2025-03-05

日本の文化

啓蟄とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について – 二十四節気

啓蟄とは?2025年はいつからいつまで?時候の挨拶について - 二十四節気3月になると暖かくなったり、寒くなったりする日が交互に訪れて、やがて春を迎えていきます。その3月5日前後に二十四節気「啓蟄」があります。ニュースなどで名前は知っているけど、意味が分からないという方も多いかと思います。なかなか使わない言葉ですね。今回は啓蟄の意味や2025年はいつからいつまでをさすのか?、手紙の挨拶で使われる時候の挨拶「啓蟄の候」についてご紹介します。啓蟄とは?啓蟄とは、雪がとけ始めて、大地が暖かくなり始めるころにあたります。読み方は「けいちつ」。元々は「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」から来た言葉。啓:ひらく蟄:土中で冬眠している虫冬眠していた生き物が、長い眠りから覚めて、活動を開始する時期をさしています。実際に虫が目覚めるのは気温が10度前後と言われているので、丁度この時期から3月下旬にかけて活動を開始します。2025年の啓蟄はいつからいつまで?2025年啓蟄はいつから?2025年3月5日(水)から2025年啓蟄はいつまで?2025年3月19日(水)まで(春分の前日まで)啓蟄の太陽黄経34...
現代の日本

トランプとゼレンスキー「交渉決裂」で迎えた大きな転換点。もはや戻らない世界秩序の中で日本はどう生き残るべきか?

トランプとゼレンスキー「交渉決裂」で迎えた大きな転換点。もはや戻らない世界秩序の中で日本はどう生き残るべきか?ホワイトハウスの大統領執務室で繰り広げられた、米ウ両国の大統領による激しい口論。2国間の「交渉決裂」の模様は全世界に驚きを持って伝えられましたが、識者はこの展開をどう見ているのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、「トランプ氏には人権も自由主義もない」とした上で、各国が彼との交渉に対応する方法を検討。さらに米ロの接近で苦しい立場に置かれることが予想される日本が、今後の国際社会においてどう振る舞うべきかについても考察しています。※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:トランプとゼレンスキーの交渉失敗計算ずくか衝動か。ゼレンスキーとの交渉を決裂させたトランプの行き着く先トランプ氏は、世界にディールを仕掛けている。経済合理性に基づいた取引に世界は戸惑っている。トランプ氏はゼレンスキー大統領の求める安全保障なしで、レアアースを得ようとしたが、失敗した。トランプ氏には、人権も自由主義もない。トランプ氏との交...
現代の世界各国

ゼレンスキーを騙し討ち

ゼレンスキーを騙し討ち2025年3月4日   田中 宇2月28日のトランプとゼレンスキーの、記者団の前での口論は何だったのか。記者団がいない非公開の会談の場なら、各国首脳どうしがあの手の口論・激論・怒鳴り合いをするのはよくある。首脳たちは非公式の場で、それぞれの要求や世界観をぶつけ合って交渉し、時間内に何らかの結論を出し(平行線のままなら「有意義な意見交換をしました」とか)、怒鳴り合いなどしていないかのように平静を装って記者団の前に登場する。それが外交というものらしい。(Hard Truths About The Trump-Zelensky-Vance Oval Office Blow-Up)今回も、記者会見前の非公開の会談では怒鳴り合いの口論があったようだ。トランプは記者会見の冒頭で、それを示唆している。記者会見の前半は「外交」的に進んだが、後半、ロシアと戦争でなく外交するのが良いと述べたバンス副大統領の発言にゼレンスキーが口を挟んで疑問を呈し、そこから激論になった。('A proper slap down': Russian, world leaders respond to T...
現代の世界各国

ホワイトハウスから追い出されたゼレンスキーのイメージ回復に努める英国王

ホワイトハウスから追い出されたゼレンスキーのイメージ回復に努める英国王 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキーは3月2日、ロンドンでイギリス国王チャールズ3世と会った。2月28日にホワイト・ハウスでドナルド・トランプ米大統領と口論したことを意識したのか、和やかな雰囲気を演出していた。3月1日にゼレンスキーはキール・スターマー首相と会談、首相から永続的な平和を実現するというイギリスの揺るぎない決意を伝えられたというが、イギリスはフランスなどと同様、戦争の継続を求めている。スターマーは「ロシアを殲滅する」つもりなのかもしれないが、現実的には不可能だ。 ウクライナ軍は降伏するか全滅するしかない状態。​スターマーは3月2日に安全保障サミットを開催、ウクライナへの軍事援助を継続し、ロシアに対する経済的圧力を強め続けると主張、さらに西側諸国は地上部隊をウクライナへ派遣、イギリスは地上軍と空軍でその部隊を支援する用意があるとしている​のだが、ヨーロッパ諸国の軍隊にはロシア軍と戦う能力はなく、その兵器庫は空だと言われている。アメリカ軍を引き込まなければロシアとの戦争を継続することはできない。それは世...
現代のロシア

習近平とプーチンを喜ばせた「トランプ・ゼレンスキー会談決裂」

習近平とプーチンを喜ばせた「トランプ・ゼレンスキー会談決裂」2月28日、ホワイトハウスにおけるトランプ・ゼレンスキー会談(写真:ロイター/アフロ) 日本時間2月28日夜、ホワイトハウスにおけるゼレンスキー大統領とトランプ大統領の会談が決裂に終わったことは、中露をこの上なく喜ばせた。会談が決裂する数時間前の同じ日、ロシアのショイグ安全保障会議書記は北京詣でをして習近平国家主席と会っていたし、27日には米露代表団がトルコのイスタンブールでウクライナ戦争の停戦交渉をしていた。中露と米露は、それぞれホワイトハウスにおける米ウ(ウクライナ)会談の「リスク」を回避するかのように、着々と別行動で緊密度をアピールしていたのである。 その「リスク」というのは、「米ウ首脳がうまく行った場合」の安全弁を予め用意しておいたということだ。どちらに転んでも、「中露+米露」は緊密であることを確認し合うための会合であったとみなすことができる。それくらい分岐点となるかもしれしれなかった米ウ首脳会談が決裂したのだ。 中共中央宣伝部の管轄下にある中央テレビ局CCTVは、ロシア外交部のザハロワ報道官が「トランプがゼレンスキー...
現代の米国

マスク氏、国連とNATOからの米国の撤退を支持

マスク氏、国連とNATOからの米国の撤退を支持テクノロジー界の大物は、両組織へのアメリカの関与の再評価を支持し、その重要性と有効性に疑問を呈している。億万長者のイーロン・マスク氏が、2025年2月11日、ワシントンDCのホワイトハウスの大統領執務室でドナルド米国大統領とともに演説を行っている。 © ゲッティイメージズ/ アンドリュー・ハーニック億万長者のイーロン・マスク氏は、米国が国連と北大西洋条約機構の両方から脱退するという考えを公に支持した。米政府効率化局(DOGE)のトップを務めるマスク氏は、日曜日にそうした動きを推奨するソーシャルメディアの投稿に応えて、「賛成だ」とコメントした。ドナルド・トランプ米大統領と共和党議員らは、米国主導の軍事同盟だけでなく、国連へのワシントンの参加を再考すると誓った。2月、ユタ州のマイク・リー上院議員は、国連からの米国の完全撤退を提案する「国連大失態からの完全撤退(DEFUND)法案」を提出した。リー議員は、国連は多額の資金提供を受けているにもかかわらず、戦争、大量虐殺、人権侵害、パンデミックを防止できていないとして、米国とその同盟国を攻撃する「暴君...