2025-03-03

現代の欧州

EU委員会は「パブロフの犬」だった・・・日本のマスコミも・・・

EU委員会はパ「パブロフの犬」だった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」      令和七年(2025年)3月3日(月曜日)         通巻第8678号 <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~肉を見せる前にベルを鳴らす。その訓練のあとベル音を聞くだけでよだれを垂らすEU委員会はパ「パブロフの犬」だった************************************* 昼食会と飛ばされ、ホワイトハウスから突き返されたコメディアン(ゼレンスキー)は相当の衝撃を受けたようだ。<あの頭の悪いバイデンとはてんで違うぞ>。しかし直後のテレビインタユーで「謝罪する気持ちはない」と言い放ち、そのまま英国でスターマー首相と抱き合い、パリでマクロンに会った。欧州がウクライナを支援し続けるという言質を取った。 さてEUの左翼指導者たちは「パブロフの犬」であることが露呈した。自分で考える能力に恵まれていないようだ。犬に肉を見せる前にベルを鳴らす。その訓練のあとベル音を聞くだけでよだれを垂...
現代の米国

イーロン・マスクが進めるIRSとFRBの解体で何が起きるのか?トランプ政権の“1913年以前”回帰計画とは

イーロン・マスクが進めるIRSとFRBの解体で何が起きるのか?トランプ政権の“1913年以前”回帰計画とは=高島康司「DOGE」が進める省庁の閉鎖は、アメリカの国税庁にあたる「内国歳入庁(IRS)」と「連邦準備制度理事会(FRB)」に及んでいる。これらの機関の閉鎖は、1913年以前の状態にアメリカを戻すことが目的だ。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司)【関連】今ここが人工知能「人間超え」の出発点。米国覇権の失墜、金融危機、大量辞職…2025年には劇変した世界が待っている=高島康司急速に世界を作り変えていくトランプ政権イーロン・マスクが率いる「政府効率化省(DOGE)」が計画している「内国歳入庁(IRS)」と「連邦準備制度理事会(FRB)」の廃止に向けた動きが意味するものについて解説したい。トランプ政権の動きはとにかく早い。数年はかかる変化が、わずか数日で実現してしまうくらいのペースだ。それは内政と外交の両面で既存の秩序を全面的に変えてしまうほどの変化である。ウクライナ戦争の終結に向けてトランプ政権は、ウクライナを犠牲にしてロシアとの協力関係を模索している。これが実...
現代の日本

高額療養費問題が参院選を直撃か…自民が噴出「立憲の凍結案のまざるを得ない」に透ける保身

高額療養費問題が参院選を直撃か…自民が噴出「立憲の凍結案のまざるを得ない」に透ける保身 年度内の予算成立に腐心する石破政権に「待った」だ。政府・与党が負担上限額の引き上げを計画している「高額療養費制度」の見直しについて、立憲民主党の野田佳彦代表が24日の党大会でほえた。見直し凍結に向け「覚悟を持って戦いたい」と強調、予算の年度内成立の「阻止」も辞さない構えを見せた。 当然である。療養費制度は、がん・難病患者のセーフティーネットだ。現状、年収700万円なら月額の負担上限は8万100円だが、引き上げによって最終的に13万8600円へ跳ね上がる。治療断念につながりかねない「命の選別」を看過できるわけがない。 患者団体の懸念の声に、政府は見直しを微修正。直近12カ月以内に療養費制度を3回利用した患者が4回目以降は負担軽減される「多数回該当」については引き上げをやめ、現行の4万4400円に据え置く方針を掲げた。石破首相は修正案について「(患者に)最大限配慮した結論」と繰り返すが、まったくもって不十分だ。 厚労省の推計によれば、療養費制度を年1回以上利用する患者は795万人。うち155万人が多数回...
現代の日本

「国民の手取りは増やさない」石破首相と維新が下した最悪の決断。なぜそうなる!? 現役世代への裏切り、代償は高くつくか

「国民の手取りは増やさない」石破首相と維新が下した最悪の決断。なぜそうなる!? 現役世代への裏切り、代償は高くつくか「年収103万円の壁」を178万円に引き上げるよう求め、25年度予算案に賛成しない方針で自民党を揺さぶってきた国民民主党。だが、どうしても現役世代の手取り収入を増やしたくないとみえる石破首相は、国民民主を袖にして維新と組む道を選んだ。これに関して「石破首相は危険な賭けに出た」とみるのは元全国紙社会部記者の新 恭氏。自民党内からも国民民主に同調する声が出ており、夏の参院選にむけて「石破おろし」の動きが活発化する可能性があると指摘する。(メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』より)※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:維新と組み国民の減税策を袖にした石破首相。積極財政派から不穏な動き国民民主党を鼻であしらい、ほっと一息の石破首相「年収103万円の壁」についての自民党、公明党、国民民主党の話し合いは、与党側がタイムリミットとする2月26日の会合でもまとまることはなかった。このままだと、国民民主党は25年度予算案に反対する可能性が高いが、「高校授...