2024-11-10

現代の米国

トランプの帰還「シントランプ2・0」

トランプの帰還「シントランプ2・0」米カリフォルニア州のニューサム知事カリフォルニア州知事、トランプ氏との闘いに向け臨時州議会を招集11月8日午前 9:54 ロイター米大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利したことを受け、米西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は7日、同州の価値観が脅かされるとして、12月2日に州議会を臨時招集する(カルフォルニア州の)ニューサム声明では。トランプ大統領が進める「憲法違反で違法な連邦政策」が、カリフォルニア州の住民に害を及ぼし、カルフォルニア州法の生殖に関する健康問題や気候変動などで対立するので、法廷で争えるよう臨時州議会を開いて州司法省の予算増加を検討すべきだ「カリフォルニアでわれわれが有している自由が攻撃を受けている。われわれは座視しない」。ニューサム知事によると、2017―21年のトランプ前政権中に、カリフォルニア州は連邦政権に異議を唱え120件を超える訴訟を起こした。カリフォルニア州は伝統的に民主党が圧倒的に強く、今回のトランプ圧勝でもハリス副大統領が勝利した(抜粋)[7日 ロイター]アメリカ大統領選挙の結果を認めない(疑似国家)カル...
現代の日本

トランプとハリスの違いの本質

トランプとハリスの違いの本質米国大統領選でトランプが圧勝して大統領に返り咲くことが決まった。トランプは全米の得票数でもハリスを上回った。共和党候補が民主党候補の得票を上回るのは2004年の子ブッシュ以来。カリフォルニア州での民主党候補者の得票が多く、大統領選の勝敗に関係なく、全米得票数では民主党候補が共和党候補を上回ることが多い。今回は、トランプ得票が全米でハリス得票を上回った。勝敗を分けた激戦7州のすべてでトランプが勝利した模様。獲得選挙人数はトランプ312対ハリス226になったと見られる。大差での圧勝。テレビ朝日「報道ステーション」の大越健介氏はわざわざ米国に足を運んで取材をし、口汚くトランプを罵った。トランプ支持者に取材し、その場では支持者の発言に反論もせずに聞き入れておきながら、日本に帰って報道する場面でトランプに罵詈雑言を浴びせた。日本のメディアもハリス全面支援の報道を展開し続けたが、結果はトランプの圧勝。私は日本時間の11月6日午後3時50分にブログ記事「第47代米大統領にトランプ選出」メルマガ記事「想定通りのトランプ勝利」を公開した。トランプが「勝利宣言」を始めたのが日本...
現代の世界各国

平壌の発射を受けて韓国がミサイルを発射

平壌の発射を受けて韓国がミサイルを発射ソウルは、この武力誇示は先週の北朝鮮による火星19型大陸間弾道ミサイルの試験に対する報復であると述べている。韓国の非公開の場所で発射された玄武2号弾道ミサイルのファイル写真。©  Keystone Press Agency/Global Look Press韓国メディアは軍の発言を引用し、韓国が木曜日に弾道ミサイル「玄武2号」を発射したと報じた。ソウルは、今回の実弾射撃訓練は北朝鮮によるあらゆる「挑発」の可能性に対する警告であると述べた。聯合ニュースは金曜日、韓国合同参謀本部の発言を引用し、短距離弾道ミサイルが演習で北朝鮮の発射台に見立てた黄海の標的に命中したと報じた。同メディアによると、ソウルの軍当局者は「わが軍は北朝鮮のいかなる挑発にも対応する強い決意と精密攻撃の能力と態勢を示した」と述べた。韓国の合同参謀本部も、隣国によるいかなる攻撃的行動に対しても「圧倒的な」対応を取ると約束した。ソウル軍は、米国とともに朝鮮民主主義人民共和国における軍事活動を引き続き厳重に監視すると付け加えた。木曜日の発射は、北朝鮮が日本海(朝鮮半島では東海として知られて...
現代の世界各国

敗退するイスラエル軍――武力は万能ではない 現代イスラム研究センター理事長・宮田律

敗退するイスラエル軍――武力は万能ではない 現代イスラム研究センター理事長・宮田律宮田律氏イスラエル国会、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の活動を禁止する法案を可決(10月31日) イスラエル国会は10月28日、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の活動を禁止する法案を可決した。とても国連加盟国の行為とは思えないが、イスラエルの政治・社会の極右傾向をまたも示すことになった。この措置によって、ガザやヨルダン川西岸などのパレスチナ難民の人道状況がいっそう劣悪になることは明らかだ。 今年1月、昨年10月7日のハマスの奇襲攻撃にUNRWA職員が関わったとイスラエルが主張したことを受けて日本を含む12カ国がUNRWAへの拠出金を停止したことがあった。その後、イスラエル政府はUNRWA職員の関与について具体的な証拠を示すことはなかった。上川外相(当時)は2月2日の会見で、「UNRWA職員への疑惑を極めて憂慮しております。国連の調査が行われている限り一時停止せざるを得ないという判断に至りました」と述べたが、イスラエルの主張を鵜呑みにし、ガザの人道状況よりも米国と歩調を合わせること...
現代の世界各国

米国はウクライナを見捨てるだろう ― オルバーン

米国はウクライナを見捨てるだろう ― オルバーンハンガリー首相は、ドナルド・トランプ次期大統領は紛争から撤退し、EUだけでは資金援助できないと述べた。ドナルド・トランプ次期米大統領はウクライナ紛争から自国を撤退させ、EU首脳を「不快で困難な立場」に置くだろうとハンガリーのビクトル・オルバーン首相が述べた。「前線の状況は明らかだ。軍事的敗北だ。アメリカはこの戦争から撤退するだろう」と同氏は金曜日、コシュート・ラジオに語った。「ヨーロッパだけではこの戦争の資金を賄うことはできない」オルバーン氏は、EU首脳の中には見込みのない事業に資金を注ぎ込み続けたい人もいるが、そうした意見を持つ人々の間で沈黙が広がっているとし、一方で政策の見直しを求める声もあると述べた。一方、ハンガリーやスロバキア、バチカンなど、緊張緩和と対話を主張してきた少数の国の主張が正しかったことが証明された、と彼は付け加えた。ゼレンスキーはロシアの凍結資金の全てを欲しがっているオルバーン氏の米国外交政策変更の予測は、今週初めの大統領選挙でのドナルド・トランプ氏の勝利を受けてのもの。共和党の同氏は以前、ウクライナ紛争を24時間以...