコン(以下、米国戦争屋と略す)のウォッチです。 ここで、誤解してはならないのは、今の日本は、宗主国・米国の政府によって闇支配されているのでは、必ずしもないと言うことです。 今の日本政府やマスコミを闇支配しているのは、米国に潜む米国戦争屋(米国の軍産複合体)とみなすべきしょう。 具体的には、日本政府もマスコミも、常時、米国戦争屋のジャパンハンドラーズ連中に監視されていて、彼らに不都合なことがあると、彼らは脅しに掛かってくるのではないでしょうか。 一方、今の日本政府やマスコミの人達は、米国戦争屋からの指示は、米国政府の指示と同等とみなしている可能性もあります。2.米...
生命科学

多くの人が知らない「じつは、1回の産卵で死なないサケ」がいる…生物が「生殖活動を進化させる」予想以上の理由

多くの人が知らない「じつは、1回の産卵で死なないサケ」がいる…生物が「生殖活動を進化させる」予想以上の理由ゼウスの愛人セメレーの悲劇古代ギリシアの都市テーバイを建てたカドモスには、4人の娘がいた。主神ゼウスは、そのうちの一人であるセメレーを愛し、人間の姿になってセメレーのもとに通った。ゼウスの妻であるヘーラーはこれに嫉妬し、セメレーをそそのかした。そそのかされたセメレーは、自分の願いを一つ叶えてほしい、とゼウスに頼んだ。どんな願いでも叶えるとゼウスが約束したので、妻のヘーラーに求婚したときの姿で来て欲しいとセメレーは頼んだのである。しかし、ゼウスの本当の姿は雷なので、その姿を見せれば人間は死んでしまう。しかし、約束を破ることはできない。しかたなくゼウスは、雷となってセメレーを訪れたのだが、果たしてセメレーは焼け死んでしまった。ピーテル・パウル・ルーベンス作「セメレーの死」 painting by Peter Paul Rubens, Public domain, via Wikimedia Commonsしかし、このとき6ヵ月だった胎児は、火の中から救い出され、ゼウスの太腿のなかに縫い...