2025-02-07

現代の米国

USAIDは「歴史上、最大のスキャンダルだ」   干渉マシーン,狂気の左翼マルクス主義集団を閉鎖へ

USAIDは「歴史上、最大のスキャンダルだ」   干渉マシーン,狂気の左翼マルクス主義集団を閉鎖へ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」      令和七年(2025年)2月8日(土曜日)       通巻第8641号   <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~USAIDは「歴史上、最大のスキャンダルだ」   干渉マシーン,狂気の左翼マルクス主義集団を閉鎖へ***********************************上下両院の共和党指導部は、デジタル資産フレームワークとステーブルコインに関する法案を準備するタスクフォースを設立した。 2月4日、下院金融サービス委員会のフレンチ・ヒル委員長(アーカンソー州選出)は上下両院が暗号通貨規制の枠組みとステーブルコインに関する法案を進める「両院ベースの作業部会」に参加するとした。これで下院金融サービス委員会、下院農業委員会、上院銀行委員会、上院農業委員会が同部会に加わる。推進議員にはティム・スコット上院議員、フレンチ・ヒル下院議員...
現代の日本

日枝久代表排除が秒読みに移行

日枝久代表排除が秒読みに移行中居正広氏のトラブルへのフジテレビの関与が指摘され、フジテレビの体制刷新が急務になっている。問題の根源にフジテレビの企業風土があるとの認識が広がっている。「その企業風土の礎が日枝久氏であること」をフジメディア・ホールディングス(FMH)の金光修氏が会見で「間違いない」とした。したがって、フジサンケイグループ代表の日枝久氏の説明責任が求められ、日枝氏がすべての役職から退任するとともに日枝チルドレンを経営陣から一掃することが必要との認識が強まっている。問題に適正な対応を示してこなかったフジテレビおよびFMHに対して大株主のダルトン・インベストメンツが1月14日に「我々は激怒している」という言葉を含む書簡をFMHに送付。フジテレビ港浩一社長は慌てて記者会見を開いたが、出席者を限定し、動画撮影も許さない、報道機関として考えられないお粗末会見になった。この対応に対してダルトン・インベストメンツは日弁連ガイドラインに基づく第三者委員会の設置、ならびに出席者を限定しない、動画撮影有りのオープンな記者会見開催を求めた。この要請を受けてフジテレビおよびFMHは1月27日にやり...
現代の世界各国

パレスチナ人を民族浄化すると主張するトランプ大統領

パレスチナ人を民族浄化すると主張するトランプ大統領 ​ドナルド・トランプ米大統領は2月4日にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と記者会見に臨み、150万人のパレスチナ人をヨルダンやエジプトへ移住させた後、ガザをアメリカが所有するという案を2月4日、記者会見の席で提案、ネタニヤフはそれを賞賛した。​ しかし、​エジプト、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、パレスチナ自治政府、アラブ連盟はガザとヨルダン川西岸からパレスチナ人を移住させるいかなる計画も拒否するとする共同声明を発表し​ている。 トランプの移住計画はイスラエルが「建国」の当初から主張していた「民族浄化」にほかならず、ナチスがヨーロッパで行ったこと、あるいはヨーロッパ人がアメリカで行ったことを思い起こさせる。イスラエルは計画を実現するために破壊と殺戮を繰り返し、ネタニヤフは2023年4月にイスラエルの警官隊をイスラムの聖地であるアル・アクサ・モスクへ突入させ、同年10月3日にはイスラエル軍に保護された832人のイスラエル人が同じモスクへ侵入してイスラム教徒を挑発した。ハマスなどの武装集団がイスラエルを陸海空か...
現代の日本

インフレを渇望する財務省

インフレを渇望する財務省2月4日の衆議院予算委員会で石破茂首相と植田和男日銀総裁の答弁に齟齬が生じた。立憲民主党の米山隆一議員が質問。現在の日本経済はインフレであるのかデフレであるのか。植田日銀総裁は「現在はデフレでなくインフレの状態にあるという認識に変わりはない」と答弁。これに対して石破首相は「日本経済はデフレの状況にはない。しかしながらデフレは脱却できていない。いまをインフレと決めつけることはしない」と答弁した。日本の消費者物価指数上昇率推移は以下の通り(前年同月比:%)。       総合  エネルギー&生鮮食品を除く 生鮮食品2022年  2.5       1.1      8.12023年  3.2       4.0      7.42024年  2.7       2.4      7.0生鮮食品は2021年から24年の3年間で24.2%上昇した。23年のエネルギーと生鮮食品を除く総合は4.0%上昇した。この状況を見て「デフレから脱却できていない」「インフレと決めつけない」と発言するのは異常。石破首相は経済金融に疎いようだ。自分の言葉で話していない。背後で操っているのは...
生命科学

「近親交配」によって自分の遺伝子をより多く残すことができる!?……ハプスブルク家にみる「進化の法則」をめぐるジレンマ

「近親交配」によって自分の遺伝子をより多く残すことができる!?……ハプスブルク家にみる「進化の法則」をめぐるジレンマヒトもまた進化の法則に支配されている生物は進化する。そして、私たちヒトは生物である。したがって、もちろん私たちも進化する。だから、私たちも進化の法則に支配されていて、それから逃れることはできない。私たちは、しょせん進化の手のひらの上で踊っているに過ぎないのだ。だから、進化の法則を私たちに当てはめれば、私たちの体の形や行動についての理解が深まるはずである。以上に述べたことは正しい、と私は思う。ということで、進化の法則を私たちヒトに当てはめてみたのが、以下の話である。でも、この話の結論は正しいだろうか(ちなみに以下の話では、「子がいないより、いるほうがよい」といった表現が出てくるが、これは何らかの価値観ではなく、進化のメカニズムとしての話なのでご了承ください)。配偶相手は兄弟姉妹のほうがよい?生物は、自分の遺伝子をなるべく増やそうとする。つまり、なるべくたくさんの子を残そうとする。ヒトの場合は結婚したりして子を残すわけだが、さて、どうすれば自分の遺伝子をたくさん残せるだろうか...